日々の寝言~Daily Nonsense~

日々の出来事への感想、雑感、思いつき、ぶつぶつ・・・

桜とブルームーン

2018-03-31 19:01:52 | 好き
今日は満月で、
1月のスーパー・レッド・ブルームーンに続いて、
またまたブルームーン!

東京はもうだいぶ散ってしまったが、
月明かりの桜が楽しめるところはいいなぁ。
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終わりは始まりのなかにある

2018-03-31 18:15:49 | 音楽
「最後の一音は最初の一音の論理的な帰結でなければならない。
 終わりは始まりのなかにある。」

指揮者チェリビダッケが音楽について
語った言葉の中でも、
印象に残っているものの一つ。

「終わりは始まりの中にある」
ということは、逆に言えば、
始まりは、まだ現れてはいない終わりから
逆算されていなければいけない、
ということでもあるだろう。

それはまさに、人間の知能の
本質を突いているように思われる。

今日たまたま、あるプロジェクトの最終報告会があり、
そこで、プロジェクトリーダーが、
プロジェクトの最初に掲げたスライドと
全く同じスライドを出して、
我々は最初に掲げたことをしっかりとやり切った、
と感動的に宣言した。

それを見ていて、このチェリビダッケの言葉を
思い出した次第。

音楽に限らず、すべての良いものに
当てはまるだろう。

人生においてもまた、
かくありたいものだ。




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源平桜

2018-03-30 21:41:34 | 好き
家の近くにある桜の木は、
一本の木に、白い花とピンクの花が
一緒に咲いていて、とても風情がある。

ちょっと桜の木が、
羞ずかしがっているような。

検索してみたら、
「源平桜」と言うようで、
梅や桃では多いが、
桜は珍しいらしい。


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実存と構造と人工知能

2018-03-24 09:49:23 | 
三田誠広さんの「実存と構造」
橋爪大三郎さんの「はじめての構造主義」
を読んだ。

三田さんは、実存と構造は
コインの裏表で、
実存の孤独が、
隠された普遍的パターン=構造の中に
回収することで癒される、と言う。

ふーん、という感じ。

橋爪さんの構造主義入門は、
レヴィ・ストロースを中心に、
数学との関係も含めて
わかりやすく説明している。

今の人工知能を支えている機械学習は、
たくさんの事例から学習するらしいが、
個々の事例は実存で、
そこから抽出される潜在的なパターンが構造、
ということであれば、機械学習というのは、
構造主義的な営み、ということに
なるのだろうか?

そういえば、昔々に、
群不変性に基づく特徴抽出の理論
というのも聞いたことがあったような。

そうしたパターンは、言語化されずに、
ある種の神託やタブーとして社会システムに
組み込まれていたわけだが、
人工知能が普及すると、だんだん
そういうふうに回帰してゆくのかもしれない。

なんだかわからないが、
人工知能の言うとおりにすると
うまくゆくのだから、
そうしておこう、みたいな・・・

もちろん、自動運転の事故のように、
人工知能でも避けられない事故や厄災は起こる。
今の金融市場のように、ゆらぎが増幅されて、
良くないことが起こることもあるだろう。
自律兵器への利用ももちろん心配だ。

ブラックボックスではない、説明できる人工知能
というのは、レヴィ・ストロースの神話学のように、
その構造を明示化、言語化しようとするもので、
やはり西欧的理性という感じがする。

「神」が使えない近代に、
神託的なものとどう折り合うのか?

というのは「人工知能が人間を超えるか」、
とか、「人工知能が仕事を奪うのか」、
ということとは別に、むしろそれらよりも、
今考える必要がある問題で、
案外と答えが難しい問題なのかもしれない。

などということをぐだぐだと考えるのは
愉しいのだが、でも、堂々巡りから抜けられない
のは悲しい。


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Leonard Cohen - You Want It Darker (Lyric)

2018-03-21 22:12:49 | 音楽
Leonard Cohen - You Want It Darker (Lyric)


Leonard Cohen の歌は、
詩の朗読だ。

この動画は歌詞がついていて嬉しい。

末期がんの病床で作ったという
遺作となったアルバムのタイトル曲。

(神よ)わたしはここにいる。
わたしは準備ができている。

最期までかっこ良すぎるなぁ・・・


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かわいい子供には失敗をさせる

2018-03-21 21:53:27 | 生きるヒント
「毒親」(という言葉があったのだ)
についての本をいくつか読んだ。

表面に現れる形はいろいろだが、
本質的なことは「無意識に子供をコントロールする」
ということだろう。

本人はそれが子供のため、
と思っている。

その根には、自分の世界に関する不安がある。

コントロールすることの快感は、
世界をコントロールできていないと、
あっという間に駄目になってしまう、
壊れてしまうのではないか、
という不安と表裏一体だ。

うちの親もそういう傾向はあって、
何より、子供の失敗を許さない、というか、
子供に失敗させないタイプだった。

失敗しそうな芽は、
先回りして摘んでおく。

本人は子供のため、
と思っているわけだが、
それは子供の精神的な成長を
大きく阻害する。

なぜなら、人は、
失敗から多くを学ぶからだ。

成功からは自信を得るが、
小さな失敗こそ、折れない心、
自分で考えて工夫する心、つまり、
成功に導く心を作るために
不可欠な経験だ。

子供が小さな失敗ができる環境を整えて、
そこで、大きな失敗からは保護しつつ、
子供の成長を見守る。

自らを振り返って、
自分もまた、そういうふうには
あまりできなかったなぁ、
と思う。







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カズオ・イシグロ「遠い山なみの光」

2018-03-21 21:19:36 | 
Kindle で読む本を探していたら、
「ユリイカ」がカズオ・イシグロ特集を
出しているのを見つけた。

その中に「遠い山なみの光」についての
評論もあり、それが、自分の記憶と
かなり違っていたので、改めて読み直した。

そもそも、昔、文庫本で読んだときには、
ほとんど無い筋を追っただけで、
なんだかよくわからない世界でのとても暗い話だ、
という印象くらいしか残っていなかったのだ・・・

読み直してみても、とても暗い話だ。

「ユリイカ」では、
中井亜佐子さんという方が、
女性=抑圧されたものの語り、
という観点から、この作品を
「わたしを離さないで」と対比させていて、
なるほど、と思ったが、
しかし、もっともっと暗い、
というか怖い。

これは怪談だ。

万里子さんはずっと不気味だし、
子猫を殺す佐知子も怖いし、
何より、いい人に描かれている悦子さんが怖い。

いかにも日本的?な、感情の屈折した会話と、
日本のような日本でないような
冥界的な不思議な世界も怖い。

5歳で日本を出てしまったのだから、
これは小津さんの映画などから
形づくられたものなのだろうか?

佐知子さんと万里子さんの物語が、
悦子さんと景子さんの物語と同型で、
どちらも、外国人と結婚して(しようとして)
娘を犠牲にしてしまう。

佐知子さんと万里子さんの物語は、
自らの苦悩を相対化するために、
悦子さんが勝手にねつ造したのでは?
とも思える。

実際、作品のラスト近く、
長崎で稲佐山に出かけたことが
振り返られるのだが、そこには

「あの時は景子も幸せだったのよ。
みんなでケーブルカーに乗ったの」
という悦子さんの言葉がある。

しかし、物語の半ばにある
稲佐山へのお出かけのエピソードでは、
そのとき景子さんはまだ
悦子さんのお腹の中にいた
ことになっている。

これは作者のミスなのか、それとも、
人の記憶のいい加減さ(不誠実な語り手)
を示すためのものなのか、
それとも・・・

 * * *

「実存主義」という言葉は遠い昔に廃れているが、
別に「実存」がこの世界から無くなったわけではない。

というか、実存=近代的自我、があまりにも
あたりまえのものになったので、
言葉としては廃れただけだ。

カズオ・イシグロも当然ながら、
「実存」をめぐる物語を、
丹念に作り上げる「実存主義的」作家だ。

イシグロさんの功績の一つは、
「実存」の内実が
「記憶」に懸かっている、
ということに新しいやり方でライトを当てて
いることにあるのかもしれない。

カズオ・イシグロは、
その「記憶」が、実にいい加減で、
不誠実なものだ、ということを通して、
「実存」の脆さ、哀しさ、卑怯さ、闇の深さ、
そして、逞しさ、を暗示する。

読者は、そこに示されるものと、
自分の中にあるものとの共鳴を感じる。

なんだか、カミュの作品でも
読み返してみたくなったなぁ・・・
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百花繚乱

2018-03-04 23:32:36 | 生きるヒント
日本選手団の主将を務めた小平奈緒選手の言葉

「当初、五輪が開かれる前に、
主将として私なりの目標として
『日本選手団の百花繚乱(りょうらん)』
という言葉を掲げました。」

「全ての選手が、自分が主役だと思って
臨んでくれたことが結果につながった。」

世界スプリントでの体調不良
というのが心配だ。


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渡辺棋王のA級陥落

2018-03-04 23:11:35 | 将棋・ゲーム
A級順位戦については、もうひとつ、
渡辺棋王の陥落にも驚いた。

今季は勝率も5割に届かず、
不調が続いていて、竜王も失った。

一時は、羽生さんの次の世代を担う棋士
と思ったのだが、効率よく竜王位を積み重ねたものの、
名人奪取は佐藤天彦さんに先んじられて、
今年は一気に凋落してしまった感じ。

いろいろな要因があるのだろうが、
やはりスマホ疑惑事件が
尾を引いているのだろうか?

A級陥落の一戦が、三浦九段との
対局だったというのも、何というか・・・

それに加えて、元々、棋理に明るい直観派で、
早めに勝ち易い形に持ち込むのが上手だったので、
今のコンピューター将棋の影響による大変革の中での
切替えが難しいのかもしれない。

まだ衰えるには早いので、
もう少し立て直して復活して
欲しいものだ。

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A級順位戦が大混戦

2018-03-04 22:58:23 | 将棋・ゲーム
将棋の名人位挑戦者を決める
A級順位戦が大混戦になっている。

3月2日の最終戦を終えて、
6勝4敗が6名!

今日からプレーオフが始まった。

いやはや、すごいことだ。

藤井さんも相変わらず勝ち続けていて、
あっという間の六段昇段。
年間勝率が歴代ランキングで羽生さんを超えそう。
もしかして、竜王挑戦もあるのではないか?

こちらもすごいことだ。


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Amazon Echo(9)

2018-03-04 22:50:54 | PC、IT、AI
結局、Alexa は音楽再生に
いちばんよく使っているのだが、
インタフェースの動きは
よくわからないことが多い。

Tory Kelly について検索した後で
「ハレルヤを聴きたい」と言うと、
「Tory Kelly のハレルヤを再生します」
となって嬉しかったのだが、

その後、Pentatonix の CD を
amazon で買った後は、
「ハレルヤを聴きたい」と言うと、
「Pentatonix のハレルヤを再生します」
と言うようになった。

「Tory Kelly のハレルヤが聴きたい」
と言っても、
「すみません、よくわかりません」
と言われてしまう・・・

プレイリストと、購買履歴などの
データに基づいて、楽曲を出してくるのは
分かるのだが、それが気にいらないときに、
動作をどう制御すればいいのかが
未だによくわからない。

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春が来た

2018-03-04 22:49:12 | 雑感
春一番も吹いて、
一気に暖かくなった。

明日からはまた寒くなるようだが、
春がそこまで来ていることを感じる。

思うに任せないことが多いこの頃だが、
そうした諸々も春になると良いのだが・・・

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平昌オリンピック雑感(2)

2018-03-04 22:23:51 | 雑感
平昌オリンピックでは、
たくさんの「感動秘話」
番組があった。

これから始まる
パラリンピックでも
たくさんあるだろう。

選手の姿やパフォーマンスを見て、
心を動かされるのは事実だし、
そういう番組を見て、涙が出そうになるのだが、
でも、選手のパフォーマンス以上の感動は、
なんだか余計な感じもする。

それは「感動のための感動」、
「パフォーマンスの消費」
になっていると思う。

選手は、もっとずっとクールに、
目標と覚悟を決めて、
できることをしっかりとやって、
自分の力を信じて戦っているのだから、
それに「感動」という付加価値をつけて
「商品」のように消費してしまうのは、
ちょっと残念な気がするのだ。

まぁ、テレビも商売だから
仕方ないのだが・・・


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