五反田発リスボン行き急行列車

五反田駅からリスボン行き急行列車に乗ることを夢想する前期高齢者の徒然

2019・1・15

2019-01-16 11:18:49 | 日記
この日記に時々どんな本を買ったとかどんな本を読んだとか書くことがあるけど、正直に云ってしまえば最後まで読む力が最近とみに衰えてきていて、ベッドと書斎机(と云ってもパソコンとプリンターが置いてあるだけ)の間に積んどく状態になっている。今視界に入っただけでも、「現代世界演劇6・不条理劇」(イヨネスコ他)、「憂鬱なる党派上下」(高橋和己)、「壊れた風景/象」(別役実)「漂う電球」(ウディアレン)、「ゴドーを待ちながら」(ベケット)、「やってぎたゴドー」(別役実)「贋の待女・愛の勝利」(マリヴォー)、「ガルヴェイアスの犬」(JLペイショット)…あ、視界に入らずベッドと机の間に埋没してしまっている文庫本を発見。今度こそは最後まで読みきれそうだと日記に書いた覚えがある「悪霊」(ドストエフスキー)だ。今度のチャレンジも失敗したみたいだ。でも、こうして書き記してみると、いかにもインテリみたいだけど、読み切ることが出来ずにいると云うことは、「インテリ」の「イ」の字までも達してないと云うことで、「インテリであること」に憧れている自分としては意気消沈してしまう。でも、めげるのはやめよう。週刊文春を読みきれてたって何も偉くないんだし、一番最近買った「ガルヴァイアスの犬」も読みきれるかどうか自信がないけど、これからも「インテリ」を目指そう。でも、難しそうな本を読めたって、若しくは読もうとしたってインテリではない訳で、本当のインテリって知識量というより頭脳の柔軟性だと以前から思っている。二十年も飲食店をやってきて、大勢のお客さんに接してきたけど、その中でこの人は本当に頭がいい、柔軟性があるインテリだと思った人がいる。キャリア官僚のFさんだ。彼は自分のことを話そうとはしない。知識をひけらかしたりはしない。傍若無人に喋り捲くる私なんかの話をじっと笑みを湛えながら聞いていて、さりげなくポイントを見つけ出して反応してくれる。彼と話していると時を忘れて気がついてみると朝方近くと云うことが今までにもあった。そんなFさんか今日来てくれた。しばらく会わない間にかなり出世していたFさんだったけど、今日もまた私の話にさりげなく対応してくれて、このままではまた朝になるかと思ったが、今日は12時前に帰っていった。去年の秋にFさんは結婚して、新妻が待っていたのだ。幸あれ、Fさん★テアトロジャージャン第十五回公演「緑のサイクリング」(作演出・桃井章、出演・浜田晃、服部妙子、佐藤由美、小松杏)日時2019年3月12日(火)~3月21日(木) 料金3500円 詳細はホームページで★テアトロジャージャンのホームページが開設されました。過去の作品や今後の上演予定作品の情報が掲載。。、
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