クローバー日記

女を生きる

オマーンのグランドモスク

2005-02-10 10:31:20 | オマーン便り
オマーンのマスカット市内にある
中東最大のモスクといわれるグランド・モスク。
その中に、つつましく女性のための祈りの部屋がある。
モスクの東側に位置するその部屋の入り口を眺めた景色。

ふと、モスクの中央で神に祈る男性を
背後の部屋から礼拝し祈る女性の姿が心に浮かんだ。

そんな風になるように作られているモスクの造り・・・

女の役割を知っているんだ・・・と思った。

砂漠の国に雪

2005-02-09 13:43:13 | オマーン便り
地球のあちらこちらで異常気象が伝えられる中、
先日帰国したばかりのオマーンで雪が降った。
2000メートル以上の山で降る事はよく聞いたけれど
ワディと呼ばれる枯れ川に沿って6kmにもわたって
50cmも一晩で積もったという。

前代未聞とはこの事。

新聞にも一社しか載っていなかった。
思わずデジカメに収めてきてしまった。

今年は、何年分もの雨が降り、雪まで積もった。
土漠のゴルフ場もうっすら緑がかかり、
町のあちらこちらで
以前はなかった雨水の取水口が取り付けられていた。

気候の変化と共に町の様子が変わっていく。

砂漠で出会った女性とのセッション

2005-01-29 01:51:22 | オマーン便り
なんだか最近、女性に出会うとすぐに心の浄化の話に・・・
意識しているわけではないのだけれど、
話の流れがそんな風になっていってしまう。

オマーンのワヒバ砂漠で
二人の子を持つ女性に出会った。

その女性は、二人の子供を
帝王切開で産んだとのこと・・・

私の目から見ると、なんとなく硬い表情をした女性だった。

「自然分娩したかったでしょう?
帝王切開で産んだ子は、なるべく体に触れて、背中なんかさすったりして、
母との一体感を持たせて育ててあげてくださいね・・・」

そう言っただけで、彼女の目が潤んできた。

本当は、二人目は自然分娩をしたかったのだそう。
お医者さんが怖がって、二人目も帝王切開になってしまったのだという・・・

「子供の生み直しができるんですよ。」
そう言ったら、信じられないような顔をして私の顔を見た。

女の体がどう変化して、赤ちゃんが産道を通ってくるか・・・
女の体が、どれだけ『受け』を象徴しているか・・・
そんな話を具体的に話させていただきながら、
母として、自分がしてやれなかったものを
もう一度、意識の中でやり直しをする・・・
そんな話をさせていただいた。

あふれる涙が、彼女の心の浄化を教えてくれた。

女が女を生きるということのひとつに、
女があたえられた肉体の機能をどれだけ生かしたか・・・
それに、どれだけの喜びを持って臨んだかということが
女の幸せや満足感につながっていることを
ここでも、また教えていただいた。

真冬の砂漠の朝のひととき・・・

さわやかな一日の始まりでした。


親子の抱擁

2005-01-13 13:07:40 | オマーン便り
先日、友人のレバノン人との家族と久しぶりの再会をし、昼食を共にした。
毎週末には、野外レストランで家族や友人を呼んで昼食をとり、
そのまま、会話を楽しみトランプをしたりして、ゆっくり午後を過ごすのだという。

今回は、彼らの留学中の子供たちも入り、にぎやかになった。
もともと温かい雰囲気を持った家族だったが、
当然、今日も朝から一緒だったはずなのに、
またここで待ち合わせて出会った母に
娘たちが抱きついている・・・

こんなにも、母に会えた事に感謝して
じっと大事に母を抱きしめている娘の姿を見たとき、
胸に熱いものがこみ上げてきた。。。

今の出会いを喜ぶ
今の共有する時を喜ぶ・・・
それを、素直に表現して相手に伝える・・・

こんなシンプルな事を
いつも忘れないで
日々の生活の中で表現している彼ら家族に
大切なことを
また、気づかさせてもらった・・・

オマーンは雨

2004-12-30 16:37:59 | オマーン便り
地球規模で、大変革が起きているのを肌で感じている・・・

今回の、大津波による多くの犠牲者のかたがたの冥福を祈り、
そのご家族、かかわったすべての人たちに
心からの祈りをささげたい。

以前から、このことは預言されていた。
アガシャの言葉に、2050年ごろには地球の黎明期が訪れるとある・・・
その前に、人類は未曾有の試練のときを迎えると・・・
つまり、物質文明から精神文明に移行するときに、
今までの人類意識を浄化せざるをえないことが起きてくると・・・
私としては、一日も早く、多くの女性たちの意識を浄化してほしいと思っている。

オマーンは、雨。
土砂降りの雨・・・
気温は18度あるけれど、寒くて毛糸のカーデガンを羽織ってしまった。
土漠にうっすらと緑が覆っている。

中東が緑に覆われるときがくるのかもしれない。