悠々人生

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青菅まち協の避難所体験

2014-11-23 19:55:54 | Weblog
 昨日(土曜日)の午後7時から青菅小学校体育館で行われた青菅まちづくり協議会(以下青菅まち協)の「避難所での宿泊体験」を見学させていただいた。目的は避難所マニュアルの検証と見直しで、青菅まち協の防災防犯部会委員と役員の11名(女性2名を含む)が参加した。(ただし女性は宿泊しなかった)

 体験の内容は資料によると①避難所施設の鍵管理…体育館、防災倉庫、防災井戸等、②食料と物資の配布対応の検証、③体育館(避難所)の温度対策、照明対策、寝具体策の検証とあった。

 私の物差しだと同年齢を想定するので、寒い時期の宿泊体験はご苦労が多いだろうと心配したが、青菅まち協の役員の方々は私よりも若い。若いからこそ宿泊体験にも積極的に参加しているのだろう。

 幸い日中も暖かさが夜まで続き、体育館内は寒さを感じない。暖房の検証をするためガスボンベのストーブを持ち込んでいたが、少なくとも食事の始まる8時半までは火をつけずに済んだ。ただ朝方は気温が下がったようなのでこのストーブが役に立ったのではないだろうか。

 体育館内でガスボンベのストーブを使った場合、避難者が持ち込んだガスコンロで乳幼児のミルクを作るなどといったときの、火気の使用にどう対応するかを考えなければならないだろう。照明はカンデラの数が揃えば人の移動に不自由はない。床に置いたり運動具に吊るしてみたり(写真1)明るさを比べることもできた。

 寒さ対策で気になるのは(写真2)のように両開き引き戸は、隙間から街灯が見えるほど開いている。風のきつい日や外気温の低い日は、この引き戸回りは住空間とするなどの対策が必要ではないか。

 寝具対策は災害用の寝袋を使っていた。アルミのシートを敷いて利用すると暖は取れるという話だった(写真3)。食事は真空パックの米飯にレトルトのカレーで、(写真4)のようにガスコンロを使った。備蓄に課題はあるが十分な食事だ。

 災害時に市が開設する避難所とはニュアンスの違う部分もあるが、要は体験してみることの意義は大きいはずで、今回の体験が万一の時の避難所運用をスムースに進めることにつながるだろう。内容のある良い学習をさせていただいた。


(写真1)

(写真2)

(写真3)

(写真4)

美味しそうなカレー
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