先日たまたま女性週刊誌を見ていて、はたと思い出したのが皇位継承問題。
この問題は深刻な問題なんだけれど、悠仁さまがお生まれになって時間的な余裕ができたことから、議論が進まなくなっているらしいことがわかった。
皇室問題で女性週刊誌というと、雅子さまの最近のぐあいはどうかということが最近取り沙汰されがちだが、皇位継承問題について触れるニュースはこのところ少ない。以前はこのニュースもあったので、そのときに今の宮家には男子が少ないということもわかった。それでいっそ女系でもいいではないかという世論が高まった後に悠仁さまがお生まれになって、立ち消えになった。それから時間がたって、忘れていたことをついこの前思い出したというのが今回これを書いているいきさつである。
これまでをおさらいしておくと、秋篠宮文仁親王誕生後に生まれた皇族男子は秋篠宮悠仁(ひさひと)親王であり、2006年9月のお生まれ。皇位継承順位は第3位で、第4位~第6位までが現皇太子殿下よりも年長者なので、順番からすれば皇位に就くとは考えにくい。つまり悠仁さま以降に実質的な皇位継承者は今現在はおらず、悠人さまから男子が生まれたとしても危機的な状況に変わりはなく、何らかの対策を打たなくてはならないことはほぼ確実なのである。
さらに、「皇位典範に関する有識者会議」というのが報告書を出していたのである。この会議は平成17年に17回開催されているが、その後11月に報告書を出して以後、開催されていない。
この会議の結論は、女性天皇・女系天皇の容認、長子優先を柱としたものであった。女性を皇族として結婚後も残すことにするという案であるのだが、悠仁さまご誕生とともに反対の声があがって、その時の小泉首相も皇室典範改正案提出に踏み切れなかったという経緯であった。この報告書もニュースになっているはずだが、詳しいことはもう思い出せなくなっている。今回こうして調べているうちに、そういえばそうだったと、いろいろ思い出しているところ。
皇室典範に関する有識者会議 報告書
この報告書の結びには「女性天皇・女系天皇への途を開くことが不可欠」とあるが、この実現はそう簡単なことではなかったのである。
それで今回ネットで調べていたら、櫻井よしこさんがブログに記事を載せていることがわかった。
櫻井よしこさんのブログ記事
宮家が将来消滅するときの対策として、(1)旧皇族を皇族に復帰させる案と、(2)皇族の養子制度の復活の2案があると書かれてあった。
文化の象徴としての天皇制に反対する人は少ないだろうが、今後どうすればいいのか、それに真剣に取り組める人がいないまま、皇室の危機は続くのである。
一般庶民からすれば女系天皇でもいいんじゃないの、昔むかしには女性天皇もいたはずだしという世論だったような気がする。待ったの声をあげた人たちこそ、国家的な危機を切り抜けるための方策について早急に議論していくべきところであろう。
この問題は深刻な問題なんだけれど、悠仁さまがお生まれになって時間的な余裕ができたことから、議論が進まなくなっているらしいことがわかった。
皇室問題で女性週刊誌というと、雅子さまの最近のぐあいはどうかということが最近取り沙汰されがちだが、皇位継承問題について触れるニュースはこのところ少ない。以前はこのニュースもあったので、そのときに今の宮家には男子が少ないということもわかった。それでいっそ女系でもいいではないかという世論が高まった後に悠仁さまがお生まれになって、立ち消えになった。それから時間がたって、忘れていたことをついこの前思い出したというのが今回これを書いているいきさつである。
これまでをおさらいしておくと、秋篠宮文仁親王誕生後に生まれた皇族男子は秋篠宮悠仁(ひさひと)親王であり、2006年9月のお生まれ。皇位継承順位は第3位で、第4位~第6位までが現皇太子殿下よりも年長者なので、順番からすれば皇位に就くとは考えにくい。つまり悠仁さま以降に実質的な皇位継承者は今現在はおらず、悠人さまから男子が生まれたとしても危機的な状況に変わりはなく、何らかの対策を打たなくてはならないことはほぼ確実なのである。
さらに、「皇位典範に関する有識者会議」というのが報告書を出していたのである。この会議は平成17年に17回開催されているが、その後11月に報告書を出して以後、開催されていない。
この会議の結論は、女性天皇・女系天皇の容認、長子優先を柱としたものであった。女性を皇族として結婚後も残すことにするという案であるのだが、悠仁さまご誕生とともに反対の声があがって、その時の小泉首相も皇室典範改正案提出に踏み切れなかったという経緯であった。この報告書もニュースになっているはずだが、詳しいことはもう思い出せなくなっている。今回こうして調べているうちに、そういえばそうだったと、いろいろ思い出しているところ。
皇室典範に関する有識者会議 報告書
この報告書の結びには「女性天皇・女系天皇への途を開くことが不可欠」とあるが、この実現はそう簡単なことではなかったのである。
それで今回ネットで調べていたら、櫻井よしこさんがブログに記事を載せていることがわかった。
櫻井よしこさんのブログ記事
宮家が将来消滅するときの対策として、(1)旧皇族を皇族に復帰させる案と、(2)皇族の養子制度の復活の2案があると書かれてあった。
文化の象徴としての天皇制に反対する人は少ないだろうが、今後どうすればいいのか、それに真剣に取り組める人がいないまま、皇室の危機は続くのである。
一般庶民からすれば女系天皇でもいいんじゃないの、昔むかしには女性天皇もいたはずだしという世論だったような気がする。待ったの声をあげた人たちこそ、国家的な危機を切り抜けるための方策について早急に議論していくべきところであろう。