五反田発リスボン行き急行列車

五反田駅からリスボン行き急行列車に乗ることを夢想する前期高齢者の徒然

2018・9・15

2018-09-16 10:39:13 | 日記
今日は私が小学校三年生の時に亡くなった母方の祖母(ジャージャン)の命日。私の四人の祖父母の墓は、戦争を挟んでそれぞれの人生が変動したことや宗教上の理由で四つ別々にあるもんだから、いつからか墓参りが億劫になるのと同時に無意味に思えてきてしまって、初孫だったのであんなに可愛がって貰ったジャージャンの墓参りにもこの二十年近く出かけてない。でも、その代わりと言っては何だけど、四年前に開いた現在の店の名前をジャージャンとし、店内にはジャージャンの若いころの写真を大きくプリントして飾ってあって、一日最低一度は話しかけている。当然命日の今日は老老ブレックファースト(極太ソーセージWITHトマト&レタス、納豆WITHカイワレ大根、きゅうりとかぶの浅漬け、なめこの味噌汁)をいただく前に、母と一緒に手を合わせる。そんな連休初日、小雨の中スーパーまで買い物に出かけた以外は机に向って冒頭のシーンを何度も試みるが、台本は全く進捗しない。ストーリーならいい加減でよければどんどん展開できる。でも、私が今ほしいのは日常、それだけなのだ。何の進展もしない、ただの日常をセリフだけで描きたい。それなのに、そのセリフが下手だ。つい意味のないQ&Aになってしまったり、ストーリーを説明するセリフになってしまう。そんなものは即座に却下だ。でも、顔合わせの日は迫っている。いつになったら演出家(私)は作家(私)にOKサインを出すのだろう?実をいうと、そんなことを思いながらにんにく、生姜、唐辛子をオリーブオイルで炒め、次にタマネギのみじん切りを黄金色になるまでバターで炒めて、更にはまいたけとトマトと茄子とひよこ豆とじゃがいもを煮込んで作ったコンビーフカレーを老老ディナーとしていただく。付け合わせはゆで卵とキャベツのサラダ。母が自分の部屋に引き揚げた後、突然映画が見たくなって、21時に新宿武蔵野館で上映される「きみの鳥はうたえる」(脚本監督・三宅唱)を予約、バスに乗る。カレーを食べる時にビールを飲んでしまったので少し不安だったが、冒頭から日常的な緊張感が溢れる映画で、ぐいぐいと引き付けられて、いつもなら襲って来る睡魔は一瞬も現れることなかった。何処かヌーベルバーグの頃のジャンポールベルモンドやアメリカンニューシネマのダスティホフマンを彷彿とさせる柄本佑、その存在を軽く受け止めてしまう石橋静河の重量感、そこに染谷将太の軽い演技が化学反応を起こして、今年一番の傑作。いつもなら映画館を出た後、新宿の街に繰り出すのだけど、見終わった後の幸福な気持ちを大事にしたくて、JRに直行。恵比寿からも余韻を味わいつつ家路につく。因みに昨日353まで急上昇したこのブログのアクセスIP数は再び184まで急降下。この乱高下の原因は何だったのか?★テアトロジャージャン第14回公演は「M家の人々Ⅳ・誰がルルを殺したのか」(作演出・桃井章、出演・大塚みどり、棟里佳、荒木真樹彦、茂木英治)・会場はテアトロジャージャン(東京都渋谷区恵比寿2ー31ー3オーオカビル四階 電話03ー5422ー7407)・料金三千円・開演時間 10月31日(水)は19時のみ、11月1日(木)2日(金)3日(土)は14時&19時、11月4日(日)は14時のみ、開場は開演の三十分前です。・予約お問い合わせ 090ー9964ー2231(予約専用電話)ご来場をお待ちしております★テアトロジャージャンのホームページが開設されました。過去の作品や今後の上演予定作品の情報が掲載。
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