saderのエッセイ館

saderは自然の中を旅するのが好きです。
四季折々自然が持つ“蠱惑の魅力”を『エッセイ館(やかた)』へとどけます。

明日香の燈火会

2011-09-27 17:05:07 | Weblog
9月23日~25日、明日香の彼岸花がベストシーズンになり、稲淵の“案山子祭り”と“明日香の燈火会”が重なり、例年に無い賑わいをみせている。23日の朝、稲淵 へ偵察に行った。まだ、御前7時だというのに、写真目的の人達が棚田のあちこちに三脚を立てている。彼岸花は九分咲きでベストの状態、露に濡れ輝いていたが、手入れされた棚田の数は去年に比べ減っている感じがした。石舞台、飛鳥寺をまわって1時間ほどで帰宅。
夕方、陽が沈むのを待って、橘寺から川原寺跡へ燈火会の夕景を撮影に出かけてみた。石舞台、岡寺、飛鳥寺、高松塚などに分散していることと、まだ時間が早いため、観光客の邪魔にならずに、濃紺の空とわずかに明るさが残る山のシルエットを捉えることができた。西空から色が消える頃、多くの人と反対に家路へにつく。

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