続・気ままに”ぱちり”

気ままに撮影した写真をアップ

テストDAT

2008年02月26日 23時35分56秒 | オーディオ
これはレアな一品だとおもう!
DATのテストテープ。
それも日本電子機械工業会(EIAJ)のテストテープ。
EIAJ DAT-1
DATの基準録音レベルが-18dBから-12dBに変更になるかも?
という注釈付きのテストテープ。
0dB(16bit)に最大録音レベル信号とか-∞dBとか
機器が正常に動作しているかを確かめるのに有効な信号が録音されています。

DTC-ZA5ES

2008年02月26日 00時53分31秒 | オーディオ
ソニー最後のホームユースのデジタルオーディオテープ(DAT)機器です。

クラスとしては中級でしょうか?

ソニーはこれより高級なモデル群(価格200,000円強)として
DTC-1000ES、DTC-1500ES、DTC-2000ESという流れがありましたが、
最終モデルにはこの価格帯のエントリーがなく、
実質上の最高級モデル(このモデルで価格136,500円)

機能的にも、
SBMデジタルフィルター搭載
4D.D.モーターメカニズム
44.1kHzでアナログ入力録音も可能
デジタル・フェードイン/アウト
デジタルピークマージン表示
主要なところは継承されています。

削られた機能の代表的なものとして
同時モニタ可能な4ヘッド構成
End ID skip ID機能
といったところでしょうか(END IDは残して欲しかったなー)

このモデルは1995年発売で2005年まで現行機種でした。
そのため今では数少ないメンテナンスが受けられるDATモデルです。
古くていいモデルはありますが、
長く使うとなるとメンテナンスが受けられる方が安心です。

その点、ソニー最終モデルのポータブル機TCD-D100とDTC-ZA5ESは
まだ当分大丈夫!



音質はESの型番は伊達ではなく、骨太で重心が低く
それでいて細かい音までよく出ます。
なんか圧縮フォーマット(MP3)になれた耳で改めて聞くと
音が立体的でつややかキラキラといった感じに聞こえてとても魅力的です。
この音を聞いてしまうと圧縮フォーマットには戻る気がなくなってしまいます。

DATの音ってCDと比べて、重心がさがってCDで出ている刺激的な音が
良い意味で丸くなる感じがして結構好きです。

SACDトラック再生時にはSACDプレイヤーのデジタルアウト(光、コアキシャル)
には出力が出ません。従ってデジタルコピー
(ここでいうコピーとは許可された範囲での意)は出来ません。

そんなSACDサウンドをより実際に近い音でコピーするには
SACDのアナログOUTをビットレート48KHzでサンプリングしたものに
スーパービットマッピング(SBM)で20ビット並として記憶するのが、
現行一番近いのでは?ということで久しぶりに活用を始めました。

(一般的ではない、パイオニア製DATの倍速96KHzサンプリングと
VAIOやコルグのDSDレコーディングは除く)