日々の寝言~Daily Nonsense~

日々の出来事への感想、雑感、思いつき、ぶつぶつ・・・

人類の英知

2009-02-28 19:32:25 | 雑感
相対性理論の成り立ち
量子力学の成り立ち
には立ち会えなかったが、

素粒子物理学の標準模型
フェルマーの最終定理の証明
ポアンカレ予想の証明

これらに立ち会えただけでも、
幸せな時代に生まれたと思う。

もうすぐ宇宙ステーションも完成し、
月や火星への旅行の時代も始まるという。

人類の英知は確実に進歩している。
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幸せな人生

2009-02-28 19:30:59 | 生きるヒント
良き家族に恵まれ

良き師 x 2
良き友 x 2
良き隣人 x 2

ぐらいに恵まれれば
おおむね幸せな人生
と言えるのではないだろうか?
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誰かを馬鹿呼ばわりする人

2009-02-28 19:28:53 | 今日のひとこと
誰かを馬鹿呼ばわりする人は、
誰かに馬鹿呼ばわりされる人だ。
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世界の終わりとハードボイルド・ワンダーランド

2009-02-26 20:06:01 | 
※ネタばれがあります。
未読の方はご注意ください。

閉じて、壊れて、失われてしまった
自我の回復をめぐる物語。

人間は一人で生きていけない一方で、
個の尊厳を求める。

この基盤となる「自我」こそが
人間の問題の根源のひとつであるのは、
多くの宗教を見てもわかる。

自我を、唯一の神に代表させるタイプの宗教
自我の滅却をめざすタイプの宗教
めざすものはいろいろだが、
「自我」をなんとかしようとしている点では共通だ。

この小説もまた「自我」をめぐる
ひとつの物語、おはなしだ。

小説は
「ハードボイルド・ワンダーランド」と
「世界の終わり」が並行して進行するのだが、
最後まで読むと、両者の関係は
時系列的には直列であることがわかる。

つまり、
「ハードボイルド・ワンダーランド」が先にあり、
その後「世界の終わり」の話が続く。

それを並行進行する構造にしたのは、
良いアイデアだと思う。

「ハードボイルド・ワンダーランド」は
現実世界のメタファーだ。

東京の地下にはやみくろが住み、
計算士と記号士の巨大組織が争う。
しかし、もしかしたら両方の組織は
同じ穴の狢なのかもしれない。

「世界の終わり」は、
心=自我の無い国だ。

争いもなく、
厳しいが静かな暮らしが永遠に続く。
永遠の王国、冥府のひとつ。

それは、全体を通しての主人公の
心の中にある国でもある
(このあたりは「ソラリス」を連想させる)。

主人公の自我は、
もともとそれほど「強い」
わけではないのだろう。

自我は固く、頑固ではあるのだが、
しかし「強い」わけではない。

むしろ曖昧、怠惰に流される
「弱さ」が勝っている部分もある。

エロスとタナトスという記号を使えば、
タナトスのほうが優位にある。

秩序と無秩序、秩序と混沌のどちらに
惹かれるか、というほうがいいかもしれない。

競争や争いに満ちたこの世界を愚かしく思い、
むしろ、自我なんて無いほうがいい、
と思っているくらいだ。

しかし、主人公はまた、
自我が無くてはならない、
ということも、切実に知っている。

「直子」にあたる人の死を通じて。

全体のラスト、「世界の終わり」で、僕は
自分の影=自我を「世界の終わり」の壁の外に逃がして、
自分の心を自分の中に残すとともに、
ハードボイルドな世界(現実世界)で失われたものを得る、
つまり、図書館の女の子=直子の心を取り戻す、
ために女の子と共に森の中へと入ることを決める。

物語として、とてもよくできていると思う。
情景描写も隙が無い。
独特の比喩やユーモアが光っている。
一級品の出来栄えだ。

この小説を読むのは二度目だ。
昔、ハードカヴァーが出たときに読んだ。

そのときには、ハードボイルド側のストーリーを
追うことに忙しくて、よく味わえなかったと思う。
消化不良な印象だけが残っていた。

そのまま放置していたのだが、
今回読み直してみて、
かなりいろいろなことがわかった気がした。

僕(+鼠=影)と直子(+緑)の関係についての
一連の物語のピークとなる傑作だ。

それにしても、よくもまあ
こんな素晴らしい嘘、おはなしを
紡ぎだせるものだ。

さすがは
a professional spinner of lies
である。

日本が誇るプロ中のプロの一人として、
ぜひ、プロフェッショナル-仕事の流儀
に出て欲しい。

しかし、出ないだろうなぁ・・・
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サントリー烏龍茶 贅沢銘茶

2009-02-25 23:06:05 | 食べ物
おいしかったです。
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将棋界の危機

2009-02-25 22:59:42 | 将棋・ゲーム
羽生四冠が変調だ。

2-2で迎えた王将戦の第5局は、
先手の深浦王位がごきげん中飛車。

深浦王位が機嫌よく攻めたが、
羽生王将が反撃して竜を作り、
控え室は羽生さん有利との声。

しかし、そこで「手が無かった」
ということで、あっさり敗勢へ。

そのまま控え室の読み筋どおりの
負けになった。

なんだか不思議な、
ぽっきりと折れたような
全く羽生さんらしくない負け方。

終盤、何か錯覚があったのではないか、
とのことだが、やっぱり竜王戦の敗退が
まだ尾を引いているのだろうか・・・

まさかまさか・・・まさかの
3連勝から4連敗なのだから、
影響が残るのは当然だ。

一年間予選から勝ち抜いたものが、
あとほんの少し、というところで
すべて水泡に帰したのだから・・・

もしかしたら羽生さんは、
生まれてはじめて、
将棋というゲームが(一時的に)
嫌いになっているかもしれない^^;

傍から見ていると、
そうした感情や精神的な後遺症のせいで、
手が見えたり、見えなくなったり、
不安定な状態が続いているような
感じがする。

さすがに玲瓏とは行かずに、
晴れたり曇ったりしているようだ。

それに加えて、
昨今の将棋界に山積する問題もある。

公益法人の問題、
将棋会館建て直しの問題、
などなど・・・

どれも大変なことだ。

本来、棋士に解決できる
課題ではないだろう。

しかし、日本には
優秀な経営人材が少なく、
それを得るのは至難だ。

梅田さんはひとつの鍵ではあると思う。
ここで将棋界の経営を立て直せなければ、
プロのコンサルタントの名が泣くだろう。

いずれにせよ、
棋士とファンが一体となって、
この大きな危機を
うまく乗り切ることを祈っている。

それは、今の将棋連盟が
生き残るということを
必ずしも意味しないかもしれないが・・・


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強い森内九段

2009-02-24 21:41:57 | 将棋・ゲーム
この間の日曜日の
NHK杯将棋トーナメントは、
森内九段対渡辺竜王の対戦。

森内九段が、なにやら
怒ったような顔で
真剣に対局していたのが印象的。
(まあ、真剣なのは当然なんですが)

将棋のほうも、
竜王の一瞬の緩みを見逃さずに
一気に攻めて圧倒してしまった。

プロなら当然なのかもしれないが、
解説の高橋九段は、
先手も相当怖くてやる気がしない、
と言っていたので、
かなり積極的な指し方だったのだろう。

久しぶりに森内さんの強さを見た。
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広末涼子の強運

2009-02-24 21:17:54 | 映画・ドラマ・テレビ
「おくりびと」のオスカー受賞。
久々の明るい話題に日本中が沸いている。

本木さんの才能は言うまでもないのだが、
広末涼子という人の強運を感じざるを得ない。

一時は女優としてもう終わったと言われていたのに、
しっかりとまた運を掴んだ。

風の噂では、この企画は本木さんが持ち込み、
お相手の女優さんについては、
いろいろな候補が挙げられたらしい。

しかし、話が地味で暗いので断った方が多く、
広末さんに最終的に決まったようだ。

断った人たちは、
今頃さぞかし悔やんでいることだろう。

教訓
若いうちは、仕事を選り好みしない。
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アフガニスタンの聖人

2009-02-24 21:13:38 | 雑感
アフガニスタンで亡くなった
伊藤和也さんのことを伝える
NHKスペシャルを見た。

砂漠の植林もそうだが、
こういう人が
世界を変えるのだなぁ。

頭だけあっても
何もできはしないのだ。

知力、体力、気力、
そして度胸と根性。

宮沢賢治を見るようだった。
本当に惜しまれる人だった。
神様も無情だ・・・
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砂漠の植林の結実

2009-02-23 22:23:42 | 雑感
NHKで砂漠の植林についての
番組をやっていた。

鳥取大学名誉教授の
遠山正瑛さんのプロジェクト。

10年間で300万本以上。

昔、話を聞いたときには、
とても懐疑的だったのだが、
今ではちゃんと森になって、
池までできているということだった。

すごいことだ・・・

闇雲に植林してもだめらしい。
ちゃんと土地を選び、
植える木を選び・・・

科学の力と人の力を
うまく組み合わせることが大切だ。
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変わりはじめたうつ病の治療

2009-02-22 22:12:16 | 生きるヒント
今日のNHKスペシャルは
「変わりはじめたうつ病の治療」

うつ病の薬づけ治療の問題は、
ずいぶん以前から指摘されていたのだが、
やっと変わり始めたということらしい。

そもそも抗うつ剤は、
脳内のセロトニン量を無理やり増やす対症療法なので、
自殺などの劇症を抑える効果は大きいが、
薬だけで完治することは難しいと思う。

まずはストレスの元を認識して、
それをできるだけ減らし、
家族やカウンセラーがサポートして
自律回復に持ってゆく必要がある。

それにもかかわらず、依然として、
大量の薬を処方するだけの医師も多いようだ。

まあ、そのほうが儲かるし・・・

そもそも、抗うつ薬の存在自体が、
製薬会社に大きな利権を生んでいるという話も
昔から根強くある。

番組でも出ていたが、
患者の会や、集団でのカウンセリング、
家族への講習会、
などなど薬以外の部分で
やるべきことはたくさんあると思う。

それにしても、100万人ですか。
全人口の100人に1人。
世代を限れば50人に1人くらいになるのかもしれない。

とはいえ、対応を間違わなければ
本来はそんなに怖い病気ではないはずだ。

良い方向に変わってゆくことを祈りたい。
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村上春樹を読む

2009-02-22 19:24:12 | 
ユリイカ 2000年3月臨時増刊
「村上春樹を読む」を引っ張り出して
つまみ読みした。

非人間化の力が作用している「われわれ」の世界で、
人間であろうとするにはいかに苦闘しなくてはならないか。
私にとって、村上の全ての作品が最大の関心を払っているのは
この点だと思う
-マイクル・フジモト・キージキング

人間-非人間の対立がちょっとあれだが、
さすがにアメリカ人は明快だ。

制御不能な悲劇の場所を「闇」として、
そこへの通路に「井戸」のイメージを与えることで、
作家はつねに、そのエクリチュールと現実のカタストロフィ
との決定的な出会いを回避し続けていることになりはしまいか?
-守中高明

癒すのではなく、慰撫する。

それが、きわめて村上さん的な気持ちよさ
を読者に与える。

読者は、現実を突きつけられることなく、
それについて考えたような気分になる。

これが、村上さんの作品がしばしば
欺瞞的と非難される由縁だが、
しかし、村上さんは、癒すことなどできない
ということを最初から知っているのだと思う。

「結局のところ、文書を書くということは
自己療養の手段ではなく、自己療養への
ささやかな試みにしか過ぎないからだ。」
-風の歌を聴け

現実を突きつけるとか、癒すとか、
そういうことができるかもしれないと
無駄に期待するのではなく、
できないという前提で、
しかしなお何ができるかを考える。

村上さんの小説にはそうした試みの
汗がつまっている感じがする。

だからこそ、欺瞞的であったとしても、
多くの読者の心を打つのではないかと思う。
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1973年のピンボール

2009-02-22 10:21:54 | 
村上春樹さんの「1973年のピンボール」
を久しぶりに読み返した。

短い小説で、村上さんの作品の中では
お気に入りのうちのひとつ。

だいぶ前に書いた文章に
> この本は、心の隙間を満たしてくれるのか、
> それとも隙間をより大きくするのか、
> よくわからないのですが、
> アンニュイな気分?のときに、ときどき読みたくなります。
> きれいな文章が好きです。
とあった。

毎年1回くらい、トータルで
もう20回くらいは読んでいると思う。

とかく難解というか、
読後がすっきりしない村上さんの作品の中では、
構成や筋立てが明快で、
わかりやすいほうだと思う。

表と裏の二つの世界が
相互に微妙に影響しながら独立に進行する、
という定番の構造が既に現れている。

僕の世界では、
直子(唯一の固有名)を失って、
それ以外の世界から解離してしまった僕が、
双子の姉妹と暮らしながら
淡々と翻訳業にいそしむ。

ちなみに、「風の歌を聴け」に出てきた
小指の無い女の子は、双子の妹が
いると書いてあった。
今回の出現は、その姉妹の恩返しなのかもしれない。

鼠の世界では、
故郷の街に閉じ込められた鼠が
ずるずると自閉的な暮らしを続けている。

この小説で特筆すべき点は、
情景描写の美しさだ。
特に、鼠の世界についての描写は、
紋切型ながらも素晴らしい。

小説の後半、僕は、
昔、直子が死んだ後に(たぶん)
はまっていたピンボールマシンのことを
思い出し、それを探すことになる。

ちなみに、このピンボールマシンは、
ちゃんと「風の歌を聴け」の中に
登場している。

冥界を象徴する倉庫で
ピンボールマシンと再会した僕は、
後ろを振り向かずにそこから戻ってくる。

典型的な黄泉の国巡りの物語。

一方、鼠のほうは、女との関係を絶ち、
街を出てゆく決意を固める。

粗筋を書くとこれだけのことなのだが、
何度読んでもいいものなのだ^^;

ちなみに、この小説の中で、
翻訳会社の社員旅行?が計画されるのだが、
その行き先は「北海道」。

こういうちょっとしたギミックも
村上さんらしくて好きだ。

「ダンス・ダンス・ダンス」までの
村上さんは、僕+鼠と直子を軸として、
直子を悼み、僕を癒そうとする物語を
何度も何度も、手を替え、品を替え
書き直しているという印象がある。

直子にあたる人は実在したのだろうか?
というのは下衆な疑問だが、
ある人の死が、村上さんに
大きな影響を与えたのは、
たぶん事実なのだろうと思う。

大切な誰かを失う経験をした人の心に
これらの物語は静かに滲みこみ、
村上さん的な気持ち良さ
慰撫を与える。
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恒常性

2009-02-21 19:13:30 | 運動
62kg 18%

この一年くらい、
いくら運動をしても、あまりしなくても
ほぼこの値を維持したままで変わらない。

恒常性が高い。

別の言い方をすれば、
ほんとうに頑固な体だ。

簡単に太らないという意味では
悪くはないのだが、しかし、
やりがいの無いこと著しい。
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不意を突かれる

2009-02-20 20:03:51 | 雑感
日経新聞のサイトにオバマ大統領の時計についての
記事が載っていたのだが、その中で、
時計を作っている場所についての記述があった。

こんなところで「御代田」という地名を読むとは・・・

御代田は、武満徹さんの山荘があった場所だと思う。
亡くなった武満さんを悼む「MIYOTA」という歌がある。

このあいだの映画「エレジー」でも、
「鏡の中の鏡」に不意を突かれた。

さっきは、NHKの天童荒太さんを紹介する番組に、
映画「トニー滝谷」で使われた、
坂本龍一さんの音楽が出てきて不意を突かれた。

当分はこういうことが続きそうだ。
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