刀八毘沙門天の1人で仏々

京都を中心とした“クイモノヤ”を‘自己中紹介

誠養軒(ラーメン)

2008年08月27日 00時01分16秒 | ラーメン(又は取り扱い店)
北野天満宮の近所!一条通七本松をちょっと西に行った北側にある。
以前紹介した「萬来軒」をワイルドと表現したが、さらに野性味あふれる
ラーメン屋である。
屋台が店頭に刺さっているかのような店構えである。
周りの店舗も下町情緒あふれる雰囲気で“OLに大人気!”
と間違っても書けないような、すばらしいお店である。

店内はカウンター5席とテーブル席が2つと見たままこじんまり!!
お店のご主人も下町風情あるれる世話好きの方でアットホームな中
ラーメンを食べられる。

ラーメンはと言うと、スープは透き通ったスープで豚骨と鶏ガラ
ベースの醤油味とシンプル。口にした時衝撃はないがスルスルっと
喉をトンネルの如く通過するいやみのない味だ。
麺は中麺でシンプルなスープに準ずる中道の食感!
いかにシンプルに、そして鮮やかに食するかを考えたような組み合わせだ。
チャーシューは(写真はチャーシュー麺)醤油と砂糖で甘辛く味付け
おかず的な味付けで、少し硬くスープに漬けチャーシューの味が
スープに広がるのを楽しみにすればあまり苦にならない。

総体的に見てベーシックな醤油ラーメンで印象に薄いラーメンではあるが
現代人が見失いがちな“ホドホド”な美味しさが感じられる。
なによりも戦後の闇市をヴァーチャル体験できるアミューズメント麺屋
としていつまでもこのまま続けてほしいお店の1つである。
「京都市上京区新建町10 」


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