五反田発リスボン行き急行列車

五反田駅からリスボン行き急行列車に乗ることを夢想する前期高齢者の徒然

2014・7・6

2014-07-07 02:52:46 | 日記
いい傾向なのか悪い傾向なのか、台本の執筆が捗らないと、食事がいい加減になる。今朝も夕べの内に塩鮭、小松菜のお浸し、納豆、漬け物、豆腐の味噌汁とメニューを決めておいたのに、作る意欲が沸かない。食欲がない訳じゃないのに、台本の展開に頭を悩ませていると、お浸しのお湯を沸かすのが億劫だったり、納豆を混ぜたり、味噌汁の出汁を取るのが面倒だったりしてしまって、何も考えずに出来る目玉焼きに茹でたソーセージにレタスを添えて、ミネストローネの缶詰を開けて温めるだけの食事になってしまった。駄目だ。こんな朝食は自分らしくないと反省してはみるものの、台本が出だしの四分の一で暗礁に乗り上げた状態がここまで続くと食べることに神経が廻らない。リフレインする。いい傾向なのか悪い傾向なのか?それでも一応母に食べさせる老老ディナーは、スーパーで95円で安売りしていた天然物の鯛のかぶとを買って煮つけにし、これまた賞味期限が今日で半額になっていた豆腐でガーリック豆腐ステーキを作って、そこに蕪の葉とミニトマトをバターで痛めて添え、浸かりすぎた漬け物は水で晒して刻んで鰹節と混ぜたりして、総額220円でこんなご馳走がなんて凄いだろと自慢できる程には神経を使う。でも、母と別れてしまえば再び「デンティスト」の世界。今日は日曜日で突然のお客さんもいないだろうし、予約もないので七時半には店を出てしまって、歩きながら考えを巡らす。一時間ほど歩いて気づいたら品川駅前。そういえば前から見ようと思っていた「グランドブタペストホテル」(ウェス・アンダーソン監督)が品川プリンスシネマでちょうどやっている時間なのに気づき、8時45分の回ギリギリで入ってみる。いつも満員で席が取りづらいと聞いていたけど、さすがに日曜日のこの時間となるとお客さんは十人少し。どんな映画だかネタバレは全く聞かなかったので素直に画面に吸いよせられたけど、その内「デンティスト」の方がスクリーンに映ってしまって、この映画とは不幸な出会い方をしてしまった。いや、この映画だけじゃない。帰宅してから録画しておいた「55歳からのハローワーク」や「MOZU」を見るが、いつもは見るのが楽しみなのに今日は気分が乗らない。再びリフレイン。いい傾向なきか悪い傾向なのか?そんな今日の蛇足。コンビニでコピー用紙のまとめ買いをしたら景品に「ラーメンの底力」「どん兵衛」「UFO」と三つのカップ麺がついてきた。これって、食生活をますますいい加減にしろと神様が言っているのか?
コメント
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