悠々人生

気が多すぎて「時間破産」状態。もっとゆっくりとした人生が目標です。

自分の命を守る

2015-11-29 19:38:40 | Weblog
  左端が起震車、右端が煙体験のテント

昨日は上座・ユーカリまちづくり協議会の講演会に参加させてもらった。昨年に続いて防災システム研究所所長の山村さんが講師だったので、30%ほど重複している部分もあったがそれでも防災の基本として勉強になった。

 山村さんは防災訓練も大事だがお祭りになっていないかの見直しが必要だし、訓練の内容も生き残れたあとのことが多い。大事なのはどんな災害でもまず自分が死なないための訓練が必要だという。自分が死んだり怪我をしたのでは、人を助けることはできない。

 家具の下敷きにならないように固定するとか、揺れで落ちる危険のある額縁などを寝室に掛けないなどの対策は当然だが、さらに地震を感じたときにまずは安全ゾーンに逃げること。家の場合だったら比較的丈夫な玄関に避難し、ドアを開けておくが必要だ。

 避難することや食品・水の備蓄は命があってこそ必要なものだから、まずは死なないための訓練が必要だという。今日は1丁目自治会の避難訓練を見学させてもらったが、市役所からの起震車(地震体験車)はいつもながら人気がある。

 ただ震度7を体験したら、家でこの地震があったらどうするかを考えなければならないのだろう。実際震度6以上だと動けなくなってしまうので、安全ゾーンに逃げることはできない。その前の小さな揺れの時に避難する習慣を付けておきたい。

 消防署の煙体験車も来ていたが最近の火災では煙による死者が多いので、本番のつもりで煙が充満した部屋からの脱出を考えたい。私たち2丁目の防災訓練も反省しなければならないことは多い。

 来年はまちづくり協議会で学区内自治会合同の避難訓練を考えている。まずは自分の命を守ることを大きなテーマとして、訓練の内容を考えたい。

 
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