SHOKOマリンバ弾き語りライブ 木片と 歌と 月と
~新しい船出に春の予感~
「世界に類をみない新時代の打楽器音楽のクリエイター」と高い評価を受ける新谷祥子。
マリンバを演奏しながら自身の曲(詞・曲)を歌うユニークな弾き語りをスタートさせた。
november-eleventh1111 では初のマリンバ弾き語りライブ。ゲストにギターの仲井戸"CHABO" 麗市を迎え、トップミュージシャン同士の共演で、赤坂はマリンバとギターのエネルギーにあふれた一夜となった。
打楽器奏者の新谷祥子(Araya Shoko、以下Shoko)はマリンバ演奏を中心に長年音楽シーンで活躍をしているアーティスト。
仲井戸 麗市ライブ、林英哲のコンサートにゲスト出演の他、アマデウス室内オーケストラ(ポーランド)との共演、そして音楽教育研究などその活動は幅広い。ゲストの仲井戸"CHABO" 麗市は、古井戸、RCサクセション、麗蘭のギタリスト/ボーカリスト。CHABOの愛称で親しまれ、日本の音楽史に欠かせない存在だ。
この豪華ライブが3500円で2ステージを見れるということもあり、2日間でSold Outに。
Shokoは、大きなマリンバを自分の体の一部のように奏でる。
時には飛び跳ねるように、時には小さく息を潜めるように、身体全身を使っての演奏は迫力だ。
CHABOさんが「林英哲さんのコンサートで演奏をしている彼女を見て衝撃を受けた。一緒に演奏してみたいと思った」と彼女との出会いを紹介したが、まさにその衝撃が伝わってくるかのように、ひとつひとつのマリンバの音は存在感がある。
またShokoも弾き語りのきっかけをこう明かした。
「CHABOさんのライブに参加した時、当然のように『コーラスをやってね』と言われ、歌うことに目覚めた。」
彼女の弾き語りは、日本海の荒波を思い出す。
人間としての強さ、そして心の弱さ。
時にはさざ波のごとく穏やかに、時には嵐の大波に呑まれそうになる小舟のように揺らぐ人間の心情を歌う。
それとは対照的な現代音楽をモチーフにアレンジしたマリンバ・ソロ。4本のマレット(バチ)を巧みに使いこなしながらすべての音を広げてゆく。そう、彼女のマリンバは「広がり」なのだ。
一滴のしずくが大海に流れるように、たった一つの音が数分間で姿を変える。
そして、今回初披露は、新谷風にアレンジをし歌ったCHABOさんの名曲「ガルシアの風」。
ピアノの弾き語りだ。
ゲストのCHABOさんのギターは、とにかく圧巻。
リハーサルでギターを触ったと思ったら、楽器から生きた音が飛び出してきたのだ。
「ライブ」というけれど、まさしく「生きている、生の音」。
それはリハだろうが、本番であろうが関係はない。
シビレル声で歌い、ギターを奏で、時には、マリンバとのエネルギー交換をし、時にはShokoを優しく見守る。
そんなふたりの息はぴったり。
ここで忘れてはならないのが、このふたりをサポートした存在。そう、観客のみなさんだ。
お客様のマナーが驚く程優れ、熱く、しかも暖かい空間を創りだしてくれたのは言うまでもない。
細やかな心遣いのShokoと、厨房にまで挨拶をしてくれた(CHABOさんの挨拶は握手)CHABOさんならではのお客様かもしれない。
様々な意味で「ライブ感のあるライブ」だったSHOKOマリンバ弾き語り。
このシリーズはこれからも続きます。
出演者、お客様共々「最高」であったこともご報告してレポートはここまで。
写真撮影:三浦 麻旅子
他のライブ写真はこちらをご覧下さい。
追伸
今回、ライブのお問い合わせでメールを頂いたお客様の中で、会場で御丁寧にご挨拶をしてくださった方々がいらっしゃいました。またライブ終了後、お礼のメールを下さった方もおり、感動しました。
そして、CHABOさんの事務所の方々には本当によくして頂き、「良いものを創り上げる事」の基本姿勢をあらためて学んだライブでもありました。
フォトグラファーの三浦さんとは10数年ぶりに、CHABOさんの事務所の伊藤社長とは20年の時を越えて再会。私がこの業界に入った最初の現場で出会った方であり、ますますのご活躍に多いに刺激を受けました。
本当にみなさまありがとうございました。
~新しい船出に春の予感~
「世界に類をみない新時代の打楽器音楽のクリエイター」と高い評価を受ける新谷祥子。
マリンバを演奏しながら自身の曲(詞・曲)を歌うユニークな弾き語りをスタートさせた。
november-eleventh1111 では初のマリンバ弾き語りライブ。ゲストにギターの仲井戸"CHABO" 麗市を迎え、トップミュージシャン同士の共演で、赤坂はマリンバとギターのエネルギーにあふれた一夜となった。
打楽器奏者の新谷祥子(Araya Shoko、以下Shoko)はマリンバ演奏を中心に長年音楽シーンで活躍をしているアーティスト。
仲井戸 麗市ライブ、林英哲のコンサートにゲスト出演の他、アマデウス室内オーケストラ(ポーランド)との共演、そして音楽教育研究などその活動は幅広い。ゲストの仲井戸"CHABO" 麗市は、古井戸、RCサクセション、麗蘭のギタリスト/ボーカリスト。CHABOの愛称で親しまれ、日本の音楽史に欠かせない存在だ。
この豪華ライブが3500円で2ステージを見れるということもあり、2日間でSold Outに。
Shokoは、大きなマリンバを自分の体の一部のように奏でる。
時には飛び跳ねるように、時には小さく息を潜めるように、身体全身を使っての演奏は迫力だ。
CHABOさんが「林英哲さんのコンサートで演奏をしている彼女を見て衝撃を受けた。一緒に演奏してみたいと思った」と彼女との出会いを紹介したが、まさにその衝撃が伝わってくるかのように、ひとつひとつのマリンバの音は存在感がある。
またShokoも弾き語りのきっかけをこう明かした。
「CHABOさんのライブに参加した時、当然のように『コーラスをやってね』と言われ、歌うことに目覚めた。」
彼女の弾き語りは、日本海の荒波を思い出す。
人間としての強さ、そして心の弱さ。
時にはさざ波のごとく穏やかに、時には嵐の大波に呑まれそうになる小舟のように揺らぐ人間の心情を歌う。
それとは対照的な現代音楽をモチーフにアレンジしたマリンバ・ソロ。4本のマレット(バチ)を巧みに使いこなしながらすべての音を広げてゆく。そう、彼女のマリンバは「広がり」なのだ。
一滴のしずくが大海に流れるように、たった一つの音が数分間で姿を変える。
そして、今回初披露は、新谷風にアレンジをし歌ったCHABOさんの名曲「ガルシアの風」。
ピアノの弾き語りだ。
ゲストのCHABOさんのギターは、とにかく圧巻。
リハーサルでギターを触ったと思ったら、楽器から生きた音が飛び出してきたのだ。
「ライブ」というけれど、まさしく「生きている、生の音」。
それはリハだろうが、本番であろうが関係はない。
シビレル声で歌い、ギターを奏で、時には、マリンバとのエネルギー交換をし、時にはShokoを優しく見守る。
そんなふたりの息はぴったり。
ここで忘れてはならないのが、このふたりをサポートした存在。そう、観客のみなさんだ。
お客様のマナーが驚く程優れ、熱く、しかも暖かい空間を創りだしてくれたのは言うまでもない。
細やかな心遣いのShokoと、厨房にまで挨拶をしてくれた(CHABOさんの挨拶は握手)CHABOさんならではのお客様かもしれない。
様々な意味で「ライブ感のあるライブ」だったSHOKOマリンバ弾き語り。
このシリーズはこれからも続きます。
出演者、お客様共々「最高」であったこともご報告してレポートはここまで。
写真撮影:三浦 麻旅子
他のライブ写真はこちらをご覧下さい。
追伸
今回、ライブのお問い合わせでメールを頂いたお客様の中で、会場で御丁寧にご挨拶をしてくださった方々がいらっしゃいました。またライブ終了後、お礼のメールを下さった方もおり、感動しました。
そして、CHABOさんの事務所の方々には本当によくして頂き、「良いものを創り上げる事」の基本姿勢をあらためて学んだライブでもありました。
フォトグラファーの三浦さんとは10数年ぶりに、CHABOさんの事務所の伊藤社長とは20年の時を越えて再会。私がこの業界に入った最初の現場で出会った方であり、ますますのご活躍に多いに刺激を受けました。
本当にみなさまありがとうございました。
はじめまして。
早速にコメントをありがとうございました!
勇気づけられます。
新谷さん、チャボさん、そしてお客様、みなさんがあのライブを素敵にしてくださいました。
こちらこそ、お礼を申し上げます。
今日はお天気も良く、お花見日和ですね。
どうぞ良い1日、そして1週間をお過ごし下さい。
それこそチャボさんのライヴを何回観たかわからない程ですが、そんな私でも、このライヴは今後も記憶に残っていくであろう素敵な共演でした。あの「ガルシアの風」を聴けただけでも、私には価値があります。こんなライヴを企画して頂いてありがとうございました。