小雨が降り出した。今日は雨天なのだろう、まぁ秋雨も風情を感じられるものだろう。
イオンでの事故の件は健康保険の問題を残すだけになった。こいつは組合健保が負担した診察料上の書類手続きの問題なので、イオンに渡した健保側の念書をもらい提出すればよいだけ。その後健保の許可を得て示談書を交わせば落着だ。
振り返ると、２台の台車を牽引していたパートさんより、そういう作業を行わせていたイオン新宮店の経営側はマズかったなぁ。開店後の忙しい時、決められた時間に決められた作業を行わせるのに「経費削減」や「生産性の向上」のエゴが見え隠れする。これは現場である新宮店が、本部にいかに「良い顔」をしていたか、つまり内部の評価を上げて現場幹部が昇格の道具にしていたのだろうと推測している。その犠牲者はおいらであり、パートさんなのだろう。だが、今回の事故は店内カメラにも録画されていて、嘘は報告できない。つまりは安全を犠牲にし、本部の評価も下がり、失うものだけだったという事だと思う。
さて、今日もおでんを作ろう。本日は雨天が見込まれ、平日なので１２パックだな。
今朝は寒いくらい涼しい。どうやら初秋に季節は移ったようだ。食欲の秋がやってきたぜ！
昨日もおでんを売った。そしてパックを納入している業者さん（パックスさん）も追加のおでん用パックを沢山持ってきてくれたのだった。順調な出だしになったのは喜ばしい。
N主任が「もし１１月から４月に退職されたTさんが戻ってくれたら、和弥さんはコンベクションも扱ってもらえないですかね？」って言う。コンベクション？パンでも焼くのだろうか・・・「売れる商品を作るのならOKだよ！」って返事しておいた。コンベクションは厨房の片隅に設置してあり、せいぜい今は冷凍食品の焼き飯や焼売くらいにしか使っていない。先ず人員不足で扱う人が居ないし、それに焼き物、蒸し物にしろ売れる食材が見当たらないけど・・・「なんでこんな設備投資をしたの？」って聞くと、N主任は無言だった。「もしやこれでマグロのカマを焼いていたのかぁ！」って言うと全員爆笑だった。まさかおいらにカマを焼けじゃないだろうな・・・ではパートさん全員職を辞するだろう。（笑）
しかし、基本的にはコンベクションでの料理には反対だ。煮る、焼く、蒸すは料理の基本だと思うけど、それには人の手が介在することで味が出る。焼き加減、煮加減がどれも同じじゃお客さんの心を掴むことはできないし、やがて他のスーパーと同列となり、店は衰退してゆくだろうと思う。
ようやく秋到来か？日中はまだまだ日差しが強いものだが、カラッとした暑さで過ごしやすくなった。
昨日は休みだったが、べっちゃん理事におでんを軌道に乗せる旨連絡しておいた。「どんどん出してくれ！」って励ましてくれたが、そもそも今の店の設立から総菜部門を立ち上げたのはべっちゃん理事だった。
べっちゃんは１歳上、中学校のバレーボール部ではキャプテンを務め、頭は良く知性的だった。キャプテンをおいらに引き継いで進学し、永らく付き合いも途絶えていたが、偶然今の職場で再会し、会社でいえば店長を経て専務取締役ってところだ。そんでおいらはただのパート、面白いものだ。経営幹部とパートのおっさんが「やるでぇ！」「やれっ！」って会話など中間管理職が聞いたら驚くだろうな。（笑）
涼しくなってきたし、おそらく売れていくだろう。今日は平日、仕事帰りのサラリーマンさんが期待できるし、１８パックでやってみようか。
はぁ～朝晩は涼しいなぁ、鈴虫の音色が季節感を醸し出してくれる。今日も晴天になりそうだし、休みだし、ゆっくりしよう。
Fさんが出勤するなり、「旦那の友人がおでん買ってくれたのだけど、美味しい。でも値段が高すぎだって言ってたよ！」って言う。５８０円で具が５種類、生姜醤油のタレ付きで・・・ちょいと高値かも知れないなぁ。値段はおいら達パートには決定権はない、まして仕入れ値など極秘だから、どのくらいの儲けが出ているのか？知る由もない。
でも、おいらはお客さんに「ここまで来い」の商売は絶対したくないし、もっと品数を増やせば値段を下げる事が可能だろうと思う。これから涼しくなるに連れて需要も増すだろうし、楽観視している。ワンコインで販売できる日は近いとも思う。Fさんには「技術料が入っているからね！」って茶化しておいた。（笑）
しかし、いくら増産するっても、今の大鍋と火力では最大３０パック分が限界だろうと思う。また、それだけの量となると片手間にはできなくなるし、せいぜい２４パックで値段を下げて地道に販売ってところだろうな。
まぁ、値段の問題はN主任に内訳を述べて、時期が熟したら判断するだろう。
今朝は涼しいが、ちょいと湿度を感じる。まぁ予報では晴れ後曇りで雨は大丈夫みたいだから良しとするかな。
おでんは好調だっただろうか？昨日は１２パック作り、退勤時には３つが売れていた。これを午後から煮込み品出しするのだから、土曜日は仕事帰りのお客さんが見込めず今日も同じだ。それに秋の涼しさが伴わず、季節的には少し早いのかも知れない・・・とりあえず今日、明日の連休は６パックで行ってみようと思う。
おでん自体は過去にも販売していたとFさんが言っていた。でも、出汁は市販の「おでんの素」だったそうだ。まぁ、手っ取り早いのは理解できるが「手作り」という面では疑問符が付くし、やっぱ「醤油・ミリン・砂糖・昆布・粉末鰹だし」だろう。味付けができないってFさんが言うけど、薄味じゃなければ具材からの出汁も出てくるし、適当で良いんじゃない？（汗）。
このおでんの最大の売りは「生姜醤油」のタレをパックに入れてある事だ。当然手作りだが、土生姜をすりおろして、醤油と混ぜるだけ。これが少々の具材の味の差を調節してくれる。そして練りからしにはない風味を味わってもらえればと思う。
こいつは春先までのロングライフ商品となるだろう。N主任はレポートに提出しても良いか確認を求めてきた。当然OK!店長も昨日は自ら購入して持ち帰ったそうだ。店舗課も注視している。やればできるという事ね！（笑）。
