日々の寝言~Daily Nonsense~

日々の出来事への感想、雑感、思いつき、ぶつぶつ・・・

内田樹「下流志向」

2010-03-31 23:24:58 | 
文庫で読んだ。

今の子供の「学びからの逃走」
「労働からの逃走」を、
教育現場への商品経済の浸透という
ちょっと面白い視点から説明している。

生徒:それを学ぶことにどんな意味があるんですか?
教師A:いい学校に入って、いい仕事について・・・
教師B:どんな意味があるかは、
学んでみればわかるかもしれません。

講演録なので全体的に繰り返しは多く、
論旨も粗っぽいところはあるが、
上に書いたもののほかにも、
リスクヘッジには共同体が必要だ、とか、
学びには情報の非対称性に耐えることが必要だ、
といった論点には共感できた。

結論としては、日本は平和過ぎたのであり、
日本人は安全安心な高度消費社会に過剰適応してしまい、
リスクが増えた社会に不適応になっているうえに、
「自己決定、自己責任」論のような
おかしな考え方が一般化してしまっている。

だから、ひとりひとりがそのことに気づいて、
自らのマインドセットを無時間の中に生きる「消費者」から、
時間の中を変化してゆく「生きもの」へと変えてゆき、
失われた「親密圏」を回復するして、
大きな時の流れの中に自分を位置づけられるようにしよう、
ということらしい。

amazon の書評は賛否両論だが、
否定的なコメントの中に、
「どうすればいいかが書いて無い」
というのが多いのには驚く。

著者は、そういう答えをすぐに求めるような
態度こそが問題だと言っているのだが・・・

それに、よく読めば、いろいろと
答えらしきものも書いてあるのだし。
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フェアネスの罠

2010-03-31 23:22:45 | 生きるヒント
フェアネスにこだわって、
アンフェアと思われる取引を忌避し、
なにもせずに一生を終わる。

最適化の罠もある。
最適化するためのコストや、
最適化している間のタイミングロスのほうが、
それによって得られる利得より多くなる。

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朧月夜

2010-03-30 19:37:17 | 雑感
今日は満月。

絵に描いたような
朧月が空に浮かんでいる。

夜の空気はまだ冷たいが、
やっと春になったのだなぁ・・・
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iPad 発売迫る

2010-03-30 19:32:55 | PCやIT
iPad の北米での発売日が近づき、
各種の ITメディアはその話題で
にぎわっている。

既に、予約分は完売で、
今から予約しても4月12日になるらしい。

果たして、情報機器の新境地を開くのか、
それとも一過性のブームに終わるのか、
予想は決着していない。

1年後には出ているだろう答えが楽しみだ。

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寂しいニュース

2010-03-29 20:18:15 | 雑感
この春は、知人のリストラ、家の補修など、
あまり楽しくないことが続いている。

歳をとって子供も家を出ると、
孫が出来るくらいまでは、
あまり楽しくないニュースが
増えてゆくのだろうか。

嫌なことだ・・・
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自殺予防電車と低マージン社会

2010-03-29 20:15:35 | 今日のひとこと
昨日乗った山手線は、
1編成がまるまる
自殺防止広告で埋まっていた。

JR東日本がスポンサー。
こう頻繁に電車が止まっては
商売が大変なのだろう。

人は何のために生きるのか?

普通の動物は目的などなくても、
ただ生きて、ただ死んでいるのだから、
人間だってそうできるはずだが、
そうは言っても、やはり
生きる目的が欲しいような気がする。

快感原則というのがあって、
報酬を最大化するように、というのだが、
それは動物でも同じなので、
生きる目的とは少し違うような気がする。

自分だけに限ると、
好奇心とか、ある種の自己達成感、とかがあるが、
他人を介するもので、誰か好きな人のために役立つ、
などのほうが強力だろう。

そういう意味では、生きる目的は、
貨幣などと同じで、
ネットワーク的な価値の部分が大きい。

もともと価値のない紙切れが価値を持つのは、
誰かが持っているものと交換できる、と
みんなが思っているからだ。

それと同じように、
もともとある人間がどうしても地球上で
生存しなくてはいけない理由は無いわけだが、
誰か好きな人のために生きる、と
みんなが思っていることで、
もともとなかった生きる目的が生まれてくる。

誰かのために役にたっているということは、
自分のプライドを維持するためにも重要だ。

逆にいえば、社会から切り離されてしまうと、
生きる目的を自分だけで維持するのは
なかなか大変ということだ。

社会とのかかわりで最大のものは、
誰かのために働くということで、
やはり仕事ということになる。

ある年齢や条件などに当てはまってしまうと、
普通の人が普通にしていては働く機会が得られない、
という社会状況を変えないと、
自殺は減らないのではないか?

あるいは逆で、昔は、あまりはたらきの無い人も、
社会の中に受け入れておくだけの余裕が
社会のほうにあった、ということなのかもしれない。

つまり、「ムダゼロ社会」が人を追いつめている、
という面もあるのだろう。

とはいえ、無駄ばかりでは駄目なのは明らかで、
組織の中で、無駄を減らすほうがいいところと、
無駄(あそび)をある程度保存しておくほうがいいところとを
見極める必要がある、というあたりまえのことになるのだと思う。

それにしても、社会全体で抱えておける
マージンの部分が、昔とくらべると
ずいぶん減っている感じはする。

効率化と、平均的な人の暮らしやすさとは、
必ずしも一致しないということか。
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東京スカイツリー

2010-03-29 20:14:28 | 雑感
もう東京タワーを超えたとか。
シンプルにすごい。

やっぱりこういうのは元気がでる。
目覚ましい、という言葉どおり。

新しい東京タワーを建てると聞いたときには、
なにを今更?とも思ったが、
こうなってみると、今の日本の中で、
数少ないの希望の象徴になってきた感じ。
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救世主兄弟

2010-03-28 21:37:45 | 雑感
今日のNHKスペシャルは、
再生医療のインパクト。

切断された指が生えてくる魔法の粉とか、
将来に備えた幹細胞の冷凍保存とか、
同じタイプの遺伝子を持つ兄弟を
選択的に作る救世主兄弟とか、
新しい技術がどんどん生まれている。

救世主兄弟をテーマとした映画
私の中のあなた」も公開されている。

カズオ・イシグロの小説
わたしを離さないで」では、
最初から臓器を提供するために
生まれる子供たちが描かれている。

部品を取り替えて行けば、
寿命を倍にすることも
不可能ではないかもしれない。

すごい世の中になっている・・・
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将棋界の世代交代

2010-03-25 22:25:09 | 将棋・ゲーム
将棋界の世代交代が進んでいる。

羽生世代と言われる、森内、佐藤が
失冠して、その一世代下の深浦、
久保の活躍が目立っていたのだが、
最近ではさらに、若手の活躍も目立つ。

たとえば、将棋連盟の今年度の勝率ランキング
には、豊島、戸辺、広瀬、糸谷、
といった若手の名前が上位に並んでいる。

王位戦の挑戦者決定リーグには、
広瀬、大石、戸辺、高崎、と
若手が4人も勝ちあがり、
現・元タイトルホルダーといい戦いをしている。

ついこの間も、棋聖戦のトーナメントで、
稲葉四段が元Aクラスの鈴木大介八段を破った。

そんな中、羽生名人だけは、今のところ、
若手の挑戦を確実に跳ね返しているが、
それすらいつまで続くかはわからない。

というわけで、実力の世界は、
現実社会よりも一歩先に、
中高年の中堅どころの人たちにとっては
大変厳しい状況になっている。

逆に言えば、現実社会では、いかに
中高年が既得権で守られているか、
ということだろう。

しかし、今元気な若手にしても、
すぐに次の世代に追われるわけで、
棋士として第一線で活躍できる寿命は
確実に短くなっているのではないだろうか。

本当に大変な時代だ・・・
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負けて、負けて、強くなる

2010-03-25 21:33:46 | 生きるヒント
今年はオリンピックイヤーだったので、
故障や敗北が人を鍛える、
という例をたくさん見られたのだが、
将棋でもまたひとつ。

少し前になってしまったが、
王将戦七番勝負は、
4-2で挑戦者の久保棋王が
羽生王将を破った。

これで久保さんは棋王・王将の二冠、
羽生さんは名人・棋聖・王座の三冠となった。
あとは、竜王が渡辺さん、王位が深浦さん。

久保さんと言えば、一時は
羽生さんとのタイトル戦で負け続けて、
永遠に勝てそうになかったのだが、
ついに5度目の正直で羽生さんを倒した。

それも、ゴキゲン中飛車超急戦で、
終盤の競り合いを制するという、
これ以上はない勝ち方。

さぞかし嬉しいことだろう。

そのあたりの羽生さんと久保さんの関係を、
朝日オープンの決勝の観戦記で、
小暮さんが上手に描いている。

負けて、負けて、そして強くなる。

もちろん、最初から強い人もいるし、
負けて、負けて、強くなれない人もいるのだが、
負けないで強くなれる人はとても少ない。

勝負の場で冷静を保つためには、
負けることを知らないか、
負けることを恐れないか、
いずれかである必要があるのだろう。

敗北や失敗を恐れなくなるためには、
若いうちにたくさんの敗北、失敗を
経験することが一番確実な方法だ。
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携帯電話をお守りにするサービス

2010-03-25 21:32:17 | PCやIT
興福寺の阿修羅像などを iPhone で見られる
アプリが発売されたというニュースを見た。

そういえば、常時携帯する携帯電話と
お守りというのは相性がよさそうだ。

ストラップ型のお守りは既にたくさんあるようだが、
物理的なお守りではなくて、お守りそのものを電子化して
携帯の待ち受けに、お祓いや祈願をしたお守り画像を出すような
サービスをしたら受けるのではないか?

と思って検索すると、既に
eお守り」などのサービスがあるようだ。しかし、
本格的に有名寺社と組んでいるものは見つからなかった。

清水寺が、実際に販売しているお守りと、
電子おみくじを関連づけたサービスをしているらしいが、
おみくじではなくて、お守りの電子化のほうがいいと思う。

待ち受けにしなくても、
携帯のメモリーに入れておいて、
ときどき眺めるのでもよいと思う。

更新期限になると画像が怖いものに
変わったりすると嫌だが・・・
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寒い!

2010-03-25 21:15:10 | 今日のひとこと
春になったのかと思ったら、
また急に寒くなってしまった。

こういうのは堪える。

しまった衣類をまた出した。
ちょっとしまうのが
早かったか・・・


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とんかつ屋のカツカレー

2010-03-25 21:12:34 | 食べ物
ありそうで無いもの。

ネットで調べてみると、
いくつかはあるようだが、
自分の身の回りにはない。

カレー専門店とコラボして実現すれば、
ちょっとしたヒットになるのでは?

ほかにも、

とんかつ屋のカツ丼とか、
とんかつ屋のカツサンド、
とかもあるが・・・
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出来ないことは出来ると言わない

2010-03-24 21:14:20 | 政治・経済・行政情報
普天間基地の移設問題は、
タイムリミットが近づくばかりで、
進捗が全く見えない。

期待させられた沖縄は県外以外は認めない。
一方、アメリカは現行案が最善。
それぞれがもう意向を固めてしまい、
にっちもさっちも行かない状況だ。

そもそも、出来る見通しもないまま、
県外移設を公約に掲げたのが
大きな間違いだったのは明らかだ。

社会保険庁の失われた年金記録問題も、
各種公共事業の収支見通しも、
あまりにも見通しが甘い。

不可能にチャレンジするのは重要だが、
出来る見通しのほとんどないことを
出来ると言わないことは、
現実を扱う政治の基本だと思う。
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郵政民営化改革案

2010-03-24 20:38:55 | 政治・経済・行政情報
誰がどこでどう決めたのかも見えないし、
何がしたいのか、よくわかりません。

ユニバーサルサービスの確保?

国民の貯蓄を国が自由に使いたい
というように見えてしまいます。

国債の買い手の確保が
最大の狙いなのでは?

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