刀八毘沙門天の1人で仏々

京都を中心とした“クイモノヤ”を‘自己中紹介

大黒屋 本店 (蕎麦)

2013年06月19日 01時31分30秒 | うどん、そば、食堂
河原町蛸薬師、北に2筋目を東入った場所にある老舗の蕎麦屋さん。

大正5年創業の生蕎麦”を看板にここまで続いてきた京都の名蕎麦屋さんの本店は
いかにも蕎麦屋”的な店構えを持ち繁華街ど真ん中と言う立地条件も手伝い
連日観光客を中心に絶え間無い人手を呼んでいる。



入ってすぐには ど~ん!!と昔の蕎麦挽き水車が回っていてよく目立つ!
店内はやや薄暗く・・・という表現より余分な照明を排除された明かりが照らされている。

小上がり有り、テーブル有り そして小さな燈籠まである!!

当然ながら蕎麦に興味がそそられるのだが、大黒屋の丼の評判を以前から聞いており
決め打ち状態で親子丼を願いする(友人は油揚げ丼)



混んでいるせいもあり15分近くは待ったであろうか、お待たせしました♬”の京都弁の
イントネーションと共に我々の丼は到着した。

器の8分目ほどに盛られた丼は京都らしく控えめな量、青ネギが今さらながら珍しい!
京丼の証とされるつゆだく”系ではなく適量の汁がのり香りも子供の頃によく食べた
親子丼(青ネギ)の香りがする。

プリプリのかしわ”も控えめな量だが全体からのバランスがよく量を気にすることは
あまりなかった。ただ某の好物である甘~くて歯ごたえある皮が少なかったのが残念・・・



ご飯も柔らかくされており、昔懐かしいソフト志向の親子丼である。
ハード系の丼食通には歯抜けのような印象をもたれる方も多いだろうが納得と安心(TVショッピング?)
の丼に仕上がっているはある意味好意的ととれる。

900円という価格は丼とって高いほうだろうが、先にさだれる漬物、塩昆布とお茶、そして吸い物
四条河原町近辺と言う事と大正時代風の店内を考えると最低、相殺程度にはなると思う。

補足として友人の油揚げ丼は、油が丼に廻ってしまい油っこくなってしまったとのことであった。

HP→http://www.daikoku-ya.jp/
「京都市中京区木屋町通蛸薬師西入ル南車屋町281」
コメント
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