悠々人生

気が多すぎて「時間破産」状態。もっとゆっくりとした人生が目標です。

社協新福祉委員の研修会

2013-05-20 18:42:48 | Weblog
 自治会の代表者(会長や副会長が多い)が福祉委員になる。しかし、ほとんどの自治会は毎年役員が替わるので社会福祉協議会に初めて関わる方が多い。先駆的事業部は昨年、災害時の要支援者見守りと子育て支援を進めるため、自治会代表者に事業部への参加をお願いした。

 会議を進めると初歩的な質問が出た。「大体社協って何ですか?」「住民から集める500円の寄付金は何に使っているのですか?」などで、新しく委員になられた方への説明が欠けていたのだから、分からなくて当然だ。

 その反省から今年は新福祉委員に対する説明会を復活した。市社協が作成した「地区社会福祉協議会のてびき」などを使って説明を進めたが、限られた時間なので42ページの小冊子を全部説明できない。

 しかもこの冊子も市社協についての説明ではなく地区社協だ。そこで「そもそも社協とは」という基本的な質問になる。会費の集金もそうだが納得してもらうのは難しい。簡単に言ってしまえば自治会の福祉部門であり、行政の手が届かない福祉の隙間を埋めるのが役目と考えたらよいのだろうか。

 それでも地区社協が行う敬老の集いや、ふれあい福祉まつりなどは関わる人が多いのでまだ理解してもらいやすい。市社協については理解できるだろか。人件費も年間1億円以上掛けている。この相当額は市からの収入で賄われるのだが、支出の金額を見ただけの人はビックリするだろう。

 500円いただくのは寄付金ではなく会費であること、カラー刷りの広報紙の発行など無駄が多いという質問にも、版組までの原稿をパソコンで作り印刷だけを依頼しているので1部17円でできていることを説明すると納得してくれる。

 500円が高いとか安いではなく、納得できる使い方をしてほしいと考えるのは当然だ。自治会選出の福祉委員は、その会費を払ってくれた人たちの代表であることを理解して欲してもらわなければいけないと思う。もっとも私も寄付と会費がどう違うのかをはじめ、市社協の活動は分からないが多い。

 補足で500円払ってもらった会費の内、約60%が地区社協の活動費になっていることを説明した(敬老の集いは別予算)。

 
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