日々の寝言~Daily Nonsense~

日々の出来事への感想、雑感、思いつき、ぶつぶつ・・・

堀辰夫「菜穂子」

2013-07-31 21:13:41 | 
「風立ちぬ」に続いて読んだ。

同じサナトリウム小説だが、
こちらはもう少しシリアスというか、
自我のぶつかりあいの小説。

自我が溶け合うような瞬間を描いた
「風立ちぬ」が桃源郷だとすれば、
こちらは砂漠、とまではゆかないが、
ずっと暗い色に塗られている。

福永武彦の「愛の不可能性」、
「不毛な愛」にもつながってゆくような・・・
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堀辰夫「風立ちぬ」

2013-07-31 20:54:30 | 
iPad の青空文庫で読んだ。

日本のサナトリウム恋愛小説の頂点。

読んでいて切なくなる
繊細な心の動きを捉えた文章。

甘ったるくて、ムズムズするとも言えるが、
そういうのもいいと思う。

気に入ったところをいくつか抜き出す。

「私、なんだか急に生きたくなったのね・・・」
それから彼女は聞こえるか聞こえない位の
小声で言い足した。「あなたのお蔭で・・・」

私の身近にあるこの微温い、好い匂いのする存在。
その少し早い呼吸、私の手をとっているそのしなやかな手、
その微笑、それからまたときどき取り交わす平凡な会話、
(中略)
こんなささやかなものだけで私達がこれほどまで
満足していられるのは、ただ私がそれをこの女と
共にしているからなのだ、と云うことを私は確信して居られた。

私達のいくぶん死の味のする生の幸福はその時は
いっそう完全に保たれた程だった。

そのうちに私は不意になんだか、こうやってうっとり見入って
いるのが自分であるような自分でないような、変に茫漠とした、
取りとめのない、そしてそれが何んとなく苦しいような感じ
さえして来た。

或いはひょっとしたら、それも矢っ張お前のためにしているのだが、
それがそのままでもって自分一人のためにしているように自分に
思われる程、おれはおれには勿体ないほどのお前の愛に慣れ切って
しまっているのだろうか?それ程、お前はおれには
何にも求めずに、おれを愛していて呉れたのだろうか?・・・・
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おいしい麦茶の淹れ方

2013-07-30 20:31:24 | 食べ物
あさイチで麦茶を取り上げていた。
健康にも良いらしい。

おいしい麦茶の淹れ方は、

0)崩していない丸粒の麦茶を使う

1)20秒くらい弱火で煎る

2)水1リットルあたり20グラムから30グラム
(大さじ6杯)を麦茶用の紙の袋に小分けして入れる

3)沸騰したやかんのお湯に投入する

4)ふたをして火を止めて30分待つ

5)ティーバッグを取り出して捨てて、
 入れ物に移して冷やす

おいしい麦茶は、なんともいえず、
ふわっとしていて優しい。

京都で飲んだのがおいしかったなぁ・・・
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最良のそして最後のチャンス

2013-07-30 20:29:57 | 政治・経済・行政情報
ウォールストリートジャーナル日本版の記事から。

アベノミクスは、日本経済再生の
最良にして最後のチャンス、だそうだ。

確かに、もう後はないはずだが、
その割に緊張感が無いような・・・
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自慰的な人生

2013-07-30 20:27:48 | 生きるヒント
自分が働いた結果として、
自分以外の具体的なだれかが
長期的に幸せになったことはあっただろうか?

ただ、自分への言い訳、というか、
自分の存在意義を確認するためだけに、
自分が何かをしたという気持ちになるためだけに、
働いてきたような気がする・・・

毎朝、そんなことを考えながら、
冷や汗をかき、ムカムカする胃をなだめつつ
起き上がるのはつらい。
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ベーシックインカム

2013-07-29 23:00:33 | 生きるヒント
gooブログのエントリーから

働くことによる富の分配
というシステムが破綻しつつある
ということだと思う。

マックスウェーバーやマルクスは
そこまで見抜いていたのかどうか。

しかし、ベーシックインカムが良いのかどうかは
これまたよくわからない。

上記ブログの著者も懸念しているように、
金銭的インセンティブが弱くなったときに、
きつい仕事に就く人が減るのではないだろうか?

こちらのブログ記事も参考になりそう。
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がん患者遺族が不愉快に感じた言葉

2013-07-29 22:56:11 | 生きるヒント
毎日.jp の記事から。

◇遺族が傷つく言葉(回答が多かった順)

(1)興味本位のせんさく
「一緒に住んでいたのに(病気に)気づかなかったの?」
「がん家系なの?」
「健康診断は受けていたの?」

(2)無理して頑張っていることに気づかない言葉
「意外に元気ですね」
「もうそんなことができるくらいになった(悲しみが癒えた)のね」

(3)価値観を押しつけるような言葉
「もっと大変な人がほかにもいます」
「つらいのはあなただけじゃない」

(4)死別による「よい面」を強調する励まし
「自由になったね」
「旅行にも行けますよ」

(5)金銭面の質問
「保険金はもらえた?」
「遺族年金はいくらぐらい?」
「生活費はどうしているの?」

批評的な言葉や、無用な詮索、そして
価値観を押し付ける言葉は
やめたほうがよい

支援しているということ、はげましを
態度や行動で示すことが大切、
ということだ。

これは別に、
がん患者に限ったことではないだろう。

このブログでもわかるように、
批評的な言葉が多いので気を付けないと・・・
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大崎善生「将棋の子」

2013-07-29 22:55:36 | 
将棋の奨励会(プロ棋士養成機関)を退会した人を中心とした
ドキュメンタリーと小説の中間のようなノンフィクション作品。

煽るような文章で読ませる。
一つの物語の中に、ほかの小さなエピソードを埋め込む
という構成も上手だと思った。

ただし、上手なんだけど、
上手さが目立つとういうか、
アマチュアっぽい文章でもある。

そのへんが、人によっては気障っぽいというか、
自分の文章に酔っているような
感じが鼻につくかもしれない。

とはいえ、内容は、あのときにあの場所にいた人
にしか書けないもので、渾身の、いや、畢生の作品だ。

自分が将棋界に惹かれるのがなぜか、
少しわかったような気がした。

奨励会を含む将棋界というのは、
普通の世界のある部分を凝縮して、
デフォルメしたようなものだ。

そもそも、将棋の強さですべてが決まる、
というところがすごい。

これはまぁ、ほかのプロスポーツでも
似たところはあるとしても、
奨励会の厳しい年齢制限は、
他にはあまり無い制度ではないだろうか?

それが、この本のメインテーマにもなっている。

一定の年限内にプロ棋士になれないと、
退会しなくてはならない。

10年以上の人生を、それも自分だけでなく
周囲の人たちについても注いだ努力が
ほとんどすべて無になってしまう。

外にいる自分には、中の人の気持ちや苦労は
想像すらできないが、期限が近づいた人には
ものすごいプレッシャーだろう。

天才として生まれて、名人という夢をもち、
夢に向けて力を尽くし、激しい競争をして、
それに敗れて追い出される・・・

うーん、全くうまく書けないが、とにかく
人生のいろいろな暗黙的なことがらを、
くっきりと明確にして短い時間に圧縮したような世界。

それが、そこで起こる人間ドラマの陰影をも濃縮して、
ものすごく色濃いものにしている。

そういう意味では、
Never Let Me Go の世界にも似ているかもしれない。

最後は、予定調和的に、
将棋の奥深さを讃える形で終わっているのだが、
これはいかにもとってつけたような結論で、
そう簡単には納得できなかった。

読み終わった後、
自分はいったい何の子なのだろう?
などと考えてしまった。

改めてそう考えると、
何の子でもないような・・・

天才ではないからしかたないか。

それにしても、大崎さんは
この一生に一度のネタを書いてしまって、
他に書くことがあるのだろうか?
などと余計な心配をしたが、
その後も着々と作品を出版しているようだ。

次は、「パイロットフィッシュ」を
読んでみたい。
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「風立ちぬ」

2013-07-29 22:49:22 | 映画・ドラマ・テレビ
堀辰夫の小説のアニメ化だとばかり思っていたら、
物語は宮崎駿さんのオリジナルらしい。

ゼロ戦設計者の堀越二郎さんと
堀辰夫をあわせるというのはすごい・・・

レビューを見ると、
いつものように賛否両論。

何を作っても話題になるのは、
さすが村上春樹と宮崎駿だ。

でも、いつもとはちょっと違う論調もあって、
興味をそそられた。

とりあえず気になったのは
gooブログのランキングトップになっていたこちらのレビュー

ここに書かれた主人公の酷薄ぶりは、
ちょっと自分のことを書かれているようで、
ちょっとどっきりした。

こちらにはいろいろな関連情報が。

後悔しそうだけど、怖いもの見たさで、
見に行ってみようかなぁ。
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愛が足りない

2013-07-29 22:48:21 | 生きるヒント
やっぱり、根本原因は、
愛が足りない

ということになるのか・・・

自分への愛(自己中ではなくて)
周囲の人や物への愛

自分を愛して、
自分が好きなものを愛して、
そこから始める。

それが楽しく生きるための
秘訣のように思われる。
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クール・ジャパン法 ~日本の魅力をビジネスへ~

2013-07-29 22:46:27 | 政治・経済・行政情報
クール・ジャパン法 ~日本の魅力をビジネスへ~


見てもらうための戦略としてはありなのだが、
それにしても「恥を知れ」という感じもやはり・・・

という以前に、
「リスクの高い事業だから民間だけではできない」、
というのはどうなのだろう???

ベンチャーキャピタルという概念は
日本には無いのだろうか?

しかも、支援を担当する人たちが
このセンスというのはさらにどうなのだろう???

何かが根本的に間違っていないか?
と思ってしまうのは頭が古い?
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チャレンジする社会

2013-07-27 22:30:19 | 雑感
チャレンジする社会とは、
見方を変えれば、
ほとんどの人が敗者となる社会だ。

日本はずっと、
ほとんどの人がそこそこ幸せに暮らせる社会
だったのだが、グローバル化の中で、
多くの国と同じく、
ほとんどの人が幸せになれない社会
になりつつあると思う。

世界ではそっちのほうが
あたりまえなのだ。
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うるわしの花塩

2013-07-27 19:18:54 | 食べ物
沖縄のおみやげにいただいた。

うるわしの花塩

サンゴカルシウムがたっぷりで
まろやかなおいしさ。

冷奴やてんぷらなどにもよさそう。

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死を内包する生

2013-07-27 10:05:58 | 生きるヒント
死は最初から
わたしたちの中に
組み込まれてある

そう思えば
死ぬこともまた
自然なことだ

生きて、そして、死ぬ

自然の営み

それに任せ、ゆだねることが
できないということが

人間の弱さであり、
そして強さである



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中味のある生き方

2013-07-27 10:02:17 | 生きるヒント
何か自分の好きなことの周辺で
コアとなるスキルを身につけて
それを活かすことで自然に人脈を広げて
少しづつ着実に成長してゆく

そんな生き方ができれば理想だ。

中味が無いから虚勢を張って
無理をしていろいろ手をだしても
どれもうまくゆかない・・・
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