ナンバープレート

今日は去年の７月に南紀に戻った同級生と奥さんとで、お茶をした。

駐車場に車を並べると、横浜ナンバーに神戸ナンバー。港の車が並んだが、なかなか珍しいものだと思った。まぁ、場所が南紀のひなびた茶店なので、余計にそう感じたのかもわからない。

徐々にだが、ひと段落済んだ方々がUターンしてきている。都会でお金を貯めて産まれ故郷へ奥さんと・・・いいなぁ。おいらは単身だけど、両親がまだ入所介護でないから、まだまだカートを曳ける。

おいらも

あまりにも腰がはって痛かったので、今朝、鍼灸治療をしてもらいました。これは歩きすぎに、カゴを持ち上げる時、中腰姿勢になるからだそうです。腰は下まで降ろしてカゴは一度に持ち上げないこと、歩くのは、カート数を減らし、サボりながら集める。ということでした。

つまりは、機敏な動作を連続しないということが、筋肉痛になりにくいコツだそうです。

しかし、今日の雨はすごかった！もう会社の支給品の雨合羽では短いのでビショビショになるし、二十数年前に買った、黄色のモンベル、ゴアテックスが役立ちました。

あ～ぁ、デスクワークが懐かしい。

筋肉痛

おいらは去年の１０月１９日から、広い駐車場のあるスーパーセンターの中核をなすスーパーで、カート曳きのパートをしている。
１日４時間で、だいたい週に５日ほど勤務する。だいたいというのは、バーゲンがあったり、祝日とかで、多客が見込まれるときは休めないからだ。

去年の２月、ちょうど１年過ぎるが、大阪で３７年勤めた会社を退職し、妻を宝塚の自宅に残したまま南紀の実家に戻った。当初は失業保険で遊んでいたが、いつまでもそうはいかず、今のパートの募集があったので、応募し、採用された。

カートのメンバーは男性６人、女性１人の７名でシフトを組んで働いている。みんな気さくな先輩ばかりで、職場環境は非常に良い。

仕事はカートを何台も集めてはカート置き場に戻し、買い物カゴはレジに溜まれば回収し、カゴの置き場に戻す。他の細かい作業は省略するが、実は単純な仕事だけど肉体労働だから、特においらなどは筋肉痛に苦しめられ、働いたお金で治療費を払っているようなものだ。

痛む場所は、下から、足の裏、足首、ふくらはぎ、腰、肩甲骨周りの筋肉、腕、手首、親指と人差し指の付け根付近だ。
仕事が終われば、きよもん温泉に浸かって帰り、週に３回は鍼灸院でマッサージ、整形外科ではボルタレン２５ミリグラムの座薬を１日１回処方されている。しかし、最初の先輩の話では、３ヶ月ほどで痛みは慣れると聞いたが、なかなか・・・
しかし、肩や腕には筋肉が付いてきている。

まぁ、金儲けには、今はならない。でも、もう少し頑張ったら、ポパイになって、指でカートを３０台ほど繋げて押しているかもね。

ダメなら、えのさん、モルヒネをちょいと頼んます！

確定申告

さーて、２４日に町役場に、所得の申告に行く。まず、既に国民年金は支払い免除に手続きをして、承認されたが、次は住民税だ！去年の源泉徴収票を勤めていた会社から取り寄せ、今のパートの源泉徴収票と提出する。もちろん減額の手段に退職後の任意継続被保険者支払い証明書も提出する。これが５０万円ちょい支払っているから大きい。
たぶん今回は所得が低いので非課税となるだろう。来年度まではね。それからは、今のカートの収入だけだから、住民税は非課税に、国民健康保険代は年に２千円ほどで済むはずだ。
節約の仕方も、退職をすれば色々ある。それは逆に言えば所得と同じなのだ。
カートの収入が月に８万円ほど、家賃は実家だからタダ。光熱費は両親の年金から、食費もタダ。あとは車の税金とガソリン代に、病院に両親の送迎だけだ。
しまった！宝塚の家の諸費用を妻に送らなければならなかったのだった・・・

危ない橋

今日の職場は人手不足だった。食品の割引セールがあるのに、カートの人員は一日で４人だけだった。
９時～１２時１名、１１時～１５時のおいら、１３時～１７時１名、１４時～１８時１名。これでは全てのカート業務を達成できない。
しかし、おいらには分かるのだ、人事係の気持ちが。
これで一日、何とか過ごせば、おいら達はしんどいが、人件費を節約できて、人事係の得点となる。下手に人員を増やすと、上から指導がかかる。店長もおなじだ、いかに少ない人件費で売り上げをのばすか？その成績が出世へと導く。

しんどかったなぁ・・・現役を退いたおいらでも、訳が解っていても気分が悪かった。

しかし、この会社は本当の怖さを知らない。あと４時間勤務を２人でいい、４時間が２人で人件費は８千円もかからない。万一カートを車にぶつけたら、板金塗装等、数万円はかかるだろう、ましてや「人身」となると、程度にもよるが保険代で済ましても本社から監査が入るだろう。
これは石橋を叩いて渡るじゃなく、走り過ぎるやり方だ。
知らないな、本当の世間の怖さを。