和弥のノンアルコールライフ

酒の無い日常をここで語りましょう。

わずかな人事

2018年10月26日 06時01分42秒 | 日記

「天高く馬肥ゆる秋」の言葉が似合う秋晴れだ。日中は暖かく、山々に映える秋らしい景色に心が和むなぁ。

昨日、厨房に復帰するYさんが正式に挨拶に訪れた。一応来月で失業保険も終了し、12月初旬から働かせて頂きますとのことで、店とも雇用の書類上の手続きのみとのことだった。彼女はFさんの親友だが、歳は63歳。おいらより5歳上だがそうは思えないほど若々しく元気で、もちろん総菜経験が十数年のベテランであり、フライヤー、天ぷら、寿司と全てをこなせる強者だ。凄いなぁ・・・。

でも、彼女は人間関係に嫌気がさし、おいらが総菜に赴任する3日前に退職してしまっていた。原因は青果に配置換えになった旧ボスMさんの存在だった。実はおいらも店長に配置換えを打診された時に、Mさんを理由に「命令を断ることは退職となりますので、これで雇用契約を終わらせてもらいます。」とまで店長に言い放ったのだった。慌てた店長が「Mさんなら青果部門に配置換えをお願いしています。」との回答を得て思いとどまったのだった。わずかな人事のやり方で、店から2名の退職者を出すことになれば、店長も店舗課課長もただでは済まない、大きな問題に発展する事態だった。

Mさんとは、Yさんもおいらも口論などには至っていない。ただ、60歳ちょいだろうが、独身で気ままに通してきた為なのか?協調性に欠け言葉遣いにも見境がない。決して悪い人ではないのだが、団体行動が不得手なのだろうと思う。

Yさんが辞めてからというもの、実はFさんとおいらはYさん復帰のために努力をしてきた。円滑な厨房業務を整える為に、それは店側も協力的だった。辞める必要が無かったYさん、その不在だった期間に失った「総菜部門の生産性」は12月から取り戻して行ける事が確定した。

おでんは売れていく。昨日は24パックを製作、開店からの販売分も昼すぎには完売して、夕方には8パックを出品、終業前に残3パックとなってしまい慌ててFさんともう3パックを追加出品したのだった。