最近若い女子も車を運転中にくわえたばこをしているのをよく見る。
若い時の自分がそうだったように・・・・・
いまじゃァ考えられないけど、
いくら窓を少し開けてたといえど、よくまぁあんな密室で
タバコをパカパカ吸ってたもんだなぁ・・・と。
断煙前の煙草ひと箱の値段は２５０円。
いつもワンカートンで買ってた。
銘柄は何やったっけか、もう２３年前のことやで忘れてしまったけど
メンソールの１ミリタイプやった。
１７歳の修学旅行が初煙草
煙草、よう吸わんのやろ？って言われて
吸えるにきまっとるやろって強がって吸ったんが始まり。
それからは親が寝た後、１本２本と親の煙草をくすねてた。
卒業してから本格的に自分で買って吸い始め、
断煙する前はほぼヘビースモーカー。
一日３箱くらいは吸ってたかも・・・・・・
お酒飲むと増えたなぁ。
飲みだしたら２箱くらいは吸ってたかも。
脳みそが煙草的な考えに征服されとったよなぁ・・・
空気がおいしい場所で吸うたばこはうまい！とか、
美味しいものを食べた後の一服はうまいとか、
飲んでるときの一服は格別、やとか
運動して疲れたときの煙草はホッとする、とか・・・・
そんなヘビースモーカーやった自分が断煙しようと思ったきっかけ
⑴タバコが値上がりする話があった
⑵禁煙運動が盛んになってきた
⑶自分の体の不調に気が付いた
⑴ひと箱２５０円やった煙草、
ワンカートン２５００円とキリのいい値段やったけど
余分に小銭がいるようになるのがめんどくさかったし
煙草吸いやで値上がりが痛いと思った。
⑵昔々は煙草吸いの天下、駅の構内やろうが店舗内やろうが
どこでもタバコが吸えて
歩きたばこも当たり前にしていた時代やった。
嫌煙権運動が盛んになってきて、
今までみたいに好きな場所で吸えなくなってきそうやなと思った。
⑶犬の散歩をしてるとき自分の喉がゼーゼー言う事があって
それがやっぱ煙草のせいやなと感じた。
考えたら子供の時は煙草吸ってなかったんだし
寝てるときもタバコは吸ってないんだからやめられないことはない。
煙草を吸ってないときの人生より
吸っている人生のほうが長くなったから、
このまま煙草で健康を害することを考えたら
そろそろやめてもいいかな・・・・と。
やめられたきっかけは２つ。
ひとつは自分は自分が吸っている銘柄以外は吸わなかったこと。
途中で自分の煙草がなくなっても、人の煙草はぜったい吸わなかった。
シケモクも吸わなかった。
だんだんとたばこの自販機が減っていって、
自分の煙草を置いてあるところが減っていっても
売っているところを探してでも自分の銘柄のを買いに行ってたくらい
こだわるタイプやったこと。
もう一つは
飲んでるときにタバコがめちゃ欲しくなってたんで
お酒を飲んどるときにその飲んでる日だけでも吸うのをやめられたら
煙草はやめられるやろなって確信してたこと。
試しにお酒を飲んでた途中でタバコがなくなって、
普段なら絶対煙草を買いに出て行ってたけど、我慢してみよと
そのままお酒を飲み続けたら、何とか我慢出来て
次の日の朝になった。
いつもなら寝起き、即一服が始まりやったけど
煙草がないからそのまま我慢して過ごして・・・・・
結局その日から２度と煙草を吸うことはなくなり現在に至る、と。
１７年吸ってなくて２３年間吸い続けて、
吸い続けたのと同じ２３年を吸わなくなって過ぎた。
今は、タバコを吸っている人かどうかよくわかる。
あんなにも洋服からたばこのにおいがするなんて吸ってるときは
ちっともわからなかった。
臭いにおいだよなぁ～
今更ながら食べ物の味も台無しにしてたし、
いい空気、おいしい空気も台無しにしてた。
本当に断煙してよかったと感じる今日この頃。
煙草をやめたいと少しでも思っている人の「きっかけのきっかけ」
になればありがたい。
