和弥のノンアルコールライフ

酒の無い日常をここで語りましょう。

故郷のアル中

2016年03月10日 08時49分54秒 | 日記
おいらが住む那智勝浦町の○○地区は米どころである。といっても高齢化が進み、また減反政策から、小さな水田は少なくなったが、畑などに転作して農業を続けておられる方々が多い。と、いうことは自営業者であり、割と自由になれる時間も多い。

そこが隘路なのである。ちょいとひっかけて農作業を行い、喉が渇いたと戻ってはちょいとひっかける。周囲が見ればちゃんと農作業を行っているようで、疑いの気もないが、それがひどくなってくると、歩き方が遠くから見ておかしく見られ、あれっ?ってなる。

また、高齢化が進み、家族を亡くした者が独りボッチとなり、寂しさからアルへとなってしまうこともある。うちの村でも現在4人が独り暮らしをされているが、みんな女性なのでか?今のところ酒には向かっていない様子で安心だ。民生委員の方も居るが、酒のことまでは相談にのってられないのが実情だろう。しかし、完全に酒が原因で亡くなられた方々が居るのは事実事だ。ネットの復旧もなく、酒害の情報も入りにくく、体に異常が出てきてからそれに気づく方が多いのは残念だ。

もう少し、保健所や地域が酒害の怖さの宣伝に力を入れ、独り寂しく生活されている方々のコミュニケーションをとれる場を提供し、健康増進に力を入れてほしいものだ。

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2 コメント

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難しいのが (えの)
2016-03-11 07:02:56
大酒のみとアル中の線引き。

もう少し細かく言うと、アルコールを止めなければいけない人と、自由でいいじゃんっていう人。

以前断酒7年目くらいで保健所の、アルコールのミーティングに初参加しました。

「あんたはアルコールを気にしすぎだよっ!」
っていうおばさんから
「何とか節酒の方向で。」
という往生際の悪い人まで。

なかなか行政の介入って難しそうです。
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えのさん (和弥)
2016-03-11 08:35:58
地方では、酒を飲むことへの、例えば家族とか知人とか、そんな身近な人に対しても寛大な受け止め方が残っているように思います。
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