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この画像は那智の滝から、更に車で行った所にある妙法山阿弥陀寺に登る石段である。
阿弥陀寺への道路は、近年まで地元のバス会社が所有し、通行料が必要だったが、今はもうどうしたのか？料金所も無くなった。この近所は昭和天皇が植樹祭に訪れられた地元では有名な場所でもある。

その阿弥陀寺も、以前は観光の名所として地元バス会社が観光客を運び、お寺の門前付近には直営のみあげもの店の建物があり、２Ｆには双眼鏡が設置されて紀伊山脈の一部や沖行く船が眺められたものだった。

なぜ名所としての観光が廃れたのかはわからないが、お寺以外に何も無いのがダメだったのだろうか。しかし、みあげ物店では知人が働いていたが、ずいぶんのどかで軽食なども営業していたが、どうみても赤字なのは理解できた。あのような場所でならおいらも働きたいが・・・

しかし、山奥にあるお寺でも、ちゃんと住職が居られ、管理されている。夜になると寂しいだろうが、それも修行なのだろう。

こういう隠れた？お寺を参拝するのも良い。お寺が周りの風景と同化し、違和感なく自然と受け入れることができる、信仰の穴場だ。

で、何の信仰なのかはおいらには理解できていない。ただ心を清めて今後の自分を戒め改心する約束を祈願するものなのか。信仰は人それぞれの気持ちである。たまにはこういう場所で、リセットして出直す事も良いのかも知れない。

ここはお寺なので、巫女さんは居ないよ！