刀八毘沙門天の1人で仏々

京都を中心とした“クイモノヤ”を‘自己中紹介

おだしと小麦一三〇(麺/出汁)

2020年01月06日 18時46分30秒 | ラーメン(又は取り扱い店)
閉店しました

北大路白川通から南に1筋入ったセレマ北白川ホールの隣にある出汁と麺にこだわりを持つお店。
以前は呼び名は同じ「伊佐夫」でラーメン屋さんを営まれていた。



中は基本的に「伊佐夫」時代とほぼ同じレイアウトとなっていて異型カウンターのみの店内だが
空間は十二分に取られており開放感もあるくらいである。



呼び名も同じこともあり以前の(ラーメン店)感覚で入店されその違いに戸惑うお客がいるようで
お品書きの裏(表)にはしっかりラーメン店ではないと記載されている。





出汁だけで1000円とういう強気の価格設定はかなりの自信を伺える。
某がいただいたのは舞鶴産の鰆出汁とごはんで1100円。


ほんとうにシンプルな構成。
今、京都府いち押しの舞鶴産鰆出汁であるが、一口すすってみると・・・派手さはないが上品な旨味
がじんわり口の中に広がってくる。味音痴の某が言うのもなんだがコシがしっかりした鯛やとびうお
の旨みより柔軟性のあるまるで柳腰のごとく粘り強い旨味が伝わって来る出汁である・

自家製麺である平打麺は小麦感が溢れる食感で蕎麦の香り饂飩のコシとラー麺の汎用性のいいとこ取り
したような新食感である。

挑戦である。
おしながきに記された文言はある意味食べる側(客)に対して挑戦と受け取ったのは某だけなのか!
さらに創り手(料理人本人)への試練を発信しているようにも感じている。

どこまでわかるのか、どこまでつくれるのか、そして認知してもらうこととはなんなのか
一三〇”の挑戦はまだまだ続くのであろう。


HP→https://ameblo.jp/130isaoooo/

「京都市左京区一乗寺樋之口町27 コーポラス禅 1F」

コメント
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