おかあちゃん牧師の日記

新船橋キリスト教会の牧師です!
日々の生活のこと、教会のこと、
家族のことなどを書いています!

台湾語の礼拝

2011-02-27 15:41:28 | 教会

今、私たち家族が通っている教会は、
中国語(北京語)と台湾語の両方を使って礼拝をしている。
今週が台湾語なら、来週は中国語という風に。

ところが、私たち宣教師は、
語学学校で、公用語の中国語しか学んでいない。

実際中国語が出来れば、
生活の場面では、全く問題ない。
学校教育も中国語に切り替えられて、
もう50年以上になるので、
すっかり中国語に切り替えられてもいいはず。

だけど台湾語は、台湾人としてのアイデンティティーに関わってくるので、
そう簡単にはなくならない。
むしろ、最近は台湾語を見直す動きが出てきているので、
幼稚園や小学校でも台湾語を教えるようになってきている。

あと、教会の背景もある。
10年前の台湾地震前後から、
近くの長老教会のメンバーがたくさんこちらの教会に出席するようになった。
3組の長老家族が移って来たので、それはもう一大勢力。

長老教会の特色の一つは、
民族意識が高く、台湾語を使うということ。
ということで、うちの教会は、台湾語が強いというわけ。

せっかく語学研修を終えて、
中国語を使えるようになり、
さあこらから!というときに、
再び全く何を言っているか分からない空間におかれるというのは、
なんというか、ストレスがたまる。
セルフイメージ下がる…。

そう、今日も台湾語の礼拝だった。
最近は、牧師も私たちに配慮して、
ワイヤレス?を購入。
イヤホーンで台湾語から中国語に同時通訳をしてくれている。

でも、同時通訳はそんなに簡単じゃない。
両方しゃべれれば出来るというものでもない。
ついていけなくて黙ってしまう時間がかなりあるし、
しゃべり方もどうもはっきりしない。
通訳してくれる言語が母語ならまだしも、
そちらの方も、私たちにとっては、第二外国語なので、
本当にクリアーに話してくれないと分からないのだ。

ということで、
通訳がなかったときよりもストレス倍増。

台湾語を勉強していた時期も半年ほど?あったけど、
予算の都合で打ち切り。

今度は、日本語クラスで、
比較的時間のある人にお願いして、
言語交換という感じで再び学びなおそうと思ってる。
私が台湾語をその人から学ぶ代わりに、
その人は、私から日本語を教わるという形で。

でも…。
言語習得って、
そんな簡単じゃないのはよく知っている。
使えるようになるんだかどうだか…。

でも、原点に返ってみると、
礼拝は、受けるものではなくて、
神さまに献げるものなんですよね。
だとしたら、たとえ言語が分からなくても、
心から神さまを礼拝するなら、
神様は、喜んでその礼拝を受け入れてくださるはず。

そう自分に言い聞かせて、
二週間に一度の台湾語の礼拝も
真心を込めて献げたいと思うのです。

 

 

コメント
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