ごしょらくさん

後生楽的爺さん、我が道を往く

採ろうか採るまいか

2021-07-19 10:03:01 | field and mountain
長かった梅雨が明けた・・・が、クソ暑い! こんな時は、避暑を理由にお山へ行くに限る。「何しに?」大きな声で言えんが「キノコ採り(探し?)だす!」

キノコ仲間であるU氏は「真夏にキノコ採りだとぉ、おめぇも物好きだなぁ」と笑うが、仰る通り、「あたしゃ物好き、ってか、変態です!」

因みに、U氏とは、少し年上の先輩にして友人であり、かつて猟友会に所属していた経験から、お山を熟知するキノコ採り名人であります。

採ろうかな?

採らないでおこうかな?

上のキノコは夏キノコの定番アカヤマドリ、標高1000m付近のこの場所は時期が一寸早いようで幼菌ばかり。「サテ、どうしたもんかのぅ」

画像では大きく見えるが実際は鼻くそみたいに小っちゃい。さて、どうしたもんかのぅ?と迷ったのは、昨年残して置いたヤツを誰かに採られちゃったからなのよね。

と言うか、採られちゃったというよりも、毒キノコとでも思ったか、引っこ抜いたか蹴飛ばしたかは知らんが、採ってその辺に放り投げてあったんだな。

あ~そこの君、知らないキノコは採らない、食わない、人にあげないが鉄則だが、もう一つ付け加えて進ぜよう。分からないキノコは「蹴飛ばすな!」

アカジコウか?

ニセアシベニイグチでした~「残念」



匂いはお届けできませんが、目の保養をどうぞ・・・


T氏が採取した土用マツタケ


ここでキノコのウンチクを。野生キノコは地方で呼び名が異なり、類似種とかモドキとかが混在するため、安易な自己判断で食すると危険です。

例えば、おらほではウラベニホテイシメジのことをイッポンシメジと呼び食されておりますが、正式名イッポンシメジという毒キノコが存在します。

先ずは、疑ってかかることが肝要、迷ったら他人に提供して人体実験をして頂くという手がありますが、これは犯罪ですのでお止めになった方が宜しいかと。

冗談はさておき、土用マツタケですが、おらほでは別名サマツとも称され、梅雨明け頃に出る正真正銘モノホンのマツタケのことで、かのバカマツタケとは異なります。

雑木林に発生するキノコに、マツタケと瓜二つのバカマツタケがありますが、おらほでも、サマツ=バカマツタケと混同される方も居られるようですな。



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コメント (2)
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