おかあちゃん牧師の日記

新船橋キリスト教会の牧師です!
日々の生活のこと、教会のこと、
家族のことなどを書いています!

日本語クラス

2010-12-16 21:16:57 | 教会
私が担当している日本語クラスは、
愛家教会で月曜日の晩にやっています。

1年ちょっとぐらい前からやっているのですが、
しばらくは、大人ばかり6,7人が集ってきていました。
授業の終わりに日本語の聖書の短い言葉をみんなで読んで、
少しばかり意味を説明して、
祈って終わる…、
という一般によく見られる教会の日本語クラスです。

ところが、半年ぐらい前から、小学5年生の女の子が来初めて、
しばらくは、大人の中に子ども一人交じってがんばっていました。

その子が1,2ヶ月ほど前にお友達を一人誘ってきました。
そのお友達がまた友達を誘い、また誘い…、
ということで、今小6の同じ団地に住む女の子が5人来ています。
感謝主!

でも、6年生の女の子です。
集るとおしゃべりが始まってしまう。
途中から入っているから、50音も分からないし、
授業についていけるわけもないので仕方がないのですが…。

ということで、その子達のために、
最近、水曜日の午後に初級クラスを設けました。
そして、「あいうえお」から丁寧に教えています。

何だか、忘れかけていたこの感覚…。
私、好きなんですよ。
この中途半端にも思える年代の女の子が。
彼女達の表情やしぐさ、
彼女たちとの何気ないおしゃべりがとても楽しい。

みんな明るくて元気な女の子たちなんだけど、
聞けば、家庭環境が複雑な子もいる。

4人姉妹の末っ子のYちゃん。
いつも体操着を着ている。
しかも、何となく薄汚れてるような。
一番上のお姉さんは、
二十歳を過ぎているけど、学校にも行かず、働かず、
家事をするでもなく、家にいるのだとか。
ご飯を食べた?と聞くと、
いつもあいまいな返事。
ん~、かなり問題がありそう…。

他にも4人家族で、
一部屋にシャワーとトイレがあるだけの家に住んでるとか。
本人は、「その方が家賃が安いからね!」なんて笑ってるけど。

だいたい、台湾の普通の家の子は、
お昼前に学校が終わる水曜日の午後はというと、
たいてい塾に通っているものだ。
今思うと、5人、よくそろいもそろって暇だったな~とも思う。

とにかく、
神様が与えてくださった彼女達との出会い、
大切にしたいです。
教会のクリスマスには、みんなそろって来るそうだし、
これからは、祈ることも教えていきたい。
彼女たちが厳しい環境の中でも、たくましく生きていけるように。






コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする