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ヘッドカバー&パルシングカバーを綺麗にしよう

2007年03月02日 | オートバイ 整備カスタム編
 シリンダーヘッドカバーとパルシングカバーをきれいにするのは、外装が外れているついでに行ったバルブクリアランスの調整の、さらについでに行われる作業であります。
 というのも、前々から気にはなっていたヘッドカバー上部の、特に1番プラグホールまわりの汚さ、およびパルシングカバーの擦り傷が、この度とてつもなく気になってしまったので、いっぺん塗装を剥いで磨いてやろうと思ったからです。


~古い塗装剥がし~

 まずは前に付いていた塗装を剥がしてやらねばなりません。これ、ペーパーで地道に削り落としていってもいいのですが、それはちと効率が悪いので、剥離剤と呼ばれる強力な有機溶剤系のアイテムを用います。この先色々と使うこともありそうなので1リットル缶で買ってきました。

 こいつを適当な容器に移し、刷毛で塗っていきます。塗るというよりもペタペタとのせていく感じです。薄く塗ったのでは効果も弱いのです。塗ってからしばらくすると、プチプチという小さな音を出しながら塗装が浮いてきて、なんとも無惨でグロテスクな見た目になってきます。20~30分待っていい具合に浮いてきたらスクレッパーなどで剥ぎます。1回で取りきれなかった部分は再度剥離剤を塗ってやるかペーパーで磨いてやるかしたらいいでしょう。なので、ペーパーがけしにくいような部分にはきっちり剥離剤を厚塗りしてやるといいです。



~磨きまくり~

 塗装が剥げると、1番プラグホール周辺をはじめとし、全体的に見事に腐食しておりました。バフがけとかするならもちろん、この後に再塗装をするとしてもこのままじゃいけません。なんとかして腐食部分を磨き落としてやらねばなりません。

 そこで、ソフト目の磨き用サンダー、ドリル先端に付けるカップブラシとワイヤーブラシ大小を駆使して磨きにかかります。サンダーで大雑把に磨きをかけたあと、サンダーのディスクが入らないような細かい部分をワイヤーブラシで磨きます。

 これでだいぶピカピカ、いやビカビカになっちゃいました。この後はバフがけしてもいいのですが、面倒だし、なにしろ手入れが大変そうなので耐熱塗装をすることにします。


~耐熱塗装~

 今回の塗装に採用した塗料は、ホルツの耐熱ペイント・ステンレスカラーというもの。ステンレスカラー?どんなんになるんやろ?という感覚で、ホームセンターで見つけてから即買いしてしまった物です。試し塗りで適当な物を塗ってみたところ、メタリックなねずみ色という感じ。ステンレス色とはこんなものなのだろうか?

 まあ、本番でも塗ってみると、シックな感じでなかなかいい出来映えになった。頑張って下地を磨き、腐食部分は削り落として滑らかにしてやっていたからだろう。塗装というものは、やっぱり下地作りが一番重要なのだとあらためて思った。フィンと文字の部分はソフト目のサンダーで下地を出してやりました。

 さてさて、これらを車体に装着したらどうなるのかなー?




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