刀八毘沙門天の1人で仏々

京都を中心とした“クイモノヤ”を‘自己中紹介

らーめん玄屋(ラーメン)

2012年05月19日 21時01分21秒 | ラーメン(又は取り扱い店)
伏見区役所の1本南にある酒粕ラーメンで有名なお店。

現在のような色々な素材のラーメンが食べられる時代でなかった時に
酒粕と言う珍しい(今でも珍しい)素材を使ったスープを提供し当時話題を
さらったラーメンさんである。

また当時のラーメン屋としては珍しく木を基調としたモダンな店内であった。
今も変わらぬシックで落ち着いたカウンターとテーブル席の奥長店内だ。


一応普通のラーメンも用意されているのだが、ここは迷わず酒粕ラーメン780円。



色合いからして違っている。
酒粕に少し味噌を混ぜたとろっとしたまろやかな味わい。
他の変り種ラーメンのようにおまけ程度に具財が入っているわけでもなく
意外とガッツリ酒粕である。さすが京の酒処伏見である。
ラーメンを混ぜるさいに出る、ふわっと立ち上がる香りがなんとも気持ちよく
下戸な私でさえいい気分になる。

麺は軟麺を使われていて、かなりスープを吸い込む麺だ。
柔らかい麺は苦手なほうなのだが厭味はなく並に食べられる。

もも肉チャーシューは薄くスライスされやはり味がかなり酒粕にしゅんで”いる。
肉そのもに味はついているものの全体的酒粕で味が統一されたラーメンである。

玄屋が出来た当初、普通のラーメンのほうが絶対いい!と感じていてたのだが
改めて酒粕ラーメンをいただくと、その奥深さに若かった自分を感じる。

東北地方の煮込鍋のようなラーメン、ベストシーズンはやはり冬であろう!
モダンな店内とは違い、酒粕ラーメンはネイティブな日本を垣間見られるようなラーメンである。

HP→http://www5b.biglobe.ne.jp/~genya-/

「京都市伏見区東組町698」


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コメント (2)
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