刀八毘沙門天の1人で仏々

京都を中心とした“クイモノヤ”を‘自己中紹介

京風東山らーめん いしはら(ラーメン)

2013年04月22日 01時06分17秒 | ラーメン(又は取り扱い店)
閉店しました

東山安井を東へ50m、坂を登りきる手前にある京風ラーメン屋さん。
場所柄、常に渋滞となっていて通行の際は十分注意が必要な通りである。

L字型の店内はラーメン屋とは思えないさっぱりした様相で、隅々まで
清掃が行き度々き、町の喫茶店”のような雰囲気である。
決して大きくはないのだが席配置に無理がなく、まさに はんなり”
出来る店内となっている。



東山スペシャルラーメン980円”とのメニューが目にとまりこれに決める!
60代くらいの背筋のピン!と立った女将さんが丁寧に作ってくれた作品は
10分少しで運んできてくれた。



蒲鉾が2枚のった昆布と鰹の魚介和風スープ、さらに柚子が入るが、このことがスープの位を
1ランク上げる結果となっている。
化学調味料も入ってはいるが効果的に使用されワザトラシサはなく素直なスープである。


麺は直麺でごく一般的な中華麺、昔懐かし中華そばや、食堂なので使用される麺で
とりだてて優秀さを書き記すことない麺だが、そのもっちり感がスープによく合い
麺の持っている力を最大限に引き出させてくれている。

チャーシューはロース肉、油身が少なく少しパサついた感じがするのが残念だが
味付けが薄口なので柚子が効いたスープにじっくり浸して頂くとまた違った顔になる。

味玉もほんのり甘めの和風スープによく合い、食堂ラーメンを思い出させる懐かしさがある
作品だが、懐かしさだけでない現代ラーメンがより深く!素材1つ1つを説明せねばらなない
今の時代に警鐘を鳴らす、ラーメンであるように感じる。

和風、京風ラーメンとは色々捻くり回すことでない、素直なラーメンではないかと
つくづく感じさせるラーメンであった。

「京都市東山区安井月見町21」

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