悠々人生

気が多すぎて「時間破産」状態。もっとゆっくりとした人生が目標です。

振り込め詐欺

2010-12-25 21:54:44 | Weblog
 身近な友人から振り込め詐欺未遂の話を聞いた。それも続いて2件。一つはまちを守る会のHさん。息子さんに成りすました男から「携帯電話の番号が変わった」と連絡してきた。Hさんはおかしいと気づき電話を切って、息子さんに確認の電話を入れた。

 息子さんは「なに言ってんだよ。番号など変えていない」との返事。振り込め詐欺と気づいたHさん、次に電話があったら警察に連絡するつもりだった。犯人はその雰囲気を最初の電話で感じ取ったのだろう、再度電話を掛けてくることはなかった。

 もう一つは社協で一緒のOさん。Oさんは最初に電話を受けた奥さんが息子さんと信用してしまったのを受けて、電話を代わっても同じように疑うことなく話を聞いた。借金が返せなくなり貸金業者と弁護士から厳しい取立てを受けている。会社に知られると困るので明日までに140万円を用意して欲しい。お金は業者が取りに行く、というもの。

 Oさんがしっかりとしていたのは取りに来なくてもよい。自分が持っていくから業者と弁護士、そして本人の3人が一緒にいるようにと言って場所を指定させた。新宿のアルタ前と決まったので、翌日140万円を持ってOさん夫婦は新宿へ出かけていった。

 約束の時間になっても業者、弁護士はもちろん本人も現れない。ここでやっと詐欺では、と気がついた。帰るとすぐに佐倉警察署に連絡、刑事が来て2時間以上の事情聴取を受けたらしい。「何で息子さんに電話で確認しなかったの」と聞くと、間違いなく息子本人だと思い込んでしまった。(思い込まされてしまった)

 詳しい電話の内容は分からないが、とにかく思い込ませるのが上手らしい。幸い被害がなかったので話をしてくれたが、人には話せない離せない被害者が近くにいるだろう。佐倉警察署館内で今年も2億円近くの被害が出ている。千葉県では森田知事が先頭に立って「絶対に許さない振り込め詐欺」のキャンペーンをしている。気休めにしかならないだろうが、そのポスターを集会所内に張って注意を促すことにした。



コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする