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将棋棋士の名言100【制作裏話などなど】

2012年12月06日 | Weblog
すっかり寒くなりましたね。
我が家もこたつを導入しましたが、すぐさま猫のカームさんに占領されて、僕は部屋の隅で体育座りのの字です。

さてさて、今回は11月22日に発売となった将棋棋士の名言100の制作裏話です。時系列のほうが書きやすい気がするので、その感じで。


【7月初旬】
出版芸術社の編集者Kさんから最初の連絡が来る。
実は数年前から本のお仕事を依頼してもらう機会が増えていて、昨年と今年はその回数が特に多かったです。
自分のスタンスは【よほどの事がない限り、一度は会って打ち合わせをする】→【将棋界全体にとってプラスになる本かどうかを見極める】→【その仕事に適した人を紹介する】というもの。
よく「自分でやればいいのに」と言われるけれど、出来上がりをイメージしたときに他のライターがやったほうが良くなると思ったら、もう自分では出来ないですよね。紹介することによる金銭的な得は何もないけれど、そのときに付き合った人たちとの関係や、先々の選択肢は残っていきます。
自分でやる仕事は、他の誰がやるよりも質が高くなるはずという判断。自分で自分を紹介するという感じで、そうやって自らにプレッシャーをかける意味もあります。
出版芸術社の編集Kさんの企画は「棋士の名言を」というもので、選んで並べるだけなら自分がやる必要はないかなというのが第一感でした。でもよく文面を読んでみると、「棋士の方々の言葉を一般の方々へ還元できる著者の方が必要」とのこと。
はて、どういう事だろう? この時点で興味がわいてきて、なんにせよ楽しいことになりそうだと思いながら打ち合わせに向かったわけです。


書いているうちに眠くなってきたので、今日はここまで。こたつは魔物ですな。ということでまた近いうちに。

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