日々の寝言~Daily Nonsense~

日々の出来事への感想、雑感、思いつき、ぶつぶつ・・・

渡辺竜王の戦略性

2011-02-28 20:59:07 | 将棋・ゲーム
棋王戦五番勝負の第2局は、
後手久保棋王のゴキゲン中飛車に
先手の渡辺竜王が超急戦で対向。

研究十分の竜王が
37手目に新手▲1三龍を出して、
久保さんが対処を誤ったらしく、
竜王の快勝となった。

竜王戦もそうだったが、
タイミングを見計らって、
ここぞというところで
取っておきの研究手を出してくる。

そもそも、賞金額が最大の竜王位を守り、
羽生さんに勝ち越している、ということが
渡辺竜王の非凡な戦略性を
如実に表していると思う。

常に、最小の力で、
最大の効果を狙っている
という印象。

昔風の「勝負師」とは違うのだが、
自分の能力をよく知り、
それを最大限に発揮させるということに
すごく長けていると思う。

それにしても、久保さんとしては
頭の痛いことになった、
という感じだろう。

有効な対策ができないと、
後手番では勝てなくなってしまう・・・

かといって、逃げるのも悔しい。

五番勝負なのが惜しいくらいだ。
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入試問題のネット流出

2011-02-28 20:47:58 | 雑感
明らかに愉快犯だろう。

合格が目的なら、掲示板ではなくて
大学生などに回答を頼むほうが
ずっと確実だし、バレ難いのは誰でもわかる。

しかし、どうやって送信したのかは
知りたいところだ。

普通に考えられるのは、
写真やビデオを撮って送り、
別の人が書き起こす、という手順。

ブラインドタッチを鍛えて
辞書も準備しておけば
机の下で打ち続けることも
できるのかもしれないが、
やはり間違いは入りそうだ。

そのあたりの鮮やかさの割りに、
同じハンドルネームで複数投稿するなど、
不用意な感じの部分もあるのが
アンバランス。

投稿先も、Yahoo知恵袋で、
しかも足がつきやすい携帯から、
というのもなんとも間が抜けている。

これでもし捕まらなかったら、
本当に天才かもしれないが・・・

ところで、英作文の回答の画像が
読売新聞に出ていたが、
機械翻訳にそのまま突っ込んだような
ひどい訳文だった。

まだ掲示板に残っていた

やはり合格目的には
役立たないように思う。
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自分は何者であるのか

2011-02-27 23:56:51 | 今日のひとこと
世界遺産100
ワルシャワ歴史地区 から

歴史を奪われた国民は
記憶を奪われた人間と同じだ。
それは存在しないに等しいのだ。

ワルシャワを復興させた建築学教授 ザッファトヴィッチ

若い頃は、コスモポリタンを気取って
自分がどの国に所属するか、などどうでもいいことだ、
と思っていたのだが、
人間はそんなに柔軟ではない、というか、
柔軟過ぎるからこそ、何か基盤となるアイデンティティを
必要とするのかもしれない。

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何千年の時を越えて生き残るために

2011-02-27 22:07:33 | アート
今日の日曜美術館は
陶芸家のハンス・コパー(アンコール放送)。

晩年、難病に冒されながらも
孤独の中で創作を続けたそうだ。

そこで生み出された謎めいたフォルムは
不安定な人間存在を高度に抽象しているようだ。

晩年に一切の資料を焼いたというのもまた
なんとも徹底している・・・

こちらのブログが詳しくて素晴らしい。

番組の中でも紹介されていた、
数少ない本人の言葉:

> 王朝誕生以前のエジプトの器、
> 私の手の大きさでやや卵形の:
> 何千年も前に、おそらく奴隷の手によって作られ、
> 色々な意味で生き抜いてきた。つつましく無抵抗で、
> どことなくこっけいなーしかし力強く神秘的で官能的だ。
> 何かを伝えるのではなく、自己表現をするわけでもないが、
> しかし作り手とその生きた時代の人間世界を内包し
> 映し出しているように見える。微かな力で、そして敬意を込めて。

> -中略-

> 私を真に魅了したのはこの器だけだ。
> それは私が器を作る理由ではないが、
> しかしそれは、人とは何かをかいま見せてくれる。

古代の器同様に、作品だけが何千年も
生き残ることを望んだのだろうか。

昨年から日本全国を回っている
ハンス・コパーの回顧展は、
静岡美術館が4月9日から。
いよいよこれが最後のようだ。

静岡は遠いけど、
見に行っておこうかなぁ。
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就学前教育の効果を検証

2011-02-26 20:57:54 | 生きるヒント
WIRED VISION の記事から。

就学前教育=幼稚園教育の効果が
検証されたという。

3歳のときに受けた教育の効果を
40歳まで追跡調査というのはすごい。

123名を2群に分けた実験の結果は、

> 就学前教育を受けた群は、受けなかった群に比べて、
> 高卒資格を持つ人の割合が20%高く、
> 5回以上の逮捕歴を持つ人の割合が19%低かった。

> 離婚率も低く、生活保護等に頼る率も低かった。

> 月収2000ドルを超える者の割合は
> 実験群が対照群の4倍で、
> 家を購入した者も実験群が3倍高かった。

というわけで、いろいろな面で効果があった
ということのようだ。

その理由としては、

> 就学前教育を受けた子どもたちは、
> 最初のうちは一般知能の向上を示したが、
> この傾向は小学2年生までに消失した。

> 代わりに就学前教育は、さまざまな「非認知的」能力、
> 例えば自制心や粘り強さ、気概などの特性を伸ばすのに
> 効果があったとみられる。

ということらしい。

しかし、「質の良い就学前教育」とは、
どういう教育をしたのだろう?

そっちのほうが興味がある。
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人が旅をする理由

2011-02-26 19:56:53 | 生きるヒント
人はなぜ旅をするのか?

大きな要因は「好奇心」だろう。

見たこともないようなものを見てみたい、
という気持ちは旅に出る重要な要素だ。
それによって、自分の世界が広がる。

もうひとつは、日常からの脱出。

あわただしい日常を離れてのんびりとしたい、
癒されたい、というのも重要な要素だ。

しかし、この二つはしばしば対立する。

前者を重視すると、旅の最中も
あれこれと動きまわることになり、
のんびりするどころではなくなる。

後者を重視すると、見る価値のあったものを
見損ねることになりがちで、
帰ってきてから、あれも見たかった・・・
と後悔することになる。

平均的にみると、男性は前者重視、
女性は後者重視ではないだろうか。

私はどちらかというと前者重視で、
後者重視の同伴者にいつも文句を言われる。
結局最後は、自分だけ別行動、とかになりがちだ。

観光産業で成功するには、
この二つの差をよく理解して、
それぞれにどうこたえるのかを考える必要がある。

どちらも中途半端では、人はやってこない。
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知-情ー意の葛藤

2011-02-26 19:53:47 | 生きるヒント
今朝の世界遺産への招待状では、
中国の丹霞の山の民の生活を紹介していた

世界遺産に指定されて、
国が後押しする開発が入るため、
住み慣れた村を去らなくてはいけない人々の話だった。

既に子供の世代は都市に出ていっているし、
やむをえないという感じなのだが、
それにしても600年続いた集落が終わる、というのは
なんというかすごく痛ましい感じがした。

最後の家族全員での記念写真。
やらせっぽい演出だが、
何とも言えない寂しさが伝わってくる。

自然の中で、穏やかに、つつましく、仲良く、
変わらずに暮らすことは許されないのだろうか?

もちろん、開発して便利になることは悪いことではないし、
きっと地域の生活水準だけを考えれば
豊かになるのだろうから、必ずしも悪いことではない。

しかし、その一方では、
豊かになり、便利になったあげくに
無縁社会などという問題も生じている。
(現在の日本はかなり特殊ではあるのだが)

まさに人間の理と情の葛藤が
凝縮したような情景だった。

八百長問題もそうだが、
公平でフェアな競争というのは理の世界だ。

その一方で、情の世界も確かに存在する。

故郷の古い村に愛着する心も情だろうし、
弱いものに情けをかけるのも、
弱いもの同士がつるむのも情だ。

理ばかりがどんどん先に進み、
情の世界が置いてきぼり、というのは、
60年代くらいには盛んに言われた議論だった。

情を重んじようとした社会主義、共産主義は
理を重んじた資本主義、市場主義の世界的競争に敗れた。
(それ以前に、情自体によって腐敗してしまったのだが)

知に働けば角が立つ
情に棹させば流される
意地を通せば窮屈だ。
とかく人の世は生きにくい
(夏目漱石「草枕」)

知と情と意。
新皮質と旧皮質と基底核。

人間をドライブする3つの要素の間の葛藤は
永遠に無くなることはないのだろう。

人間とはほんとうになんとも
矛盾だらけの生き物だ。
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だめな組織

2011-02-25 20:26:53 | 雑感
だめな組織に共通しているのは、
意思決定のしかた。

1)現場をよく知らない人が意思決定をする
 仕組みになっている

2)意思決定する人がころころ交代して、
 そのたびに方針が変る

これだけやれば、どんな組織も
ぼろぼろになること間違いなし。

最近の例としては、

前原外相が、ニュージーランドの地震被災者の
家族も政府専用機に乗れる、と言ったのに、
実際は無理だったようだ。

現場をよく知らないのに、
その場の雰囲気だけで
人気取り+かっこつけの発言をする癖は
治らないなぁ・・・

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電気羊の夢

2011-02-23 22:12:16 | アート
分散コンピューティングで
フラクタル図形を進化させる
スクリーンセイバーがあるらしい。

WIRED VISION で紹介されている。

種はあるわけだが、
かなり複雑なものができていて面白い。
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国債暴落の気配

2011-02-22 23:10:20 | 政治・経済・行政情報
日本国債の格付けの見通しがネガティブ
(格下げの可能性あり)になった。
並行して国内3大銀行の格付け見通しもネガティブに。

いよいよ?

池田信夫さんらによれば、
考えられるシナリオは

長期金利が上昇(債券価格が下落)
邦銀による国債売りで下落が加速
日本の金融機関はすべて債務超過へ
今回は公的資金では支えられない
円が暴落
破綻国家となり IMF の管理下へ

やはり早く貯金を海外に逃避させないと・・・

しかしどの国にすればいいのだ???
オーストラリア?
ブラジル?
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テニスクリニック

2011-02-21 20:26:21 | 運動
久しぶりにテニスクリニック

ストロークもボレーも
ミスしているのはだいたい
走りながら打っているとき

一歩前で止まって
しっかり構えて打つ

ストロークは
小さく引いて前へ大きく

ボレーはバントの感覚で

ファーストボレーを打った後はロブもケア
前に詰め過ぎるとロブで抜かれる

チャンスのボレーでは
アレイのすぐ内側を狙って揺さぶって
空きスペースを作り、次で決める

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世界民主化運動

2011-02-21 20:23:37 | 政治・経済・行政情報
中国にも飛び火・・・

世界は平和な日本を除いて
動乱期に入ってしまったようだ。

ネットによる情報流動性拡大、
世界のフラット化の影響だとすれば、
そろそろネット上の人工知能による政治
(リソースのマッチングと合意形成支援)が
本当に必要になるのかもしれない。

Google の動きが気になる

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雑学クイズ番組でコンピュータが人間を破る!

2011-02-20 20:46:40 | PCやIT
ITmedia の記事から。

日本ではチェスの後、
将棋でコンピュータと人間が戦っているが、
こういう方向があったか。

チェスの時ほどは日本では話題になっていないようだが、
そんなの勝ってあたりまえ、
という感じなのだろうか。

ポイントは、人間と全く同じ条件ということだ。
つまり、コンピュータは音声を理解して
答えなくてはいけない。

技術的にはかなり煮詰まっている領域だが、
それをしっかりとシステムにして実現したのは
さすがに IBM という感じ。

敗者である人間のチャンピオンのコメント:

> わたしには2880個のプロセッサも15テラバイトのデータもなく、
> 回答ボタンも完璧なタイミングで押せない。
> 数ドル相当の水と塩とタンパク質でできたわたしのささやかな脳は、
> 非常に高価なコンピュータ相手によく頑張った

こちらも、なかなか味わいがある。
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ニンテンドーDS 3D

2011-02-20 20:44:43 | PCやIT
秋葉原の駅で展示していた。

画像は解像度が上がってきれいだが、
やはり昔の立体絵ハガキ的でもある。

デモに使われていた
対戦ゲームなどでは面白いと思うが、
その他のゲームではどうなのだろう・・・

そもそも 3D は人工的に、視覚、あるいは五感の
ある側面だけのリアリティを強調する結果になるので、
バランスが悪く、かえって不自然に
感じられるという面がある。

DS 3D は生き残ることはできるのだろうか?
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上野樹里が浮いている

2011-02-20 20:39:31 | 映画・ドラマ・テレビ
大河ドラマ「江」がちょっと大変だ。

のだめのような
バラエティドラマなのか、
大河ドラマなのか、
なんとも中途半端だ。

これでは、バラエティドラマが
好きな層は取り込めないし、
重厚な大河ドラマが好きな層には
嫌われるだろう。

そして、中途半端なドラマの中で
上野樹里が完全に浮いてしまっている。

これはかなり厳しいなぁ。
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