なおじい(HOBBY:カメラ・ビデオ撮影・DVDオーサリング/資格:ラジオ体操指導員・防災士・応急手当普及員)

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電動アシスト自転車での事故が急増 やりがちなケンケン乗りはNG 正しい乗り方とは

2020年01月17日 18時33分59秒 | 通販・買い物

電動アシスト自転車での事故が急増 やりがちなケンケン乗りはNG 正しい乗り方とは

 
 
2020/01/17 15:35
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近年、街で多く見かける電動アシスト自転車。

そんな中、1月11日の東京新聞に電動アシスト自転車による事故が、年間2000件以上と年々増加しているという記事が掲載され、話題となっている。

そこで今回は緊急ココ調、電動アシスト自転車で事故に遭わないためのポイントを徹底調査する。

高齢者が車の代わりに電動アシスト自転車を使っている

まずやってきたのは東京・目黒にあるにある電動アシスト自転車の専門店「サイクルショップオギヤマ 都立大学店」。

お店にはたくさんの種類の電動アシスト自転車が置いてあり、最新の電動アシスト自転車を見せてもらうと…

齋藤啓太店長:

こちらの「ステップクルーズe 12万9800円(税別)」という電動アシスト自転車は左側のブレーキをかけることで、バッテリーに充電してくれるような回生充電機能が付いています。

例えば下り坂でブレーキをかけると走行しながらバッテリーに充電をして持ちを伸ばしてくれる。

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そんな中、最近の購入者にはある傾向があるという。

齋藤啓太店長:

免許を返納されて、電動自転車を買うという高齢者の方も増えています。

そこで実際に街で調査してみると、電動アシスト自転車に乗る多くの高齢者を発見。その理由を聞いてみると…

男性A:

年寄りの事故が最近多いでしょ。家族に車にあんまり乗るなと言われて、もう廃車にしました。

男性B:

免許返しちゃったから、車は乗っていない。その代わりに電動アシスト自転車に乗っている。

近年、高齢ドライバーによる交通事故が頻発していることから、自動車の代わりに電動アシスト自転車を使う高齢者が増えてきている様子。

交通事故総合分析センターによると2018年、電動アシスト自転車に乗り事故で亡くなった46人のうち8割以上が65歳以上の高齢者。

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電動アシスト自転車の利用者にヒヤリ体験を聞くと…

女性:

人が多かったりして、ゆっくりになったりすると、バランスが怪しくなったりしたことはあります。

男性:

電動アシスト自転車が倒れたときには結構重くて、そのまま倒れちゃって子供が頭を打ったということがありました。

バッテリーやモーターなどの部品が必要な電動アシスト自転車は、普通の自転車よりも約7キロ車体が重く、バランスが取りにくいという方もいた。

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電動アシスト自転車でケンケン乗りはNG

そして高齢者を中心に圧倒的に多かった意見が、ペダルを踏んだ時に自転車が急発進してしまい、よろけたり人や建物にぶつかってしまった経験があるといいます。

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電動アシスト自転車が急発進してしまうのか。専門家は…

自転車の安全利用促進委員会メンバー遠藤まさ子さん:

中高年の方と独特な乗り方としてケンケン乗りというものがあるんですけれども、これを電動アシスト自転車でやってしまうと、急発進につながってしまうということが考えられます。

電動アシスト自転車にケンケン乗りをする人たちを目撃した。

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ケンケン乗りはなぜ危ないのか…実際に検証

そこでケンケン乗りの危険性を検証。

普段から電動アシスト自転車の安全講習などを行っているブリヂストンサイクルの大槻浩太郎さんに協力していただき、正しい乗り方とケンケン乗りを比較する。まずは正しい方法で乗ってもらうと、ゆっくりとスムーズに進みだした。

続いて勢いをつけ体重を乗せ踏み込むケンケン乗りでは、いきなりかなりのスピードで走った。

両方を比較してみてみると、ケンケン乗りの方は一気にスピードが上がり正しい乗り方の倍の距離。

ひと漕ぎで約30メートル進むという結果となった。

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こうした結果について大槻さんは…

ブリヂストンサイクル 大槻浩太郎:

やはりケンケン乗りはかなり加速がついてしまいますので、正しい乗り方で乗っていただくのが一番安全かと思います。

そこで大槻さんに正しい乗り方を教えてもらった。

1 ブレーキをしっかり握る。

2 地面に両足をつけ電源を入る。

3 片足をペダルに乗せる

4 ブレーキを離し軽く踏み込む

ブリヂストンサイクル 大槻浩太郎:

電動アシスト自転車は踏み込むときにアシストがかかりますので、強く踏み込む必要はありません。

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ちなみに通常よりマイルドに発進する発進制御機能など、急発進の事故を防ぐ対策が取られた「フロンティア ラクット」という製品も販売されている。

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サムスン、グーグル、ソニーも!スマホメーカーの中国生産撤退が相次ぐ理由

2020年01月17日 13時07分20秒 | デジタル・インターネット

サムスン、グーグル、ソニーも!スマホメーカーの中国生産撤退が相次ぐ理由

 
 
2020/01/17 06:00
中国から続々と移転している、海外スマホメーカーの生産拠点。しかし、中国には何のダメージもなさそうだ Photo:Imaginechina/JIJI © ダイヤモンド・オンライン 提供 中国から続々と移転している、海外スマホメーカーの生産拠点。しかし、中国には何のダメージもなさそうだ Photo:Imaginechina/JIJI

スマホの世界的な製造地だった中国だが、現在次々と海外メーカーが拠点を移している。その理由として、人件費の高騰や中国メーカーの台頭などがあるといい、多くの外国メーカーはベトナムへ移転しているという。そんなスマホ製造の現状やユーザーへの影響を携帯電話研究家の山根康宏氏に聞いた。(清談社 沼澤典史)

大手通信機器メーカーが

続々と中国から「脱出」

「世界の工場」と呼ばれ、外国企業や工場の進出を受け入れてきた中国。安くて豊富な労働力や鉱産資源、広大な用地などをウリに世界中に製品を届けてきた。特に電子機器の製造はラジカセからスマホまで担ってきた。

 事実、アジア開発銀行の2015年のリポートによると、2000年から2014年の間に、電子通信機器や医療機器などのハイテク製品の、アジアでの輸出における中国のシェアは9.4%から43.7%へと拡大している。

 しかし現在、そんな中国から続々と海外スマホメーカーが工場を移転させているという。サムスンは2014年にベトナムに新工場を建設。昨年10月には中国の恵州で稼働していたスマホ生産拠点を閉鎖し、中国での携帯電話製造から完全に撤退した。

 グーグルも生産の一部を中国国外に移そうとしている。一部報道によるとスマートフォンの新製品「Pixel 4」を、ベトナムの工場で生産するという。この他にも、ソニーが昨年3月に北京を離れ、タイの工場に生産拠点を移すなど、多くのメーカーが中国から離れている。その理由を山根氏はこう分析する。

「生産拠点を分散したいという思惑に加え、中国国内の人件費の値上がりや米中貿易戦争が主な理由でしょう。移転先でベトナムが多いのは、人件費の安さもありますが、サムスンがいち早く移転したことによる物流網の発達が大きい。また、米中貿易戦争によって、『中国製』だと都合が悪くなる可能性を考慮しての判断でしょう。よくいわれる中国共産党がうんぬんという理由はなく、対外的な理由であるとみています」

テクノロジーでファーウェイの

後塵を拝しているApple

 これだけのメーカーが生産拠点を移すことは、中国にとって大きなダメージとなりそうなもの。しかし、山根氏はそれをきっぱりと否定した。

「中国の製造業にとってダメージは、ほぼないでしょう。そもそも、中国メーカーの国内シェアは85%と非常に高く、また世界的なシェアも伸びています。そんな中で、もはや外国メーカーの製造を請け負う必要のないほど、国内メーカーは好調なのです」

 中国製品は、粗悪でコピー品のようなものばかりというイメージは依然根強い。実際、日本国内のスマホシェア率はアップル35.9%、シャープ15.8%、ソニー12.5%となり、中国メーカーのファーウェイは5.1%と利用者数も少ない(NTTドコモ「ケータイ社会白書2019年版」より)。しかし、山根氏によると世界的に中国メーカーの人気は高まってきているという。

「日本ではアップルのブランド力が強いですが、ファーウェイの最新機種に比べたらテクノロジーは1年遅れといわれています。さらに中国メーカーであるOPPO、VIVO、シャオミなどは3万円ほどで十分な機能を搭載しているスマホを量産しています。もはや中国製スマホは『安かろう悪かろう』ではありません。このような中国メーカーは、すでに『対iPhone』ではなく『対ファーウェイ』を掲げています」

 一昔前はiPhoneに続けとばかりに開発を急いでいたが、もはや時代が変わってしまったという。そんな事情を踏まえれば、中国から外国メーカーの工場が移転することはさほど問題ではないことが分かる。

「日本や欧米メーカーの『下請けとしての中国』という時代ではなくなりました。外国による『脱中国』というよりも、中国による『脱外国』という分析のほうが正しいかもしれません」

 世界のスマホのシェアは1位サムスン、2位ファーウェイ、3位アップル。ファーウェイがアップルを抜き、さらに4位以下は中国勢のシャオミ、OPPO、VIVOが三つどもえの戦いを繰り広げている。今や中国メーカーは、日本のメーカーはもちろん、アップルさえも相手にしていないのである。

ベトナムも外国メーカーの

安住の地ではない

 外国メーカーの移転先として多いのがベトナムだが、山根氏はベトナムも外国メーカーにとって安住の地ではないと見立てる。

「ベトナムのコングロマリットであるビングループはスマホ事業にも参入し、富士通などと提携して5Gスマホを製造します。米中貿易戦争などが続けば、さらにベトナムに外国メーカーが製造拠点を移すと思いますが、再び中国のように国内メーカーが台頭してくるでしょう」

 中国のケースを考えるならば、いずれは人件費の高騰などで再び拠点を移す必要も出てくる。

「ベトナムの次の予想は難しい。しかし、その頃には工場のスマート化が始まると思われるため、人件費などの問題がなくなるのではないでしょうか。スマホなどは、製造過程がすべてロボット化される可能性も高い。となると、今後はどの国で作っても同じということになると思われます。現状、今後ともにユーザーへの影響は特にないですけどね」

 ユーザーにとって影響がないのはいいが、中国メーカーがこれほど急成長しているのは驚きだ。中国スマホが日本市場をも席巻する日はそう遠くないのか。