ＢＭＷ Ｆ２０の１１６ｉが入庫いたしました。本日はマフラー交換をさせて頂きます。
マフラーはイタリアに本拠を構える「Ｓｕｐｅｒｓｐｒｉｎｔ(ｽｰﾊﾟｰｽﾌﾟﾘﾝﾄ)」で、出口形状は何種類かあるうちから、左右４本出しを選びますが生憎輸入元に在庫が無く、本国取り寄せとなります。発注から手元に届くまで約２週間でしたが、何を間違えたのかテールエンドが本来設定の無いブラックテールとなってしまいました
もちろん事前に分かっておりオーナー様のご承諾の上、お取り寄せさせて頂きました。
まずは交換前の純正マフラーで取り回しはご覧の通り、左から一本のみのマフラー出口となります。
純正マフラーを取り外し、左右２本のマフラー出口用の切り欠きをディフューザーに作らなくてはなりません。左右対称となるよう作った型を使い、切り取り線を描きます
ディフューザーへの切り取り作業は本番一発勝負です
間違いの無いよう、慎重にエアソーを使い切り取り作業を左右に行なった後、最後にペーパーを鰍ｯて仕上げを行います。
切り取った部分にマフラーエンドが綺麗に収まるよう、マフラーの調整を致します。マフラーはそのまま取り付けると、必ず左右どちらかに寄ったりとか高さが異なったりと、どうしても左右対象になりません。マフラーの差し込み口等で調整が出来るものもありますが、このＦ２０の場合では釣りのステーを曲げたり寄せたりしながら、微調整を致します。
最近の車検対応マフラーでは交換後において、割と排気音も小さくノーマルと比べても大きく変わることはありません。しかしこのＦ２０では意外に音も大きく、サウンドも太く期待をしていなかった分、とてもいい音に感じました
