坂の上のピアノ教室

おうちの方にレッスン室の様子、日頃思っている事をお知らせするためのblogです。

プリムラ復活す

2012-03-26 | 伝えたいこと



ひよどりに食べられてしまったプリムラの花ですが、
ベランダに避難させていたら、だいぶ復活してきました。

玄関脇に戻したら、またダメかしら?



先日、発表会会場の公会堂を丸一日借り切ってリハーサルを
してきました。

クタクタというか、音漬けになり、ぐちゃぐちゃの海綿のようになって
帰ってきました。

私の時間設定がいい加減で、夜に部活帰りに来た中高生は通して一回弾くのが
やっと、という時間しか残らなくなってしまい、申し訳なかったです。
次回は、ちゃんと時間を指定するようにしないと、いけないと
思いました。


とても音響が良いと評判の新しい公会堂で、生徒は何人かすでに
ここで弾いているのですが、私は、全くはじめて。

朝、9時に反響板を夫と大人生徒さんや大学生生徒に手伝ってもらい
セッティング。

次々とリハーサル、練習をしました。

ほんとうに綺麗に良く響くホールで、弾いていて、とてもとても気持ち良かったです。

客席の前方よりも、広い客席の後ろの方で聴いた方が音も良く飛んできて、
綺麗ということもよーくわかりました。

こういう環境で練習したら、無駄な力を入れず、脱力が早く身に付くのだろうなあ、と
思いました。


今の師匠も、亡くなった大学時代の師匠もピアノと器(ホール)にこだわる方で、
大学時代の師匠は、教え子が子育てなどで忙しく門下生の会の出演者、お客様が
少なくなっても、大きなちゃんとしたホールで会をする事にこだわっていらっしゃいました。

私なんかは、不勉強でふまじめだったので

「小さなサロンでもいいのに・・・」なんて思っていましたが。。。。


やはり大きなピアノ、大きな音響の良いホールで弾いたら、
どれだけ自分のためになるのだ、という事が良くわかるのでした。

生徒は、そこまでは考えないけれど、でも、みんな忙しい時間を割いて
リハーサルに来てくれます。

その意識が嬉しいし、
ここで得た無意識の大切なものが
どこかで芽を出す、ということがわかるので、
やはりやってよかったです。


大きい子達の成長も嬉しいですけれど、

発表会1回目、の生徒と、2回目の生徒の音の違いがけっこう歴然とわかったので、

「あ~~、やはり続けるって大切なんだなー。
積み重ねだなーーー。」とつくづく思いました。

決して、1回目がダメ、2回目の子がすごく上手、という意味ではなく、

ピアノから出てくる音の余裕が2回目の子のどの子にも感じられたのです。
経験、という宝物がさせてくれたのだろう、と思いました。


さてさて、そしてこの音響の良い公会堂・・・・


公会堂という多目的の場所なためか、何から何まで、自分たちでやらないと
いけません。

素敵な音響のための反響板も自分たちで設置するのです。

貴重な、1分でも長くリハの為に取りたい時間のうち、朝40分、
本番終わって疲れてるのに、夜40分。。。。


反響板の設置と片づけの為の時間と(本当は)男の人4人が必要なのです。

リハの日は、平日で、男手なんかないので、夫の仕事を休んでもらった以外は
女性でまかないましたが。

発表会当日は、お父さん達の手を借りて乗り切ります。
ご協力、お願いします~~~



本番まで、あと少し。。。


どこかの記事にピアノの先生が


「ブログを書くより、ピアノの練習をする」と書かれていてました。


「そうだよー。ピアノの先生なんだもん。それが正しいよ」
同感です!










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