カマキリジャンキー ν(・ω・ν)

☆世界初のカマキリブログ ν(・ω・ν)

幸せという名のインコ

2011-03-28 23:42:03 | 泉先輩(日常)

 

酒を辞めて一ヶ月半。

 

その少し前から間食も辞めて体重は34kg減りました。

 

体脂肪率も2%くらい減って今は1617%で安定しています。

 

 

スラックスやズボンがぶかぶかになってきました。

もともと一回り大きいサイズを履いていたので尚更です。

スーツはリフォームに出してパンツはウエストを詰めるべきかどうかで悩んでいます。

 

昨年秋の人間ドッグでは肝臓と血液検査で引っかかりましたが今検査したらどういう結果になるのだろう。

ちょっと楽しみですw

 

 

話は変わって。

宮ノ川顕の「化身」という小説にハマりました。

一昨年に日本ホラー小説大賞をとった作品らしいです。

 

短編の3部作ですが全ておもしろい。

 

受賞作「化身」もさることながら書き下ろしの「雷魚」はファンタジー、「幸せという名のインコ」はサスペンスどれも秀逸です。

 

「雷魚」は釣り吉少年だったころの自分と重ね合わせて読みました。電車の中で泣きそうになりましたw

 

「幸せという名のインコ」はヨウム(オカメインコ)を飼いはじめた平穏な家族を描いた作品です。

自分もインコが飼いたくなってきました。

しかしラストが怖いです、背筋がゾクゾクします。

 

 

ムムム。

 


ラストエンペラー(北京旅行記)♯9グレートウォール後編

2011-03-27 06:28:49 | ラストエンペラー(北京旅行記)

前回(ラストエンペラー(北京旅行記)♯8)の続き

 

 

ガイドのチョウさんいわく頂上までは往復40分とのこと。

ちなみにチョウさんはバスで待機中。

見た目は木村祐一風だが穏やかな口調で日本語をしゃべる物静かな親日家ガイドだ。

 

 

万里の長城を登り始めて100メートルも満たない最初の城楼で脱落した自分。

他のツアー仲間を見送りこの場所で小休止することにした。

 

たったの100メートル、ここまで来るのに15分くらいかかった。

 

 

 

ここで待っていればみんなも登頂を終えすぐに戻ってくるだろう。

 

楼(ろう)はやぐら状になっていて人が一人通れるくらいのせまい壁をはしごで登り、屋上となる見張り台で時間を潰す。

見張り台はたたみ8畳ほどのスペース。

昔はここから外敵の進入を偵察し侵入者には矢を発射していたのだろう。

韓国人観光客が男数名でにぎわっている。男たちはひっきりなしにつばを吐いている。

 

 

楼の城壁には記念として彫り込んだ観光客のカップルの名前や日付がたくさん刻まれている。

ああ・・・世界遺産。。。

 

重く垂れ込めたガスの霧で北京の街並もほとんど見えない。

 

 

 

しかし退屈だ。待てど暮らせど誰も戻ってこない。

 

 

頂上までは往復40分のはず。

万里の長城に観光で設けられた時間は1時間ちょっとだ。

 

 

 

城楼からの景色。

 

 

 

一人でマイクロバスへ戻り車中で寝て待つことにした。

楼(ろう)からバスへ引き返すまでのたった100メートル足らずの下り坂がなんときつかったことか。

急斜面、しかも段差が一段一段まばら。

手すりに摑まっていないと足を滑らせたら一気に下界まで落っこちてしまいそうだ。

下りも登り同様に体力を消費するのだ。

 

規定の時間近くになるとツアー客たちがちらほらとバスへ戻ってくる。

車内で労をねぎらいながら話しを聞くとみんな頂上まで辿り着けずに戻ってきたらしい。

 

そんなに難関だったのか、万里の頂上恐るべしw

ってかどんだけハードルの高い観光スポットだw

 

 

ここで一つの懸念。

集合時間になってもツアー客の2名ほどが帰ってこない。

一人は女子大生さん、もう一人はわがブレーンのボーズさん。

 

 

先に戻ってきた人たちの話だとその二人だけはグングンと急ぐように頂まで駆け上がって行ったらしい。

 

脚質的に先行型のボーズさん、スノーボードでもいつも朝は調子よく午後になると失速するのを知っている。

頂上で腰をいわし戻って来られないのではなかろうか?

 

よぎる不安。

 

集合時間はとうに過ぎている。

 

遠く離れた中国の地で人生に終止符を打つとは・・・。

 

 

心配をよそにそれから数十分後、二人とも無事に帰ってきたw

 

ボーズさんは汗ダラダラ。

 

おみやげ屋で万里の長城の絵が描いてあるセンスのないTシャツの着替えまで買ってきていたw

 

 

 

 

頂上までの道のりは長く険しくチョウさんが40分で往復できるなんて言ってたのは大嘘であると。

 

急ぎ足で登ってもその倍の時間はかかるらしい。

 

 

こうして北京ツアーのハイライトとなるであろう万里の長城は勇者2名が見事制覇し幕を閉じたのであった。

 

 

 

 

 


ラストエンペラー(北京旅行記)♯8グレートウォール前編

2011-03-25 06:26:14 | ラストエンペラー(北京旅行記)

※前回(ラストエンペラー(北京旅行記)♯7)の続き。

 

 万里の長城。

降り立った地は北京郊外、南の関所「居庸関長城(きょようかんちょうじょう)」。

 

ここから頂上を目指す。

 

会社から許された有休消化で国外逃亡できたため気分はイヤでも高揚する。

 

北京最大の名所は韓国人、フランス人など観光客でごったがえしていた。

坂は急勾配で段の途中でへたり込んでいる人も多数。

 

スタート地点でツアー一行は互いのカメラで集合写真を撮りあう。

要所要所での全員揃っての記念撮影は故宮博物院からの恒例行事となっていた。

 

万里の長城もこれまで同様ガスっている。

険しい山々やアーチ型の雲台などスポットとなる背景がきちんと写らない。

 

たいした写真も撮れず目の前の坂をてくてく登る。

 

同行者のボーズさん、頭にバンダナみたいなのを巻いてなぜか気合満々。

案の定、開始3分も満たないうちにぜいぜい息を切らしていた(笑)

 

そんなんで登頂できるのか?w

 

 

 

ジム通い。

自分は趣味レベルであるが20代前半から10年以上スポーツジムに通い有酸素運動や軽い筋トレを続けている。

体力にはそこそこ自信があるのだ。

ランニングマシンでは傾斜のついたトレッキングコースを選択し仮想登山も行っている。

ツアー客のみんなにはこの万里の長城の急勾配、別名「男坂」は酷かもしれないと憂慮さえしていた。

たぶん頂上まで踏覇できるのは自分一人だけだろう。。。

 

 

 

 

一番最初に脱落したのはなんと自分である(泣)

 

 

そう、先日まで風邪で一週間寝込んでいて病み上がりの身。

 

たった100メートルも登ってない最初の関所で「酸素が足りねえ~、胸が苦しい~、足が上がらねえ~」と弱音を吐きしゃがみこんだ。

そこから更に先へ向かう勇者たちを羨望のまなざしで見送ることで精一杯。

 

 

こうして自分のグレートウォール制覇のもくろみは歴所に爪あとを残すどころか胸に大きな爪あとを残すトラウマとなったのであった。

 

 

 

 

万里の長城後半

ラストエンペラー(北京旅行記)♯9

へ続く。

 


東日本大震災

2011-03-16 20:55:05 | 泉先輩(日常)

この度の東日本大震災により、多くの方の尊い命が失われたことに深い哀悼の意を捧げます。

また、被災された皆様には心よりお見舞いを申し上げるとともに、皆様の安全と一日も早い復旧、復興をお祈り申し上げます。


私も生まれ育ったこの地にできることから恩返しさせていただきます。


ラストエンペラー(北京旅行記)♯7布団工場~ヤムチャ

2011-03-11 06:35:20 | ラストエンペラー(北京旅行記)

前回(ラストエンペラー(北京旅行記)♯6)の続き。

 

 

 天安門広場、故宮博物院を巡訪後はラテックスの布団工場を見学。

100%天然ゴムでできた体に良いと言われる枕や敷布団。

北京オリンピックの選手村で使用され出場者たちから好評だったらしい。

そんな商品紹介から効用説明までを日本語堪能な中国人女性から受ける。

長いすに腰掛けて聞いている我々は朝から歩き回っている疲れもあり眠たくってしょうがない。

そのまま体育館ほどの大きなフロアに促され多数展示された天然ゴムのマットレスを体験させられ寝具の販売会が催されたのであった。

 

旅先では財布の紐も緩む(笑)

中国でも布団屋は衝動買いさせる天才なのだ。

 

以下割愛。

 

 

そして昼食。

広東風飲茶(かんとんふうやむちゃ)。

円卓を囲み食す。

種類豊富な見た事もない料理たち。

ツアーメンバーの誰かしらが味見をし、反応が良ければ自分も口にするという石橋を叩いて渡る方式で臨んだw

 我々は非日常的で食欲を減退させる食事を共有することにより妙な結束力が芽生えつつあった。

 

  

特別おいしい食べ物はなかったが昨夜のしゃぶしゃぶより味は向上。

チャーハンは昨日より少し塩っ気があった。

スライスしたりんごはそこそこおいしかった。(普通のりんごなのだが)

 

 

 

腹ごしらえを終えた一同はマイクロバスで次の目的地へ移動。

 

北京市内を走行している車はみんな汚れている。黄色いチョークの粉が積もったようなボディ、たぶん黄砂の影響。指でなぞるとそのまま絵が描けるはず。

洗車をする習慣もないのだろう。

 

フォルクスワーゲンがやたら多く走っている。

たまに見かけるホンダの車には「HONDA」ではなく漢字で「本田」のプレートが貼ってある。稀に「豊田」もあった。

それとよくわからないのだがヨーロッパ車でも日本車でもリアの車名の部分に「上海」というプレートが貼ってあるものが多々見受けられた。

上海製とでも言いたげな。

 

 

30分ほどバスに揺られ今ツアー最大の山場、万里の長城へ到着した。

   

ラストエンペラー(北京旅行記)♯8

へ続く。

 


ラストエンペラー(北京旅行記)♯6紫禁城

2011-03-10 06:20:24 | ラストエンペラー(北京旅行記)

前回ラストエンペラー(北京旅行記)♯5の続き

   

 天安門広場の歩道から地下通路を抜けると天安門へ辿り着く。 

天安門とは紫禁城(しきんじょう)の正門のこと。

入り口にはいかめしい顔の守衛が警戒中。

ここでは立ち止まることが禁止されていて
毛主席の油絵を横目に人波に押される形で入場。

        




紫禁城。

ここが中国最大の宮殿群、清代最後の皇帝・愛新覺羅 溥儀(あいしんかくら ふぎ)の育った居城だ。

帰国してからラストエンペラーのDVDを観て知ったのだが(笑)



ちなみに現在は故宮博物院(こきゅうはくぶついん)と呼ばれ一日に5万人が訪れる観光名所となっている。

 

 

金の水瓶、日時計、触ると幸せになれるという金の竜(たった5cmほどで拍子抜けしたw)、皇帝が使用したといわれる玉座と見所も満載。

清朝の歴史好きにはたまらないものばかりだろう。

 

 

 皇帝 溥儀が座ったとされる玉座。(映画では違う椅子だった)

 

 

 

ここで今ツアーの同行者であり15年来のわがブレーン、ボーズさんに「午門(ごもん)」前で記念撮影してもらう。

 

この「午門」の表札を手のひらに乗せた感じで撮ってもらうように注文したのだがまったくダメだった。

 

 

 

 

 

なんだこれ。。。

 

 

 

午門離れすぎだろ。。。(汗)

 

 

 

 

ラストエンペラー(北京旅行記)♯7へ続く。

 

 


ラストエンペラー(北京旅行記)♯5天安門広場

2011-03-06 09:04:48 | ラストエンペラー(北京旅行記)

※前回(ラストエンペラー(北京旅行記)♯4)の続き。

 

北京二日目。

 

 

ホテルの朝食は620分から。

 

昨夜は疲れていたせいか缶ビール2本で熟睡。目覚めも良かった。

そのためビュッフェ形式の料理どれもがおいしそうに見える。

色々と皿に盛ったのだがこれが間違い、どれもさっぱり口に合わず。

料理の見た目と味が違うのだ。

塩と砂糖間違えたの?ってくらい悪い意味で期待を裏切ってくれる。

唯一まともなベーコンをおかずに無味チャーハンを白米に見立ててかきこむ。

 

 

今日は一日ハードスケジュールなのだ。

 

ガイドのチョウさんを乗せたトヨタのマイクロバスが8時にホテルへお出迎え。

チョウさん、昨夜はネット通販で日本の電化製品を購入したとうれしそうに語っていたw

この人案外お金持ちなのねw

 

 

本日のスケジュール一発目。

まずは数々の歴史の舞台となった天安門広場へ。(←パンフレットそのまま引用)

 

目的地付近の道路からバスを降りると観光客目当ての物売りたちがわあっと駆け寄ってくる。

帽子や手袋を買うようにしつこく勧めてくる。

 

ツアー一行は無視して天安門広場へ向かう。

 

今日も北京はわけのわからないガスに覆われていて日の光もさえぎられている。

それでもこれが北京の「晴れ」なのだw

 

チョウさん、「今日もスモッグが出ている。でもこれが普通。」

なんのスモッグだ?吸い込んじゃって大丈夫なの??(汗)

 

 

 

今我々が立っている場所は10万人が収容できるといわれている天安門広場。

 

スモッグの先、長安街通りの向こうが天安門。

毛沢東の肖像画が霞んで見える。

 

 

 

これより天安門をくぐり映画「ラストエンペラー」の舞台となった紫禁城へ入場となる。

 

ラストエンペラー(北京旅行記)♯6へ続く。

 


ラストエンペラー(北京旅行記)♯4夜の北京

2011-03-05 09:01:46 | ラストエンペラー(北京旅行記)

前回の続きラストエンペラー(北京旅行記)♯3

 

 東来順(とうらいじゅん)にてダイエット食とも取れる味気ないしゃぶしゃぶを済ませた後ホテルへ向かう。

 

 

北京市内は午後5時過ぎ。

片側5車線、計10車線の幹線道路は帰宅ラッシュで渋滞天国と化す。

 

日本だったら大事故が発生したの?と思えるくらい気が遠くなるほどの渋滞。

合流地点ではクラクションが鳴らされ隙あらば割り込む。

路線バスが当然のように一般車両を煽る。

オートバイも自転車も我先にとばかりに突っ込んでくる。

喧騒、雑踏これが日常なのだ。

 

ここまでひどい交通事情の中で毎日車通勤なんて東京でも考えられない。

 

 

 

 

我々が滞在するホテルは「唐山ホテル(とうざんほてる)」。

北京郊外にあるシティホテルだ。

 

同国のビジネスマン向けのホテルなのか従業員は中国語しかしゃべれない。

 

チェックインしスーツケースを部屋に置く。

そしてそそくさとボーズロックさんと夜の北京市街を散策に出かける。

 

満足に夕飯が摂れなかったのでとりあえず吉野家を探すw

 

吉野家、マクドナルド、ケンタッキー、ピザハットは北京市内のあちこちに点在する。

 

 

 

吉野屋の店員ももちろんネイティブチャイニーズ(笑)

ペプシコーラを販売しているのにもかかわらず「ペプシ」も「コーラ」も通じない。

メニュー表を指差して注文するw

 

丼のサイズを指定するも「ラージ」も「スモール」もわからない。

身振り手振りで「スモール!スモール!並!並!」と注文するとなぜかキムチが出てきた。

 

 

 

味は日本とほとんど同じだったが気分的に残した()

 

 

ホテルに戻る足でセブンイレブンへ寄りエビアンと缶ビールを購入。

コンビニでは袋が有料となる。

 

ぐちゃぐちゃに折りたたまれたぼろぼろの釣り銭を渡され絶句。

 

 

 

帰ってからシャワーを浴びるとドライヤーがないことに気付く。

「ドライヤー!ヘアドライヤー!!」と受付へコールするもさっぱり通じず。

髪の毛びしょびしょのスウエット姿のまま1階のカウンターへドライヤーを催促に行く。

 

 

 

 

あ~、めんどくさい。。。(汗)

 

 

 

こうしてぐいっとビールを飲み干し明日の世界遺産巡りへ備えるのであった。

 


ラストエンペラー(北京旅行記)♯3景山~しゃぶしゃぶ

2011-03-04 08:56:18 | ラストエンペラー(北京旅行記)

前回の続きラストエンペラー(北京旅行記)♯2

 

  什刹海(シーシャーハイ)・胡同(フートン)の散策を終え時間は午後3時。

  

夕食にはまだ早いということで急遽「景山(けいざん)」へ立ち寄ることとなった。 

景山は故宮博物院の見下ろせる人口の山。 

本来は明日のスケジュールに組み込まれていたのだが前倒しで敢行。

 

10分ほどで登頂。 

あいにくの空模様で景色はよくないが北京ではこれが晴天とのことw

故宮博物院が霞んで見えます。

 

 

 

 

 

 

 

そして待ちに待った夕食!

 

しゃぶしゃぶの老舗「東来順(とうらいじゅん)」で食事です!

 

北京の歴史を知らない自分には楽しみといったら食事だけw

 

僕の大好きな三国志と北京は関係ないと先ほどチョウさんに淡白に教えてもらったからね。

もうあんまり魅力ないぜ、北京w

メシに全精力を注ぐのだ。

 

 

 

しゃぶしゃぶ~~!!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

・・・おいしくない(泣)

 

 

 

他のツアー客も苦虫を噛み潰したような顔。

 

 

高価なラムや牛、豚肉らしいのだがパッサパサに干からびているのだ。

肉以外の料理も味気ない。

チャーハンも塩っ気がない。

 

 

すべてにおいて薄味過ぎるのだ。

 

 

 

 

これが北京料理クオリティか?

 

ほとんど口にせず今夜泊まるホテルへ向かうのであった。。。

 

※ちなみにどこのレストランでも水は出されないので常にミネラルウォーターは携行していました。

ウエットティッシュもあれば重宝します。

 

ラストエンペラー(北京旅行記)♯4へ続く。