日々の寝言~Daily Nonsense~

日々の出来事への感想、雑感、思いつき、ぶつぶつ・・・

火事と喧嘩は江戸の華

2007-02-28 22:40:16 | 雑感
池田さんのブログに続いて、
中島聡さんのブログでも、ちょっとした盛り上がりがあった。

どちらも、どこかのブログのエントリーにコメントしているのだが、
時間が無いせいもあってか、元記事をよく読んでいないため、
コメントとしてはズレた個人攻撃のような感じになってしまい、
それがネタになって、尻馬に乗る人と擁護する人とで盛り上がる、
というパターン。

ちょっと裁判官を気取ると、今回の中島さんのエントリは
さすがにまずかったと思う。

感想としては、
普段の中島さん>>>>>>元記事さん>>あのエントリを書いた中島さん
>>>>>>>>>>>>>>>・・・>>>>>>>元記事を叩いている人達
(>元記事を叩く人を叩いている私)
という感じか^^;

しかし、その次のエントリについたコメントで、
中島さんにはこういうことを書いて欲しくなかった、
みたいなのがあって、これもまた、
気持ちはわからなくもないけど、ちょっと気持ち悪い。

親しい人なのかもしれないけど、
自分のヒーローであってくれないと嫌って、
他人にそこまで期待するものかね?

無償で、おもしろくて、ためにさえなる記事をたくさん
書いていただいているだけで十分だと思うんですけど。

てな感じに偉そうなことを言うと、気分がよくなるから、
ついついまた野次馬してしまう。やれやれ・・・
コメント

作曲入門(5)

2007-02-26 23:52:03 | 音楽
3音の和音の続き。

長3和音と短3和音だけでは飽きるので、
音階の外の音を使った和音も使われるようになった。

たとえば、
短3和音:短3度+完全5度 Im(ド・ミ♭・ソ)
増3和音:長3度+増5度 Iaug(ド・ミ・ソ♯)
減3和音:短3度+減5度 Idim(ド・ミ♭・ソ♭)

などがある。
響きとしてはちょっと不協和感が出るが、
それを楽しむことになる。

3音の和音の次は、4音の和音について。
4音の和音には、以下のようなものがある。

まず、セブンス(7th)コード
これは、3音の和音に、根音から7度上の音を加えた和音。

たとえば(ド・ミ・ソ・シ)である。
この場合、長3和音に長7度を加えているので、
Major 7th と呼ばれる。これをIM7 のように書く。

長3和音に短7度を加えた、
(ド・ミ・ソ・シ♭)は、
単に 7th、あるいは、Dominant 7th などと呼ばれる。
これをI7 のように書く。

短3和音に短7度を加えた、
(ド・ミ♭・ソ・シ♭)は、
Mainor 7th と呼ばれる。Im7 のように書く。

短3和音に長7度を加えた
(ド・ミ♭・ソ。シ)は、
Minor Major 7th と呼ばれる。ImM7 のように書く。

減3和音に減7度を加えた
(ド・ミ♭・ソ♭・シ♭♭)は
Diminish 7th と呼ばれる。Idim7 のように書く。
シ♭♭は、ラと同じ音だが、
もともとの和音との関係を明確にするため、
こういうふうに書くようだ。

同様に、V を根音とするセブンスコードは、
VM7(ソ・シ・レ・ファ♯)と
V7(ソ・シ・レ・ファ)
Vm7(ソ・シ♭・レ・ファ)
VmM7(ソ・シ♭・レ・ファ♯)
Vdim7(ソ・シ♭・レ♭・ファ♭)
となる。

IV を根音とするものは、
IVM7(ファ・ラ・ド・ミ)と
IV7(ファ・ラ・ド・ミ♭)
IVm7(ファ・ラ♭・ド・ミ♭)
IVmM7(ファ・ラ♭・ド・ミ)
IVdim7(ファ・ラ♭・ド・ミ♭♭)
である。

次はシックスス(6th)。
これは、3和音に根音の長6度上の音を加えたもの。
短6度のものは、ソと半音差の音が入って、
音が濁るため、普通は使われない。

Major6 I6(ド・ミ・ソ・ラ)
Minor6 Im6(ド・ミ♭・ソ・ラ)

ここまでのところをまとめると、
三和音(トライアド)は、
長3和音=長3度+完全5度
短3和音=短3度+完全5度
増3和音=長3度+増5度
減3和音=短3度+減5度
の4種類

6thコードは、
Major 6th=長3和音+長6度
Minor 6th=短3和音+長6度
2種類

7thコードは、
Dominant 7th=長3和音+短7度
Major 7th=長3和音+長7度
Minor 7th=短3和音+短7度
Minor Major 7th=短3和音+長7度
Diminish 7th=減3和音+減7度(長6度)
5種類

がよく使われる、ということになる。

それぞれ、どんな響きなのか、
ピアノで鳴らしてみると面白いと思う。
コメント

直接金融の勧め

2007-02-25 22:04:40 | 生きるヒント
貞子ちゃんの連れ連れ日記の
このエントリー
に激しく同意。

銀行に預けているお金が
どう使われているのかを一秒たりとも考えない、
というのは確かにまずい。

そうだ! 新しい産業を興すのは、個人投資家だ!

って、ライブドア事件で大損した人もいたわけですが・・・
コメント (1)

村山由佳「星々の舟」

2007-02-25 14:33:24 | 
村山由佳さんは、「天使の卵」を読んで好きになって、
「BAD KIDS」、「野生の風」も読んだのだが、
あまりにも都合のよい設定、というか、
あまりにもべたなところが、さすがに気になって、
それ以後はずっと敬遠していた。

「星々の舟」が直木賞を取ったときも、
特に読みたいと思わなかったのだが、
たまたま、文庫になっているのを知って、久しぶりに買ってみた。

確かに、これはとてもよくできていると思う。
もともと、感情を揺さぶる(煽情的とさえいえる)語りは素晴らしい。
本能的な語り部タイプ、なのだと思うのだが、
本作では、それが、家族の一人ひとりを主人公とした短編の集まりで、
いろいろな相を浮かび上がらせる、という仕掛け
(福永武彦さんの「忘却の河」を思い出した)
にぴったりとはまって、感動がより深くなっている。

設定がダイレクトなご都合主義
(という言い方はあまり適切ではないのだが、
ずいぶん使い古された手、というのも違うしなぁ・・・)
なのは相変わらずなのだが、
それが気にならないくらい引き込まれて、
あっという間に読んだ。
コメント

奨励会三段リーグ編入試験の光と影

2007-02-24 23:32:24 | 将棋・ゲーム
今泉健司さんと、秋山太郎さんが挑んでいる、
奨励会三段リーグ編入試験。

今日までに4局が行われて、
秋山さんは2勝2敗。残り4局を全勝が条件となり、かなり厳しいが、
今泉さんのほうは4戦全勝。合格まであと2勝となった。
残り4局中2勝すればよいのだから、かなり有望だ。

ところで、今泉さんの影で、
この編入試験のとばっちりを受けた?のが、
関西奨励会の吉田正和二段。

吉田二段は、1月20日の奨励会終了時点で7連勝。
三段昇段の条件の一つである8連勝まであと1勝に迫っていた。

その昇段の一番が、今泉さんとの一番に当たってしまったのだから、
なんとも不運というか、ひどい。
8連勝の次の条件は、12勝4敗。
それでもまだ希望はあったのだが、今日の奨励会で、
2連敗してしまい、また最初から。厳しい・・・

それにしても疑問なのは、どうして
編入試験を、通常の奨励会対局として扱うことにしたのか、だ。
編入試験を受ける人は、通常の奨励会員とは違うのだから、
昇段条件などにはカウントしない、というのが
常識的なの判断だと思うのだが・・・

今泉さんとの一戦の次は勝ったのだから、
編入試験は昇段などの条件には入れない、となっていれば、
8連勝で昇段だった、とも言える。

詳しい事情はわからないのだが、
表に出ている結果を見る限りでは、
一生にかかわりかねない判断なのだから、
もっと慎重に考えるべきだったように思う。
コメント

作曲入門(4)

2007-02-24 22:46:05 | 音楽
やっと和音について書くことができる。

和音は、音階の中の音の組み合わせである。

通常の長音階、短音階は7音の音階だから、
音が二つ、三つ、四つ、五つ、六つ、七つ、
の場合がありえるわけだが、二つでは物足りないし、
異なる音を六つや七つも同時に鳴らすと濁った汚い響きになるので、
最も基本となるのは3音の場合である。
それにトッピングを追加した4音の場合までを知っておけば、
実用的にはだいたい足りる。

まずは3音の場合について。

ドからシまでの7音のうちから3音を選ぶ選び方は35通りあるのだが、
そのうちできれいに響くものは限られている。

和音の一番下の音を根音(ルート)と呼ぶ。

ドを根音とし、その上に長3度(ミ)、5度の音(ソ)を
積み重ねた和音(ド・ミ・ソ)は、もっとも美しい響きの和音で、
主音=トニカを根音とすることから、主和音=トニックと呼ばれる。
Tonic の頭文字をとって T、あるいは、
音階の第1音を根音とするという意味で I と書かれる。

ソ(属音)を根音としても、同様に、長3度上(シ)、5度上(レ)
を重ねた和音(ソ・シ・レ)が作れる。
これは属和音=ドミナントと呼ばれ、DあるいはV と書く。

同様に、ファ(下属音)を根音とする(ファ・ラ・ド)は、
下属和音=サブドミナントと呼ばれ、SあるいはIV と書く。

この3つの和音は、主要三和音と呼ばれる。

短音階についても、同様に、短3度、5度の音を重ねた、
(ラ・ド・ミ)、(ミ・ソ・シ)、(レ・ファ・ラ)、
が主要三和音になる。

長音階の主要三和音の根音は、ド、ソ、ファ、であり、
短音階の主要三和音の根音は、ラ、ミ、レ、で、
お互いに重なっていない。
シを根音とする主要三和音は(シ・レ・ファ#)となるので、
音階からはずれてしまう。

ぜいたくを言わなければ、この長短の主要三和音、
あわせて六つの和音だけでも、
だいたいのメロディに和音をつけることができる。

以下では、
(ド・ミ・ソ)を I
(レ・ファ・ラ)を IIm
(ミ・ソ・シ)を IIIm
(ファ・ラ・ド)を IV
(ソ・シ・レ)を V
(ラ・ド・ミ)を VIm
と書くことにする。

ローマ数字は、その和音の根音の長音階での位置を表し、
添え字の m は、短音階の和音、
つまり、短三度-五度の和音であることを表す。

たとえば、メリーさんの羊のメロディに対しては、
一番簡単には、

ミ レ ド レ ミ ミ ミ レ レ レ ミ ソ ソ
Ⅰ       Ⅰ     Ⅴ     Ⅰ

ミ レ ド レ ミ ミ ミ レ レ ミ レ ド
Ⅰ       Ⅰ     Ⅴ       Ⅰ

というふうに和音をつけると、I と V しか出てこなくて単調だが、
だいたいきれいに響く。ピアノで弾いてみるとわかる。

ただし、これだと、メロディの音が和音に
必ず含まれるわけではない。
たとえば、ミレドレの「レ」は I の和音には含まれていない。

メロディの音が和音に必ず含まれるようにするには、たとえば、

ミ レ ド レ ミ ミ ミ レ レ レ ミ ソ ソ
Ⅰ Ⅴ Ⅰ Ⅴ Ⅰ Ⅰ Ⅰ Ⅴ Ⅴ Ⅴ Ⅰ Ⅰ Ⅰ 

ミ レ ド レ ミ ミ ミ レ レ ミ レ ド
Ⅰ Ⅴ Ⅰ Ⅴ Ⅰ Ⅰ Ⅰ Ⅴ Ⅴ Ⅲm Ⅴ Ⅰ

のように和音をつければよい。
(フォントの関係で上下がずれてしまうようだが、
1音に1和音が対応している)

しかし、これはちょっとめまぐるしいので、
1小節に一つか二つの和音をつけるのが普通のようだ。

長くなるので、とりあえずここまで。
コメント

女流棋士独立

2007-02-23 20:16:34 | 将棋・ゲーム
日本将棋連盟からの女流棋士の独立が迷走しているようだ。

新法人設立準備委員会のブログでおよその経緯はわかる。
勝手に将棋トピックスには、いろいろな情報が整理されている。

世論は、連盟理事会が女流いじめをしている、という感じのようだし、
実際そうなのかもしれないが、
女流の中も割れているのではないかと思われる。
とりあえず連盟に残るという女流棋士が増えてきているのかもしれない。

女流タイトルホルダーで、非常に重要な立場にある
清水市代さんの意向が見えていないのも、
なんだか不自然だ。準備委員会メンバーにも入っていない。

それが、連盟理事会の切り崩しによるのかどうかはわからないし、
策謀だとして、どこに狙いがあるのかも、よくわからないのだが、
かなりこじれてしまっているようなのは悲しいことだ。

連盟に残りたいという理由は何だろうか?

女流棋士が新法人を設立すると、
女流棋戦はそこが運営することになるのだろう。
育成会もそこが運営することになるのだろう。

どうしても男性と競い合いたいという女性は、
奨励会に入ればよいし、師弟関係についても、
別に従来どおりでよいように思える。
通常の棋戦への参加も、特別枠で認めればよいと思う。
解説の聴き手や、普及の仕事は、
将棋連盟の下請け的な感じで請け負うことになるのだろうか。

経営が回るのか?という点への不安要因以外は、
独立のデメリットはよく見えないのだが・・・

と思ったら、
日本将棋連盟の会長である米長邦夫永世棋聖の日記によれば、
経営が回るかどうかわからないから、
当面は連盟の中で擬似独立でやってはどうか?
という案もあった、ということらしい。

でも、ここに書かれている「案1」と現状とは
そんなに違うようにも思えないのだが。
どこが違うのだろう?

現在の新団体は連盟に敵対的だ、ということ?
勝手に寄付を募ったりして、言うこときかないから?
「独立」とは言っても、採算だけは独立で、
コントロールの効く範囲内にいて欲しかった、ということ?

なんだか、自分の思い通りにならなかったから、
邪魔をしている、ように見えてしまう。

しかし、名人戦問題といい、この問題といい、
なんでこんなに、見苦しくもめてしまうのでしょうかね?

まさか、話題作りのためにわざとしているわけじゃないだろうに。
将棋を指す人は、さすがに先を読むのが上手すぎて、
何を考えているのか、さっぱりわからない。

個人的には、すっきりと独立して、
仲良くやっていって欲しいと思うし、
将棋のためにも、それしかありえないと思う。

はやく、誰かの仲介で手打ちになるとよいのだが。
コメント

あなたの賃金はどうやって決まっているのか?

2007-02-22 23:20:41 | 生きるヒント
分裂勘違い君劇場のこのエントリ

例によって、図解もあっておもしろい。
議論の進みはちょっと怪しいけど・・・

しかし、これだけいろいろ盛り上がるということは、誰か、
「さおだけ屋はなぜつぶれないのか」と同じような感じで、
「あなたの賃金はどうやって決まっているのか」という本を
出版したら、けっこう売れると思う。

少し前の自分のエントリーでは、
賃金格差は、個人の能力格差に基づき、
個人の能力は指数的に分布するのでは?
というようなことを書いたのだが、
現実には、賃金格差≠能力格差なわけで、
おおまかに言って、どっちが大きいのだろう?

日本では、年功序列のなごりで、
賃金格差のほうが小さいような気がする。

というか、能力以上の給料をもらっている人が多そうだ。
(目立つだけか?)
逆に、能力以下の給料しかもらえてない人も多そうだ。

いつかも書いたが、
年功序列を維持するのは無理になったが、
かといって、個人評価も難しいから、
役員以外は一律抑制で、特に特定の世代が
異様に買い叩かれている、という印象がある。

今の日本の賃金格差の問題の核心にあるのは、
こういう不公平の問題だろう。

確かに日本の現状は賃金格差が小さすぎるのだろうが、
不公平な状態をそのままに、
格差だけが拡大してゆくのでは?という不安感。

そういうことしてれば会社が潰れるはずなのだが、
みんなでわたれば怖くない的に、
みんなで潰れる方向に行ってしまうこともありえる。

賃金格差の拡大が必要だ。
そうだそうだ、役員報酬を上げて、
がんばるインセンティブを高めよう!
あ、隣の会社も役員報酬があがった、
うちも世間並みにしないと、優秀な経営者が来ない!
・・・

賃金決定の非公正さを是正するには、
具体的にはどうすればいいのか?
もっともっと雇用を流動化して、市場原理で解決する?

でも、基本的に、能力評価の伝統というか、
風土があまり無いからなぁ・・・

人を見る目のある人の絶対数が少ない。
だから、主観評価では、かなりばらつきが出てしまう。
どうせなら、甘い人に評価してもらいたいと思うのは自然だし。

だから、客観数値評価しなくては、となってしまう。
そうすると、データを集めるなどの評価のコストばかりかかって、
かつ、数値化できるものはたいしたものではないから、
何を評価しているのかわからなくなる・・・

なるべく公正に近い賃金の決定法って、
どうすればいいのか?

あなたの賃金はどう決まるべきなのか?
コメント

政治資金に会計監査を

2007-02-22 22:06:33 | 雑感
池田さんのブログで藤末健三氏のコラムが紹介されていた。

激しく同意。
ぜひ、法律改正をして欲しい。

というか、会計監査が無い、というのは知らなかった・・・
藤末さん、がんばれ。

コメント

作曲入門(3)

2007-02-20 22:45:57 | 音楽
第3回目は音程の呼び方について。

音階が決まると、使う音の並びが決まったのだが、
音階から二つの音を取り出したとき、その音の間隔、
つまり音程はいろいろある。

ここでは、その呼び方をまとめておく。
以下は、教科書からの抜粋。

同じ高さの音の間の音程?を完全1度と呼ぶ。

ドとレの間は全音一つ分で、この音程を、長2度(Major 2nd)と呼ぶ。
ミとファ間のように、半音一つ分の音程を、短2度(Minor 2nd)と呼ぶ。

ドとミの間のように、全音二つ分の音程を、長3度と呼ぶ。
ラとドの間のように、全音一つと半音一つの音程を、短3度と呼ぶ。

ドとファの間のように、全音二つと半音一つ分の音程を、
完全4度(Perfect 4th)と呼ぶ。
全音三つ分の音程を、増4度(Augumented 4th)と呼ぶ。

ドとソの間のように全音三つと半音一つ分の音程を、完全5度と呼ぶ。
二つの全音と二つの半音を含むものを減5度(Diminished 5th)と呼ぶ。
全音階は、完全5度の関係にある音をたくさん集めてあるので、
減5度=増4度の関係にある音も少ない。

ドとラの間のように、全音四つと半音一つの音程を長6度、
ラとファのように、全音三つと半音一つを短6度と呼ぶ。

ドとシの間のように、全音五つと半音一つの音程を長7度、
ラとソのように、全音四つと半音二つの音程を短7度と呼ぶ。

オクターブは完全8度と呼ばれる。

というわけなのだが、いくつか疑問を感じるのが自然だと思う。

なんで同じ音の音程が1度?

どうして、長4度、短4度と呼ばないで、
完全4度、増4度なのか?

どうして、長5度、短5度と呼ばないで、
完全5度、減5度なのか?

減5度と増4度は、数字的には、
全音三つ分という同じ音程になってしまうのだが、
なぜ呼び方が二つあるのか?

音楽理論のわかりにくさの一つの原因は、こういう、
用語のわかりにくさ、にあるように思う。

どうしてこういう用語なのかは、たぶん歴史的な話なので、
教科書には書かれていないことが多い。
自分で少し考えてみる。

まず、長x度、短x度、という呼び方は、
そもそも、長音階と短音階の基音とx番目の音の
間の間隔の呼び名としてつけられたのではないか?

これで、1度という呼び方、および、
4度と5度の例外は説明できる。

長音階、短音階のどちらでも、
基音と4番目の音との間の音程、
5番目の音との間の音程は同じで、
4番目は、全音二つ+半音一つ
5番目は、全音三つ+半音一つになる。

増4度、減5度という呼び方は、
和音の作り方と関係しているのかもしれない。

次回は和音についてまとめる予定だが、
本来ソの音があるべきところをソ♭に変えた和音、
本来ファの音があるべきところをファ♯に変えた和音、
というようなことがあるので、
ドとソ♭の間の音程は減5度で、
ドとファ♯の間の音程は増4度、
という使い分けは意味があるのかもしれない。

ドとソが5度で、それを半音減らしたのが減5度、
ファとドが5度で、それを半音減らしたのが増4度?
という意味もあるのかも・・・

ただし、これで説明できないのが、短2度、長2度だ。
基音と2番目の音の音程は、
短音階でも長音階でも全音一つなのに、
なぜ、完全2度、減2度、でないのだろう?

2度はあまり使わないから、
どうでもよかったのかもしれない・・・
コメント

山形先生、卑怯なんじゃないか?

2007-02-20 21:34:33 | 雑感
生産性論争?のほうは、
どちらかというと、双方振り上げた拳を降ろせずに、
というような感じの泥沼だったが、
ここにきて、山形氏は、著名経済学者にメールで
質問をするという挙に出た。

質問内容が当初の主張と違うように思えるが*、
それ以前に、こういう議論のしかたは、
なんだか、虎の威を借る・・・という感じで、
かなり卑怯な感じがぬぐえない。

それだけなんですが・・・

2/22に追記:
*この点については、山形氏の一連のエントリーを
読んでみると、必ずしも内容がずれているわけではないかも。
もしかして、池田氏の単純な誤解?のような感じもする。
もっとも、山形氏の文章もわかりにくいのだが・・・
コメント

二極化する社会で凡人はいかに生きるべきか?

2007-02-18 11:08:56 | 生きるヒント
二極化とか格差社会とか言われて久しい。

どうしてそういうことが起こるのか?
世界のグローバル化、フラット化で、
「個人」の能力が白日の下にさらされ、
給料に換算されるようになってきたから、らしい。

それでは、そもそも人間の能力は二極的ということか?

将棋の世界などを見ていると、確かに、指数的な感じはする。
平均勝率をプロットすれば、指数カーブに乗るのでは?
(やってみればすぐわかるのだが・・・)
獲得タイトル数は、さらに切捨て過程が入るので、
とんでもないカーブになっている。
給料も、そういう感じなのではないか?

そのことの一番単純な説明は、
遺伝子の効果が足し算ではなくて、掛け算で利く、
というものだろう。

たとえば、将棋に勝つためには、
盤面をイメージして操作できる能力、
あきらめない能力、
定跡を記憶する能力、
・・・
などなど、結構多くの能力が必要で、
それぞれの効果は足し算ではなくて、掛け算で利きそうだ。

いくら、イメージ操作能力が高くても、
諦めやすい性格では、勝てそうにない。

とすれば、有利な遺伝子を n 個持っている人と、
m 個持っている人の総合的な強さは、すごく大雑把には、
それぞれ、a^n と a^m になる。
(a は、有利な遺伝子一個の平均的な有利さ、
みたいなもの。)

というわけで、人間の能力がそもそも指数的だとすれば、
完全競争下でそれにあわせて給料が決まるとすれば、給料も指数的になる、
つまり、ものすごく高い給料を取る人が少数いて、
低い給料を取る人がたくさんいる、という形になる。

ほとんど一人でできる仕事、たとえば
小説家の世界などは、こういう構造をしていそうだ。

というわけで、人間の能力がある程度指数的だとすると、
少数のとてもすぐれた人(超人)と、多数の凡人がいる、
ということになる。

これまでは、年功序列の組織の中で仕事するのが
あたりまえだったので、超人と凡人の給料はそれほど
違わなかったのだが、それが崩れてきている。

超人にとっては良い方向の変化だから、
どんどん転職して、給料をあげてゆけばよい。

私も含めて、凡人はどうすればいいのか?

まず、自分が超人ではないからといって、
いたずらに絶望的になる必要はない。

能力が指数的だとすると、ほんとうに有能な人は
ほんとうに一握りということになる。
これは実感としてもそうだ。

だから、超人ではない、というだけで人生をあきらめる必要は全くない。
格差は、目立つ部分だけが取り上げられやすいから、
実態以上に大きく見える、ということもある。

たとえば、メディアは、「プロフェッショナル・・・」のように
目立った成功をしている人を偏って取り上げる。
そのほうが面白いから当然で、だから、
自分とそれを引き比べてしまうのはしかたがないことだが、
それを見ていたずらに羨望したり、絶望するのは虚しい。
もっと身近に目を向けたほうがよい。

一つの戦略は「自分がこれは、と思う超人にお仕えする」というものだろう。
超人といえども、一人では生きられないし、
プロダクティブな超人の周辺には、
凡人でもある程度は務まる仕事がたくさん発生することが多い。

YouTube の受付嬢が、Google に買収されたときに、
1億円以上分の株式を得た、(元ネタはここ
というのがこの極端な例。

これはさすがにあまりにも稀な例だが、
日本だと、たとえば、本田宗一郎とたまたま一緒に仕事をした、
というような人、ということになるのか。

会社、組織というと、one for all, all for one、
というような側面もあるが、
もっと属人的で、数人の超人の能力を活かすためのもの、
という考え方もできると思う。

さて、超人にお仕えする、という方針が決まったとすると、
次は、その目標に向けての競争ということになる。
そのときに有利になる条件は何か?
YouTube の受付嬢には、何か特殊な点があったのか?

「人を見る目」があったのかもしれない・・・

「人を見る目」とか、
「あきらめずにがんばれる能力」とか
「人の意見を素直に聞く」とか、
「現実を直視できる」とかは、
有利遺伝子?の中でも、特定の能力とは独立(汎用性が高く)で、
強力なものなので、凡人でも、
こういうのを一つくらいは持っているとよいのかもしれない。

そもそも「どんなに貧乏でもたくましく生きる能力」
があればよい、という考え方もあるかもしれない。
人間なんてみんな昔は貧乏だったのだから、
たいていの人はこれは持っているはずだ。

でも、それだと、平均寿命30歳とかの世界か・・・

生きてるだけで丸儲け、というのはそのとおりだが、
でも、生きてさえいればいい、というものでもない・・・
生きてるだけで丸儲け、と言える社会は、
かなり住みよい社会、ということだ。

今後は、なかなかそうも言っていられなくなる、
というのが問題のように思われる。

まとまらなくなってしまったので、このへんで。
コメント

良い借金と悪い借金

2007-02-17 09:56:51 | 生きるヒント
天気のよい日だが、
NHKでは、お金を借りる方法の番組をやっている。

みんな、やむを得ず借りているのだろうが、
日常的な生活費を借金に頼るのは、
麻薬中毒のように、すごく損で危険だと思う。

まず、そこをもっともっともっと
説明するべきかと。

借金には良い借金と悪い借金がある、と思う。
(さっそく、分裂勘違い君の真似)

まず、良い借金とは、それをすることで、
金利以上の儲けが期待できる場合だ。

起業する場合とか、あるいは、
車や機械を買う場合でも、それがあると仕事ができるので、
収入が増える見込みがある、という場合。

悪い借金は、当座の穴埋め、
それによる収入増が期待できないもの。

悪い借金が極悪なのは、
返済しないといけないからだ。
それによって、その分、貯蓄ができなくなる。

だから、一度借金すると、
ずーーーっとそれに頼ることになりがちだ。

最初に貯蓄から始めれば、
突然の出費にはそれを取り崩して対応し、
次の出費までの間にまた貯蓄ができる。

しかし、最初に借金から始めると、
次の出費までの間は返済しているので、
次もまた借金することになる。

金利を受け取れる側と、
金利を支払う側と、
一生分をトータルすると、かなりの違いではないか?

たとえ金利を払っても、それで満足が得られるのだから
いいではないか?という考え方もあるだろうが、
一生分のトータルで考えてもそうか?ということに
注意したほうがよいと思う。

たとえば、車が趣味、という場合に、
少しの間我慢して貯蓄して、それで最初の車を買えば、
次を買うまでに貯蓄ができるので、
以後はずっと貯蓄で買うことができる。

最初に借金で買ってしまうと、
次を買うまでは返済をすることになり、
以後ずっと借金で買うことになりがちだ。

この場合、得られる満足度の差は、
最初の数年分の車の有無だが、
収支の差は、最初の借金の金利分だけではない。
目先の得と、後々までの損の比較になる。

必要なお金が小額なら、最初に困ったときに、なんとか
親類縁者などを頼って「寄付」をしてもらい、
それでしのいで、それを借金したと思って、
返済分を次に備えて貯蓄する、
というのがいいと思うのだが・・・

「お祝い」には、そういう互助的な意味もあると思う。
だから、気張ってお返しなどせずに、そういうふうに
使わせていただくのがよいのではないか、と思う。
(嫌われるかもしれないけど)

「リバースモーゲージ」というのも、なんか納得ゆかない。
買うときに金利を払って、売るときにも払う、という感じ。

損得だけなら、さっさと家を売って、
それでできた貯蓄を運用して、
アパートを借りて暮らせばよいように思う。
トータルでは、かなり違うのではないか?

この場合は、住み慣れた家で暮らしたい、
ということがあるわけで、その価値との取引、ということになる。
その価値をいくらで買っていることになるのか、
理解して利用していればよいのだが。

クレジットカードのリボルビングなども含めて、
日常生活の中に、悪い借金が蔓延し、
消費者金融の広告がいたるところにあるような現状は、
かなりおかしいと思う。

絶対しゃぶられているんじゃないか?

借金することの損得をもう少しちゃんと
考えるようにしたほうがいいのではないか?

もちろん、社会全体として考えると、
それで景気が良くなっている分もあって、
借金をしない人にとっては、それでいいのだが・・・
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作曲入門(2)

2007-02-17 00:35:53 | 音楽
作曲入門の2回目は、音階についてのまとめ。

なんで作曲するのに音階についての知識が必要か?
というと、第一には、メロディが音階の音を主として
作られていること。第二には、メロディに伴奏をつける、
つまり、ハーモニーをつくるときに、
和音についての知識があると役立つのだが、
それを理解するためには、音階について知っておくほうがよい。

音階とは階段状の音の並びである。
典型的な音階は、長音階「ドレミファソラシ(ド)」である。
これは、全音階(全音的音階, Diatonic Scale)とも呼ばれる。

音の高さはその周波数で決まる。
周波数は連続だから、どんな周波数の音を使っても
よさそうなものだが、実際には、ほとんどの音楽は、
音階の中の音だけを使って作られている。

これは、あたりまえのように思われているが、
よく考えると不思議なことだ。なぜだろう?

これに答えてみようというのが今回の主目的。
元ネタは、ここと、このあたり

まず、ひとつのポイントは、
音階の中の音の関係は、相対的なものである、ということ。
つまり、「ド」となる音は、基本的には、
どんな高さ(周波数)の音でも良い。
構成要素の音の間の周波数の比が本質である。

人間の聴覚は、整数倍の周波数の音を類似音として感じるので、
普通の音階は、ある音からはじまり、その音の二倍の周波数の音
(1オクターブ上の音)で終わる(そしてまたはじまる)列の
繰り返しになっている。なので、
ある音から、その2倍の周波数までの間にある無限個の音のうち、
どれを選んで並べるかで一つの音階が決まる。

普通のピアノで長音階を弾いた場合、
最初の音を 1 とした場合の周波数比は下記のようになっている。

第1音(ド)  1      2の 0乗
第2音(レ)  1.124662... 2の 2/12=1/6乗(2の6乗根)
第3音(ミ)  1.259921... 2の 4/12=1/3乗(2の3乗根)
第4音(ファ) 1.334840... 2の 5/12 乗
第5音(ソ)  1.498307... 2の 7/12 乗
第6音(ラ)  1.681793... 2の 9/12=3/4 乗
第7音(シ)  1.887749... 2の 11/12 乗
第8音(ド)  2      2の 1乗

音階の中での音の位置を表す名前(ドレミファソラシド)を階名と言う。
つまり、ドとは、音階の第1音の名前である。
これに対して、音の絶対的な高さ表す名前は音名と呼ばれ、通常、
CDEFGABC(日本語ではハニホヘトイロハ、ドイツ語ではCDEFGAHC)が使われる。

ただし、ドレミファソラシドは、イタリア語の音名でもあるので、
イタリア語を使う場合にはちょっとややこしいことになる。
たぶんこのせいもあるのだろうが、
音階の中での位置を表すために、I, II, III, IV, V, VI, VII
のようなローマ数字を使うこともある。

さて、上のような周波数比の音が選ばれている理由が問題だが、
それは、第一に、人間の感覚特性による。

聴覚に限らず、人間の感覚にはウェーバー・フェヒナーの法則
という法則が成り立っていて、量の大小をその対数尺度で感じる
ことが知られている。

たとえば、ある音から始めて、その2倍、4倍、8倍、・・・
の物理的パワーを持った音を並べると、
人間の耳には、それぞれ、最初の音の2倍、3倍、4倍
大きく聞こえる。

音の高さについても同様で、隣り合う音の周波数の比が同じときに、
それらの音は均等な音の高さ差で並んでいるように感じる。
比が差として感じられる、というところがポイント。

そこで、ある音から、その2倍の周波数の音までの間に、
両端を含めて M 個の音を並べるときに、
周波数の比が、1、2の1/M乗、2の2/M乗、・・・、2、
となるように並べれば、隣り合う音の比はすべて
2の1/M乗で等しくなるため、音の高さが、
同じ量だけ増えてゆくように感じる。

実際、上の表では、M=12の場合、つまり、8つの音がすべて、
2の n/12乗 (n=0,2,4,5,7,9,11,12)になっていることがわかる。

では、なぜ、M=12 が選ばれたのか?また、
なぜ、12個の音すべてではなく、その中から8個が選ばれたのか?

これは、音の協和性による。
人間の耳は、整数比の音の組み合わせを気持ちよく感じる性質がある。
中でも、2:3 = 1.5 の比が一番気持ち良く感じる。
上の表でみると、これは、第1音ドと第5音ソの関係に
非常に近いことがわかる。

そこで、ある音から始めて、2:3 の関係で音を並べてゆくと
どうなるかを考えてみる。

まず、最初は、1, 1*3/2=1.5 となる。
その次の音は 3/2*3/2 =9/4=2.25 だから、2 を超えてしまう。
そこで、これは周波数を半分にして2までの範囲に引き戻すと、
9/8=1.125 となる。これが、上の表の第2音の周波数比と
ほとんど同じであることに注意。

この操作(3/2倍して、2を超えたら2で割る)を繰り返すと、
1, 3/2=1.5, 9/8=1.125, 27/16=1.6875, 81/64=1.265625,
243/128=1.8984375, という列が得られる。また、逆に、
1オクターブ上の音 2 から始めて2/3 倍すると、4/3=1.3333 を得る。

これらを小さい順に並べ替えると、
1, 1.125, 1.265626,1.33333, 1.5, 1.6875, 1.8984375, 2となる。
この数列の数字を、上の周波数比の列に含まれる数と較べると、
かなり近いことがわかるだろう。

逆に言えば、M=12 とした音階は、
互いに2:3 の周波数比を持つ気持ちよく響く音
(を、2倍までの周波数の範囲内に引き戻して並べたもの)
をたくさん含んでいる。

実際、ドからラまでのすべての音に対して、ドとソ、レとラ、ミとシ、
ファとド、ソとレ、ラとミ、のように、よく響く組み合わせの音がある。
つまり、人間の聴覚がだいたい識別できる範囲で、
気持ちよく響きあう音をできるだけ詰め込んだものになっていると言える。

同じ8つの音を使って、長音階のラにあたる音から並べた音階は
短音階と呼ばれる。この場合、第1音からの周波数の比は、
第1音(ラ) 1
第2音(シ) 2の2/12=1/6乗
第3音(ド) 2の3/12=1/4乗
第4音(レ) 2の5/12乗
第5音(ミ) 2の7/12乗
第6音(ファ) 2の8/12=2/3乗
第7音(ソ) 2の 10/12=5/6乗
第8音(ラ) 2
となる。

音階の第1音をドと呼ぶという定義に従えば、短音階もまた、
「ドレミファソラシド」と呼ばれるべきだが、
それだとかえって混乱するため、短音階の階名は
「ラシドレミファソラ」を使うことが多い。

2の1/12乗の音の高さの差は「半音」、
2の1/6乗の音の高さの差は「全音」と呼ばれる。
たとえば、ドとレの間は全音で、ミとファの間は半音である。

全音、半音という言葉を使うと、長音階の音の間隔は、
ド全レ全ミ半ファ全ソ全ラ全シ半ド、となる。
一方、短音階は、ラ全シ半ド全レ全ミ半ファ全ソ全ラ、である。

ここで重要なのは、第1音と第3音の間の間隔である。
長音階が全音二つ分であるのに対して、
短音階は全音一つと半音一つで短い。
これが長・短という名前の由来ではないかと思われる(自信なし)。
英語では、major scale, minor scale と呼ばれる。

音の並び方の違いだけなのだが、長音階は明るい感じを与え、
短音階は暗い感じであり、これがほぼすべての人に共通なのが、
人間の聴覚の不思議さである。

長音階の第1音(ド)は主音(中心音、基音、トニカ)、
そこから5度上の第5音(ソ)は属音(ドミナント)、
5度下(のオクターブ)の第4音(ファ)は下属音(サブドミナント)
と呼ばれる。また、第7音(シ)は、主音を導くという意味で、
導音と呼ばれる。

理論的には、長音階、短音階以外にも、
12個の音の中でどれを採用するかによって、
いろいろな音階が考えられるはずだ。

典型的なものに、いわゆる「よな抜き音階」がある。
これは、長音階の第4音(ファ)と第7音(シ)を抜いた音階で、
ドレミソラドとなる。素朴な音楽はこれで作られていることが多い。
また、琉球音楽などのように、ドミファソシドの音階もある。
また、1オクターブを12以上の細かい音に分けることも考えられる。
インドやアラブ音楽の音階には、そういうものもあるらしい。

他に、ジャズのブルーノートというのもある。
これは本当はややこしいらしいのだが、
長音階のミとソとシの音を半音下げた音らしい。
これをメロディに入れると、
ちょっと崩れた、ブルージーな感じ、になる。

さて、音階では音の比が重要なので、
音階の中にある音の周波数は、
どれか一つを決めれば他が決まる、という関係にある。

最初に決める一つの音の周波数はいくつであってもよいわけだが、
複数の楽器で合奏するときには、音をあわせておく必要がある。

現代の標準では、440ヘルツの音をラ(A)の音とすることになっている。
このことから、たとえば、ピアノの中央のド(C)の音の周波数は、
その 2の4/3乗分の一、すなわち、2の3/4乗倍の261.6255ヘルツとなる。

通常のピアノの鍵盤は88鍵(黒鍵も含めて)で、ラから始まっている。
一番下のラは A0 のように、音名(A)と何番目(0)の音階の中の
音かをあわせて呼ばれる。A0 の周波数は、440Hz の1/16=27.5Hz である。
その上のドが C1 と呼ばれる。中央のドは4回目のドなので、
C4であり、その次のラが A4 = 440Hz である。
一番上はドで終わっているが、これは C8である。

このように、長音階や短音階は、人間の聴覚にとって
気持ちよく響きあう音をできるだけ詰め込んでいるという意味で、
合理的にできている。だから、広い地域で、長い間に亘って、
使い続けられている、ということのようだ。
コメント

良い競争と悪い競争

2007-02-17 00:05:26 | 生きるヒント
池田さんのブログからリンクをたどって、
分裂勘違い君劇場というのを読んだ。

おもしろい!!

本人も「これはネタです」と言っているとおり、
全体的にかなり怪しいのだが、
でも、よく考えられていると思う。
本人に言わせると、この程度のものは脊髄反射だ、と言いそうだが。

断言している割には、すぐ後でひっくり返したりして、
多面的なのも楽しめる。
思わずたくさん読んでしまった。

20エントリーくらい読んだ中では、
これなんか、かなり感動的^^

良い競争と悪い競争。
価値創造競争と価値分配競争。
パイを大きくする競争と、パイを奪い合う競争。

わかりやすい。

日本の20年後の姿、というエントリーもあって、
かなり力作。

情報と知識が多くの価値を生み出す世界では、
日本語が大きな障壁になる、
というのは、もっともらしい・・・

知り合いが昔、日本政府は、日本が繁栄しているうちに、
日本語をもっと世界に普及させるようにがんばるべきだ、
日本語人口倍増計画を実施しろ、
と言っていたのを思い出す。

もう今からでは全然厳しいなぁ・・・
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