五反田発リスボン行き急行列車

五反田駅からリスボン行き急行列車に乗ることを夢想する前期高齢者の徒然

2014・6・19

2014-06-20 17:25:25 | 日記
久しぶりにトースト三枚、クリームチーズと野菜のサラダ、目玉焼き、トマトジュースにデザートはバナナなどと云う、とても健康的でライト感覚の朝食をしたことをトピックにしてもよかったし、ルーフバルコニーと店内を遮るガラスの壁を一枚だけでも取り除いてドアを取り付ける工事の見積書に、費用はたった一枚なのに90万円もして、且つ期間もこれから発注を受けると工事完了は二カ月先だと書いてあって唖然呆然となったことを取り上げてもよかった。デザイナーのKさんがまだ生まれて間もないお嬢さんを人に預けてウチの店の新しい案内状作成の為に店内の写真を取って打ち合わせしていってくれたことについてもトピック的に一杯書くことが出来たけど、最近殆どあわなくなっていたSさんがフラッと電話してきてワインを飲みながらお喋りした挙げ句に、私結婚するからと言い残して帰って行ったことも普通ならトピックofトピックスになったのだろうけど、今日遅い時間に来店したライターのIさんに「マスターの部屋、ブルーレイ見れる?」と聞かれて、「見れる」と答えたら、「じゃこれ」と差し出されたのは、なんと今一番私が嵌まっているドラマ「大川端探偵社」の内、まだ見てなかったエピソード①からエピソード③までのDVDで、この日記でも何とかして見ることが出来ないかとクダを巻いてた程だから、当然この事件がトピックofトピックスに位置づけられてしまう。この場合、凄く矛盾するのだけど、わざわざダビングして持ってきてくれたIさんが飲んでいる以上はこの恋い焦がれるDVDを見ることが出来ない。だからと言って彼の厚意に報いる為には「もう一杯いいかな?」と言われれば心底喜んで「勿論ですよ」と言ってしまったりする。まぁそんなこんなで店を出たのが1時過ぎになっていたか?競歩?早足?交差点では信号無視してとにかく歩いて、店から自宅までなんと35分強の新記録。途中のコンビニでかってきた煎餅とコーラと日本茶をテーベルに並べると「大川端探偵社」のエピソード①「最後の晩餐」(脚本・大根仁)エピソード②セックスファンタジー(脚本・大根仁)エピソード③「ある結婚」(脚本・黒住光+大根仁)を続けて見てしまう。一本40分だからちょうど二時間。この三本の中では圧倒的にエピソード③の「ある結婚」がいい。主婦と娼婦の間をごく普通にたゆたっている内田慈と岩井秀人演じるエリートサラリーマンの誠実さがいい。おそらくこの回から見始めていたら断然これがベストワンだろうけど、私は次の「アイドルは桃ノ木マリン」から見始めて、その魅力に嵌まってしまったもんだから、しばらくの間は「ある結婚」の方がいいと認めることが出来ないだろう……なんて実にオタクオタクした分析をこうして書いてしまう程に、今日のプレゼントはトピックofトピックスであった。三本+「桃ノ木マリン」まで見てしまって、気づいてみたら朝の五時近く。後二時間でWカップのギリシャ戦が始まるみたいだったけど、とても起きてはいられない。

2014・6・18

2014-06-19 16:06:27 | 日記
塩鮭、山芋、カイワレ大根のサラダ、ナスとにんじんの漬け物、小松菜の味噌汁で食事してから1時半に恵比寿駅でファディスタ(ファド歌手)の津森久美子さんと待ち合わせ。新しい店に案内してファドのライブ会場として適切かどうか感想を求める。彼女の答は「Sim」ポルトガル語でYES。早速11月にライブをやることを予定する。4時過ぎまてSAGRES(ポルトガルのビール)一本でポルトガルについてのお喋り。ポル仲(ポルトガル仲間)はホントに仲がいい。彼女が帰った後、九月にやる予定の芝居「デンティスト」の浜田晃さんの相手役として水沢有美さんとマネージャーのHさんにきて貰って出演交渉。ストーリーを説明し、こんなバーでやる芝居の趣旨を分かって貰ってホボOKの感触。これで漸く待ったなしのスタートだ。6時過ぎいつも妖しい魅力をふりまく歯科医のSちゃんがきてくれたので、企画の相談相手であり、デンティストの技術指導も担当して貰う彼女にこれまでの経緯を説明。協力を求める。今日の老老ディナーは母の都合もあって中止。一人でカレーライスを食べる。今日はお昼からここにいて人と会っていたこともあって、ちょっと疲労。そのまま帰りたい欲望に駆られたけど、そこはグッと我慢して11時まで。帰宅後録画してあったWOWOWの「モザイクジャパン」(脚本・坂元裕二)の第一話から三話まで続けてみる。R15の指定があり、ドタバタ的要素があって全くいやらしい気持ちにはならない。だからいいのか?よくないのか?少なくとも帰りのスーパーで買った天ぷらで作ったかき揚げ丼を食べながら見るドラマではない。、

2014・6・17

2014-06-17 22:45:15 | 日記
夕べ帰ってから見た毎週録画してしまったドラマ「×××××」がくだらなくて欲求不満がたまったのか、朝風呂に入っている内に突然評判の映画「私の男」(脚本・宇治田隆史、監督・熊切和嘉)を見に行こうと思い立ち、眠気予防の為に朝食は卵かけご飯だけにして1時半に品川プリンスシネマへ向かう。冒頭から暗い。画面も話も暗い。チラシのコピーには「10才で孤児になった少女・花。彼女を引き取ることになった遠縁の男・淳悟。孤独だったふたりは、北海道紋別の寄り添うように暮らしていた」とある。花は朝ドラ「花子とアン」で子供時代の花をやっていた山田望叶。淳悟は浅野忠信。彼が花を引き取ることに決めて彼女の顔か髪の毛を撫ぜるシーンからその後の「私の男」の展開が予感される。そして6年後、花がセーラー服をきている二階堂ふみになった時点で予感は確信に変わり,私はスクリーンに釘付けになる……それ以上はネタバレになるから書けないけど藤竜也の好演もあって二時間余があっと云う間だった。お蔭で夕べの欲求不満が解消。買い物して一旦部屋に戻り、レバーの血抜きやいかの皮むきなど料理の下拵えをしてから5時に店へ。今日の老老ディナーはオーダーがなかったので賞味期限が切れてしまったソーセージの盛り合わせ、オリーブオイル漬けにした一週間前に母が塩辛いと言って残した鰯の干物とプチトマトとオニオンスライスとレタスのサラダ、昨日お客さんのNさんから土産にいただいた稲荷寿司に残りご飯で作ったゆかりのお握りなどなど残り物のオンパレードで、新品は春菊の味噌汁のみ。お客さんの予約はなし。12時まで待ったけど当日予約もなし。明日はお昼から忙しいので日記を書く余裕がないので今日の内に書いてしまって店を出る(筈)。夜道をオヤジ狩りにもあわずに部屋まで辿りつけた(筈)。

2014・6・16

2014-06-17 19:18:54 | 日記
最後のお客さんである女性編集者のSさんと一緒に店を出てお喋りしながら恵比寿駅まで歩いて改札口に差しかかった時、前を歩いていた若い女性が送りにきていた友人を振り返った。途端、私は驚く。そして何故か狼狽する。Yだ。元女優で、一年前まで前の店でスタッフとして働いてくれていたYだった。広い東京だけど、行動範囲は限られるから勤務先が六本木で住まいが世田谷だと恵比寿で出会っても、まぁ不思議じゃない。でも、偶然をどうしてそんなにびっくりしたり焦ったりするかと云うと、今日の朝、Yと一緒に働いていたMからこれまた一年ぶりにメールがきて、Yのことを思い出し、どうしているのだろうかと思ったばかりだったからだ。更には店でゴーヤチャンプルのスナックを出した時も、故郷が沖縄の彼女のことを思い出していたからだった。つまり私は「予知った」のだ。Yと偶然出会うことを「予知って」いたから狼狽したのだ。だから何なの?それがどうしたの?と言われればそれまで。ただ、そんなことさえ特別なことととらえてしまう66才の健気さよ。その後メールで絶対店にいきますからと言ってきたけど、無理して来なくても元気であってくれさえすればいいと確か今年23才の彼女とは43才も年の差のある私はいかにも大人っぽく痩せ我慢してしまう。因みに朝届いたYと同じ年のMからのメールは自分が今度王子小劇場で七月に出演する舞台(ガレキの太鼓「妹の歌」)の案内で、特別の私信ではなかったのだけど、以前読んでいた私の日記がクローズして淋しいと書いてあったので、嬉しくて三月から新しいブログを始めてのでよかったら読んでくれと媚びを売って特別な私信扱いにしてしまう。そして勿論舞台は見に行くと予約する。66才はとことん健気だ。、

2014・6・15

2014-06-16 17:11:21 | 日記
今までサッカーのワールドカップがあった時期は、試合中継をしてない飲食店から客の姿が消えてしまうもんだから、飲食店の天敵みたいな思えていた。でも、今年は中継が日曜の午前中だし、それ以前に逃げて行くお客さんがいないので、一人で存分に盛り上がろうと、既に9時半には風呂から出て、テレビの前で激辛カレーライスと野菜ステックなんて、何となく夏のサッカー観戦にふさわしい朝昼兼用の食事+ノンアルコールビールを飲みながらのテレビ観戦。結果は……1時半に代官山のヒルサイドテラスへ。ポルトガルの美術家アデライデ・バルボーザ展、ポルトガルに魅せられた日本人画家の山本宗平展を覗いた後、前の店で何度もライブをやって貰った津森久美子さんのファドライブの客となる。主催者だったり飲食店の店主としてライブを企画すると色々気になることが出てきて、落ち着いて聞くことが出来ないが、今日は久しぶりに津森久美子とポルトガルの世界に耽溺する。行く時も場所が分からず歩き疲れてバテかけたけど、帰りも代官山から恵比寿経由天現寺まで炎天下を30分以上は歩いたので、店についた時には倒れる寸前。年なんだから炎天下は無理して歩いてはいけませんと、私より24は年上の母に説教されつつ、とても料理を作る気力は残っておらず買ってきた豚まん、山椒を辛味にした白い麻婆豆腐、エビチリなどで老老ディナーをすませてしまう。今日も予約はないので、こんな日は店を休んで部屋でひっくり返るに限ると、バスを乗り継いで最短距離しか歩かずに八時過ぎ帰宅。WOWOWでやっていた「ダブルフェイス 前編後編」(脚本・羽原大介)がちょうど11時で終わったので「情熱大陸・園子温」(演出・大島新)、続いて録画してあった土曜ドラマ「55才からハローワーク・キャンピングカー」(脚本・大森寿美男)とテレビ三昧。でも、全て面白かったので、疲れてダウン寸前だったにも関わらず1時過ぎまで眠ることなく見続ける。特に最後にみた「55才の……」はリリーフランキーのいつもながらの演技らしからぬ演技(あれを「演技」として認めるかは置いておいて)と相まって、原作(村上龍)ではどうなっているか分からないが、幻想と妄想と現実とを最後の最後まで分からないようにした脚本と演出の工夫が見事、というよりこう云う作品が私は好きだ。来週(別の家族?)が楽しみ。

2014・6・14

2014-06-15 16:15:02 | 日記
今日はダラダラと歩いたからか部屋に着くまでに50分かかって、おまけにひどく疲れたので歯を磨いただけでそのままベッドに横たわって、ポストに入っていた日本ポルトガル協会からの定期郵便分の封を何気なく開けたら「リスボンに誘われて」と云う映画の宣伝チラシが入っていたので、ベッドから飛び起きる。きっとあれだ、あの小説が映画化されたに違いないとチラシの隅から隅まで手がかりを探して眼を走らせる。いや、そんな必要もなかったか、原作のクレジットにはパスカル・メルシュ著「リスボンへの夜行列車」(監督ビレ・アウグスト)と表示されていた。そうか、ついに映画化されたのか?何度となく再読して印象的なシーンはもう映画で見たような錯覚に陥ってしまう程になっている原作小説。そしてその影響をモロに受けて私はこの日記に似たようなタイトルをつけてしまった程なのだ。あまりの興奮に私はチラシをニヤニヤ眺めながら疲れているのになかなか眠りに入れない。でも、しばらくしてこんな気持ちは映画の敵だと思い始める。原作と映画は別物だといつも言っている癖して、これほどまてに原作にほれ込んでしまうと、きっと映画と原作を比較したりして、文句を云ったりするのが目に見えている。駄目だ。映画は渋谷のル・シネマでこの秋に公開されるそうだが、今から原作は封印しよう。絶対比較したりしないでリスボンと映画を楽しもうと心に決める。

2014・6・13

2014-06-14 19:30:18 | 日記
便秘「だった」。「だった」と云うのは「過去形だ。たった数時間の便秘「だった」のだ。でも、便通は正常というか、どちらかと云うと下痢気味だった私にどって、たった数時間でも今朝味わった苦しみは例えようのないものだった。便意を催したからトイレに坐ったのだ。すぐにでも排泄しそうだとばかり思っていた。ところが、持って入った本をいくら読み続けても排泄作業は始まらない。おいおい、どうしたんだ?本が面白くて排泄作業に集中できないのか?だったらやめてやるよと本を閉じて、いざ臨戦態勢。でも、駄目。五分経っても、十分たっても、三十分経って駄目で、気づいたらトイレに入って一時間を経過していた。途中までは出たような気がした。思い切って紙で触ってみる。すると赤ちゃんに例えると「頭」だけは表に出ているのだ。それなのに後が続かない処か、気張れば気張ったで、天の邪鬼みたいにその先っぽは肛門の中に戻ってしまう。分かった、分かった。無理を押しつけた私が悪うございましたと排泄を諦めて立ち上がると、再び便意を催す。仕方なくまた坐る。すると便意を忘れる。また立ち上がる……その繰り返し。もういい。気張って頭の血管が切れても寿命だと思って諦めようと、微かに便意を催すとここを逃してなるものかと相撲取りが「てっぽう」をやるが如く、真ん前の壁と両脇の壁に掌を代わる代わる押しつけ、突っ張り、踏ん張り続ける。その命を賭けた勝負はどの位続いたか?やっとの思いで、漸くと、「頭の先」から「肩」にかけて「あいつ」が出てきて、それでもまだ千切れることなく、落ちることなく、肛門と繋がっていて、最後の最後に「足の指」まで出てきたのは、トイレに入って一時間半が経過していた。凄い。便秘ってこんなに苦しいものだったんだ。たった一日でこれだけの苦しみを与えるのだから、三日も四日も、いや人によっては一週間も続くというし、そんなことになったらどうなってしまうのだろうと怯えた朝。今日は午後から俳優の浜田晃さんと打ち合わせすることになっているので、お昼に店に出向いて母とは老老ディナー。辛さと海草は便通がよくなると聞いたような気がして、メニューは和牛ステーキのワサビ和えにじゃがいものカレー風味に生姜の漬け物にワカメの味噌汁でご飯を二膳。浜田さんとはルーフバルコニーの籐椅子に座って夕暮れていく待ち並みを眺めながらマティーニを嘗めつつ形だけはニューヨークの大劇場に出演する俳優と劇作家とがエミー賞を狙う芝居の打ち合わせをしている風情。でも、その実は、コーラとジンジャエールを飲みつつ、秋に公演することになった「デンティスト」(仮題)と云う芝居を照明や音響を使わず如何に経費をかけずに作れるかという貧乏臭い話。日が完全に暮れて、打ち合わせは終わりかけたけど、中に入ってもその話題は続いて、気づいたら浜田さんを十時近くまで引き止めてしまっていた。でも、これぞ72歳と66歳の男の手作り感溢れる、部活的芝居作りの愉しさだ。さぁ、こうなったら一刻も早く台本を書き上げようと、浜田さんが帰った後パソコンに向かうが、今度は台詞が便秘になっている。。

2014・6・12

2014-06-12 23:39:42 | 日記
しばらく前にある人が私に対してした「冗談」というか「洒落」について、あれは「冗談」や「洒落」ではなく「悪意」だったのではないかと疑い出している。そして最近,ある女友達のメールの返信の文言がこれまた「冗談」や「洒落」なのか判断つきかねて、ひょっとすると私に対する罵倒ではないのかと思ってしまった。その境目は難しい。キワキワだ。二人とも私に対して「悪意」を持ったり「罵倒」する関係ではないので、私の思い過ごしだと思いたい。でも、そのひょっとしてと思ってしまうのは私の中にある被害者意識だったりするのか?もっと詳しくこの二つの出来事を描写してこの日記の読者の皆さんに相手が「悪意」を抱いていたのか?メールの文言は「罵倒」している意味なのか判断を仰ぎたい処だ。今までだったら絶対やっていた。例え名前をイニシャルにしても分かる人には何となく分かるように出来事とその相手を描写していた筈だ。でも、しない。ぼんやりとでも相手が特定できることは名誉棄損罪で訴えられること以前の問題として不特定多数が読むブログなどに書いてはいけないと思うようになってきたのだ。こっちは「冗談」や「洒落」のつもりで書いても受け取り方によっては「悪意」や「罵倒」になってしまうからだ。そう思い出したらこれまで調子にのって書き散らしてきた以前やっていたブログやいくつかの雑誌に掲載してきた駄文を破棄したい欲望に駆られる。でも、もう遅い。私に出来ることは、もう書かないこと。他人に対しては非難、中傷の類を封印すること。自分の表現力、文章力不足を肝に銘じること。これまでの人生゛色々取り返しのつかないことばかりやらかしてきた。でも、それを一々後悔しないことを人生のモットーとしてきたけど、文章だけは残ってしまっていて、悲しく辛い。

2014・6・11

2014-06-12 21:28:02 | 日記
昨日はRさんたちと(勝手に)遅くまで飲んでしまって、部屋に帰って寝たのが4時過ぎ。酔って服用することは禁止されているので誘眠剤を飲まずに寝る。でもそうすると必ず二時間位でトイレに起きてしまい、眠れなくなるので、仕方なく薬を使うと、例えばその後11時まで眠り続けるなんてとんでもないことをやってしまう。更には薬の効果なのか、その後もずっと眠たくて、起きていられない。「睡眠障害」ならぬ「覚醒障害」だ。こんな時にたまらなくバスに乗りたくなる。電車じゃ降りる駅に着くのが短いのだ。今日もマンションを出て大崎の駅に歩きだしたのに、しばらくしてバスに乗るために引き返してしまう。狭い座席で揺られているのが母の胎内にいる気分になるからだろうか、バスの座席に坐った途端、眠りの態勢に入ってそのまま夢の世界の漂い人になること20分。店に近くの停留所で降りたくないもんだら、わざと寝たふりして二駅先まで行ってしまうなんて馬鹿なことをしてしまった。そんなこんなで店についたのばいつもより遅い5時前。今日の老老ディナーはチーズ風味の自家製ハンバーグ、マッシュポテト、漬け物に豆腐と冥加の味噌汁。母は最近和食より洋食を好む。今日は完食。後片付けを終えると、お客さんの予定もないからか、再び眠りモードに入って、椅子に坐ったまま一時間ほど口を開けて居眠り。でも、このまま一日を終わる訳にはいかない。パソコンを叩けるだけ叩いて芝居の構想を練る。二時過ぎ、表に出たら大雨だったけど売上が一円もないとタクシーに乗る気分じゃなくて、天現寺から五反田まてびしょ濡れになりながら帰る。雨に濡れまいと早足になったのか、所要時間40分の新記録。嬉しくもあり、哀しくもあり。

2014・6・10

2014-06-11 13:53:48 | 日記
昨日録画しておいた「YOUは何しに日本へ?」を見ながら深夜スーパーで半値になっていた沼津直送天日乾しの鰺の干物、自家製キュウリとナスの漬け物、納豆、オクラとネギの味噌汁で朝昼兼用の食事。それにつけてもこの「YOUは何しに日本へ?」は面白い。自分たちが住んでいるこんな日本に、外国人がどんな理由で来たのか?という、いつも我々が心の何処かで外国人に(特に欧米人)に抱いているコンプレックス的興味を、殆どは成田空港でおそらくはぶっつけ本番でただインタビューして、その中で特に興味深い来日理由を持っ外国人を「密着取材」と称してフォローしていくだけの番組なのだが、今年になって時間を置いて放送されたデンマークから来た二人組の高校生の旅行の仕方は何処か人生の過ごし方と似ているものがあると感心させられてしまったし、今日取り上げられた30年前にドイツで知り合って短い恋に落ちたのにその後音信を絶ってしまった日本人男性とやっと連絡がとれて会いに来たドイツ女性の恋物語は、国境と時間を超えた愛の奇跡と言ってしまいたくなるもので、この番組は民間連盟放送文化賞とかギャラクシー賞とか受けてもいいんじゃないかと思ってしまう。この処のマイブームは「大川端探偵社」もそうだし、テレビ東京だ。4時過ぎに店。今日の老老ディナーはおぼろ豆腐と冷や奴、それにコロッケと小松菜の玉子とじ、にんじんの漬け物、キャベツの味噌汁だたっのに、母はおぼろ豆腐とコロッケの卵とじが何だか味も見かけも似ていると言って残す。そういえば数日前にも鰯の干物のオリーブオイル付けを塩辛いと言って残したことがあった。お皿に残った野菜のかけらを勿体ないと私を叱る母にしては何だか変。味覚が変わっただけならいいけどとちょっと心配。お客さんは女性CMプロデューサーのRさんと別の制作会社のプロデューサーMさん。映画談義で盛り上がって1時まで。今日もまた歩いて帰ろうとしたけど、今日は鞄にパソコンをいれているのと、酔いも後押ししてタクシー帰宅。あるドラマを録画おこうとしたら時間を間違えて替わりとれていたニュースで知った俳優林隆三さんの死。二度ほどあるイベントで前の店にきて下さったことがあり、親しくお話しさせていただく機会があったし、その時は二人ともドラマの明題名を思い出さなかったけど、私の脚本に出演していただだいたこともあった。ご冥福をお祈りします。