五反田発リスボン行き急行列車

五反田駅からリスボン行き急行列車に乗ることを夢想する前期高齢者の徒然

2016・6・20

2016-06-21 09:46:38 | 日記
夕べ母に電話した時、犬がうんこを部屋に撒き散らしていると訴えられて、そこまでは面倒みきれないと日記に書いたけど、朝実際にその現場に遭遇するとそうクールに対応している訳にもいかなくて、中がウンコだらけになった犬小屋を分解し、とりあえず水で洗ってベランダに干すだけやって、老老老散歩に連れ出す。勿論、ウンコをしすぎたのか排便はしない。後でChさんに聞くと、犬はウンコを撒き散らすことで飼い主に何か抗議していることがあると云う。妹の犬は何を抗議しているのだ?老老老ブレックファースト。そんなにウンコをしたのに、いやしたからか食欲は旺盛。下痢じゃないから食べさせてもいいか話ながら母とちりめんじゃことしめじのオムレツ、じゃがいもとさやえんどうの煮つけ、きゅうりの漬物、納豆、小口葱と若布の味噌汁で食事して、一休みした後、今度はリハのスタッフの「同じ釜の飯」を用意する。今日はお酢がたっぷり入った麻婆豆腐。女子が多いからかお酢味が好評。お代わりが連続した。今日浜田さんがおやすみの為、リハは浜田さんがあまり出ていない「パート1」に限ってやってみる。実を云うと、昨日までここのドタバタぶりが気に入らなくて、且つ演技スペースを取って客席が少なくなることもあって、カットして「パート2」からはじめる構成に書き換えていたのだけど、今日ダメもとでやってみると、やっぱり面白い。とてもじゃないけど捨てられない思いを強くする。特にイントロ(極秘)は最高。どんなに辻褄があわなくなってもここからスタートしようと心に決める。今日は4時に終了。母に夕御飯(麻婆豆腐の残り)をお弁当にして届けてから一旦五反田に戻って、風呂に入ってから喪服に着替えて6時から西五反田の桐ヶ谷斎場で営まれる「映画女優中川梨絵」の通夜に出向く。彼女がどんなに「映画女優」だったかは、日活ロマンポルノ初期の名作「恋人たちは濡れた」(神代辰巳監督)「(秘)女郎責め地獄」(田中登監督)ATGで原田芳雄、松田優作、石橋連司たちと共演した「竜馬暗殺」(黒木和雄監督)東映で菅原文太と共演した「実録飛車角・狼どもの仁義』松竹で大地喜和子と二人主役の「喜劇おんなの泣きどころ」(瀬川昌治監督)などがあげられるが、最近は殆ど表舞台に出ていなかった。彼女がご主人と一緒に武蔵小山で小料理屋をやっていることは知っていた。私が住んでいる五反田から歩いていける距離だ。店のある恵比寿からも近い。でも、私はもう25年以上彼女と会っていない。ロマンポルノが始まった頃に出会った、ギラギラとした野望に満ちた目をした、エキセントリックな彼女の姿しか見ていたくなかった私としては、25年前40歳を過ぎた彼女と会った時を最後にしたかったのだ。だから?斎場の祭壇に飾られた彼女の遺影は私の知らない「中川梨絵」が映っていた。だれかと飲みたかった。本当は明日の本葬にいけばいいのに通夜に来たのは、だれか知り合いがいる筈だし、一緒に中川梨絵の思い出を語りたかったのだ。それなのに知った顔は受付をしていた松竹のSプロデューサーだけだ。見知らぬ人ばかりに囲まれてお清めの席で酒を飲む勇気はない。私はたった20分ほどで中川梨絵と別れを告げて、斎場前から出ているバスに乗り込み恵比寿駅に向かう。新宿に行きたい。彼女の飲んだくれた40数年前の新宿に行きたい。でも、その欲望をギリギリの処で抑制して店に戻る。でも、酒の欲望だけは抑えられない。一人カウンターにウイスキーをおいて「献杯」する。遺影じゃなく20代の頃の彼女の顔だけが浮かぶ。ストレートで「山崎」を三杯飲んだ頃だったか、珍しくS新聞のUさんから連絡があって一時間後に顔を出してくれる。幸運だ。ウチの店の客の中でも中川梨絵を知っている数少ない人の一人だ。既に酔っぱらっていた私は、Uさんが席に着くや否や隣に座り込んで彼女の思い出話を炸裂させたのは云うまでもない。uさんにとってはこの上なく迷惑な話だったに違いない。でも電話してきた時私が彼女の通夜に行っていたんじゃないかと想像してくれていた処をみると、彼も中川梨絵の話をしたかったのだろうと勝手に判断して、電車ギリギリまで甘える。許してくれ、Uさん。どうでもいいけど、この日記をもう二時間近くも書いている。今はお酒がないのにキリなくかける。でも、他に書かなくてはいけないものがある私は最後に前の日記にも書いたけど、もう一度中川梨絵の「踊りましょうよ」(作詞作曲・中川梨絵)の歌詞をここに記して彼女を見送りたい。♪ねぇ踊りましょうよ/お別れですもの バイバイ/この曲すんだら バイバイあなた……(バイバイ梨絵)。★テアトロじゃーじゃん第七回公演『お棺発子宮行き鈍行列車』(作演出・桃井章 楽曲提供・津森久美子 出演・浜田晃/桑原なお 宮崎優里 茂木英治) 日時7/14(19時開演)7/15~7/17(13時半&19時開演)7/18 (13時半開演)場所・バージャージャン 料金3000円。尚本公演は1公演の座席数が25席しかありません。お早めにご予約下さらないと満席になる可能性もあります。よろしく。詳しくはホームページ参照★テアトロジャージャンのホームページが開設されました。過去の作品や今後の上演予定作品の情報が掲載。jerjan-hiroo4f.jimdo.comへアクセスして下さい。「テアトロジャージャンへようこそ」でも検索できます、
ジャンル:
ウェブログ
コメント   この記事についてブログを書く
« 2016・6・19 | トップ | 2016・6・21 »

コメントを投稿

日記」カテゴリの最新記事