saderのエッセイ館

saderは自然の中を旅するのが好きです。
四季折々自然が持つ“蠱惑の魅力”を『エッセイ館(やかた)』へとどけます。

夏休みの滝畑四十八滝

2017-08-06 17:10:58 | Weblog
夏休みになると、若者や家族づれでにぎわう滝畑四十八滝。8月3日(木)に訪れてみたが、数年前の秋に来た時と、ずいぶん印象が違っていた。滝畑ダムバス停からの道を南へ進み、売店(軽食堂)の先にある岩湧山登山口のトイレを左に見送る。更に狭い林道を緩やかに登って光滝寺キャンプ場を右、古い稚児滝の名板を左にし、坂道を上がれば林道の右が光滝キャンプ場である。
光滝キャンプ場の駐車場付近の様相は一変、売店と立派なトイレが建っている。ついでに清掃協力費とやらも100円から200円と倍額になっていたが散策路は整備もされず、荒れ放題でハイキング道は‟通行止め”になっていました。ほとんどが若者グループや家族づれでバーベキューや水遊びを楽しむ人ですから問題はないのでしょうネ。光滝キャンプ場入口からは映り込みが綺麗な流れの右岸を200㍍ほど歩いてゆけば光滝を正面にします。二条10㍍ほど大きな滝壺が特徴で両岸にはイワタバコが群生して、丁度、花の時期でした。
撮影していたら男子学生のグループに御光滝(ごこうたき)への道を尋ねられました。彼らに分らないのは、あたりまえ案内パンフレットの掲載地図を覗いたら小学校の子供が描いても、もう少しマシ?と言いたい感じのものでした。
光滝から荒滝方面へは一旦、光滝キャンプ場の入口へ戻って、林道を700㍍ほど登り、林道分岐で鉄の遮断機が道を閉ざす方の林道を選び、橋を渡ると前方に東屋がみえてくる、その辺りの左に「荒滝」の道標がある。荒滝へはすぐ下のミョウガ谷右俣を渡り、左俣を100㍍行けばよい(荒滝へは往復10分程度)。荒滝の道標から林道を更に15分ほど行けば御光滝への道標がある(御光滝も往復10分程度)。若い人なら往復歩行時間(休憩は含まない)1時間30分とアドバイスしたら喜んでもらえました。
私達は光滝で昼食の後、炎天下、照り返しのきつい林道を700㍍ほど登って荒滝へゆきました。二段落差7~8㍍ほど、左右に長い滝壺がある滝には人影も無く静寂そのもの、は自分たちだけで滝を独占、4時19分のバスに間に合うよう、ゆっくり帰途につきました。
お知らせ
9月25日:風景写真(入門編)の無料体験講座が開かれ、誰でも参加できます。
申込先:あべの近鉄 &(アンド)ビル4階、☎0744-25-5421)「近鉄文化サロン」



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