悠々人生

気が多すぎて「時間破産」状態。もっとゆっくりとした人生が目標です。

ながらスマホ

2018-09-25 18:50:21 | Weblog
 まちづくり協議会の今年ののぼり旗は3種類あります。小竹小の児童から募集した標語を採用しているのですが、その一つに「みえてるの?歩きスマホは じこのもと」があります。子どもたちも心配しているのです。

 スマホを見ながら歩いていて人に怪我をさせるとか、自分がホームから転落するという事故がありますので、「ながらスマホ」はまさに時節を得た作品だと思います。さらに悪質なのは、自転車に乗りながらスマホを操作している人がいることです。

 「ながらスマホ」の自転車が歩行者を死傷させる事故は、昨年だけでも45件も発生しているそうです。自転車に当てられて死亡する人だけではなく加害者も悲劇となります。昨年12月に川崎市で女子大生がスマホを操作しながら電動アシスト自転車を運転していて、歩行中の女性に衝突、その女性が亡くなるという事故がありました。

 この女子大生は重過失致死罪で起訴されて、執行猶予付きではありますが有罪判決が言い渡されました。イヤホンで音楽を聴き、右手に飲み物、左手にスマホを持って運転していたのですから救いはありません(読売新聞)。

 しかし、この学生は大学も退学しているそうです。悪質とは言え本人もまさかこんな事故になるとは考えもしていなかったでしょう。しかし、人生は狂ってしまったのです。取り締まりを強化するよう求める声も強いのですが、人手不足かなかなか進みません。

 自転車の法令違反に対する罰は重いのです。都道府県によって違いがあるようですが、無灯火や一時停止の違反は3月以下の懲役か5万円以下の罰金です。歩道を走って歩行者の通行を妨害した場合も2万円以下の罰金か過料です(東京都の場合)。

 佐倉警察署では交通事故死の発生を防ぐために取り締まりを強化しています。取り締まりが厳しく行われるから安全運転をする、では情けないのですが、事故死を減らすためにはやむを得ません。通学路でもスピードを出して走る自転車もいます。取り締まりも強化して欲しいものです。
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