オレオレ情熱的叩き上げ東大卒なババカが「大学に行けなかったせいで出会いのチャンスが無かったせいで!」と喚いた訳だが、ババカはahohoと比較して全ての出会い条件がより上だった。
メン募に関して、能力ではなく出会えるチャンス面から解説すれば
・地理的環境
・時間
・金
が重要な要素となる。
都会の方が人も多く設備も移動手段もあるので、時間的にも金銭的にも有利になり易い。
田舎では人数の分母が少ない上、スタジオまで遠くて数が少ない場合が多く、出会う場所の確保と出会う時間決めが困難。
それらの不利を解決する為にお金が役立つ事もある。
といった具合。
ババカはahohoとほぼ同じ地域のより駅に近い場所に、ahohoと同じく高校卒業と同時に引っ越し。社会人の上ユルイ職場で寮住まいで不況の前だったので金もあり、パートがギターなので運搬費用不要で運搬方法に悩まされる事ほぼ無し。
ahohoはそもそも音大は一つしか受験せず落ちたので適当に受験した短大で、ただでさえ必修科目が多いのにこれでもかという程講義を詰め込んでいたので学生と言えど暇でも自由でも無かったので、近場でメンバーゲットしたかった所、たまたま存在したサークルに入れたのだが、学内にサークル用のスタジオがあるような恵まれた環境では無かったので、社会人同様普通に金を支払い遠くまで重いキーボードを担いで電車で移動していた。
あとな、サークルにせよクラブにせよ大学に入りさえすれば自動的にどこでも入部許可されるのではないからな。お断りされたり強制退部だって有り得るし、そもそも大概の学生サークル・クラブは、『音楽やりたい奴だけを集めたからこの中で適当に気が合ったらバンドやってや』という物なのでサークル・クラブ内でメンバーゲット出来ない可能性もあるのだ。ahohoはたまたま有った珍しいタイプのにやる気アピールと応募が少ない事情のおかげ潜り込めただけで、応募時にかなり渋られていたしな。
ババカなら大学行っててもクラブ内メン募に失敗して居場所が無くなって通学が億劫になって留年してたかもな。
社会人が学外でメン募なら、もしゴタゴタ有ってもに出社に支障は無いが、学生が学内で、特にクラブやサークルを使ってメン募する場合は、その当人の性格次第では支障あるだろうし、「なんでも学生なら手軽気軽ズルい!」とか言うのは隣の田んぼがどうとか。