たとえば、「キラキラ星」や「あめふりくまのこ」や「ぶんぶんぶん」のような良く知っている簡単な
曲の一節を、片手で弾く場面があったとしたら。
その一節を、「キラキラした星をうっとりと眺めているように」だったり
「可愛い小熊が(もしかしたら新しい長靴を履きたくて??)雨降りを喜んでいたり」とか
はじめて、ピアノで知っている曲「ぶんぶんぶん」を弾けた時の喜びを思い出すように
弾いていますか?
知っている、しかも、簡単で、しかも、片手!
チャラチャラ~~~っと弾いてしまうことの方が多いですよね。
とくに子供たちは、丁寧に弾くことが苦手です。
(まあ、それは子供の特権でもあるかもしれないけれど)
でも、そういう事をすると、私は
「そんな風にちゃっちゃら~~と、弾くの先生は好きじゃないなーー」と
たしなめます。
「なんちゃってエリーゼのために」や「なんちゃってアラベスク」は、
誰にでも弾けます。
もしかしたら、ピアノを習ってなくても、友だちがちゃらちゃら弾くのを
毎日聴いてたら、弾けちゃう部分もあるかもしれない。
でも、それは「単なる音の行列」
作曲家がその曲を作った時の気持ちや、
題名から想像出来る風景や、
あなたがこの曲を聴いた時の気持ち
それから、この曲を弾きながら感じる気持ち、を
丁寧に、速い曲は速いなりに
ゆっくりの曲は、ゆっくりなりに、
「ひょうげん、しよう~~よ」といつも言っています。
そこまで、難しく考えなくても、
そこまで、カタい曲じゃなくても、
「なんちゃって」弾きは許しませんのです。
さて、今、連弾で、マルモリや、嵐や、AKBを弾いている子達がいます。
超有名だし、楽しい曲だし、よーく知ってる曲だから、
「なんちゃって、ちゃらちゃら弾き」がついつい出てしまいます。
それを聞いたワタクシ・・・
マネして、「なんちゃって歌い」をしてみます。
全然気合いの入っていない、口の動いていない、
感情のこもってない
口の中におむすびでもほおばっているように
ワタクシ「ねえ、テレビで、あしだまなちゃんや、嵐や、AKBがこんな風に
歌ったらどうよ?!」
セイト「ダメ!!」
そうよ、アイドルが、ステージや、テレビスタジオで、そんなちゃっちゃら歌いを
したら、明日から仕事がもらえません。
ステージでは、物が投げつけられるかもよ。
みんなは、お金をいただくためにピアノを弾いているわけじゃないけれどね。
なあんにも考えないで、弾いてるピアノほどつまらない事はない。
それを聴くのも、つまらない。
どんな簡単なフレーズも、よく知っている、何回も何回も聴いたメロディも
「なんちゃって」で弾かないようにしたいです。
以前の「坂の上のピアノ教室」blogは、 →こちら
曲の一節を、片手で弾く場面があったとしたら。
その一節を、「キラキラした星をうっとりと眺めているように」だったり
「可愛い小熊が(もしかしたら新しい長靴を履きたくて??)雨降りを喜んでいたり」とか
はじめて、ピアノで知っている曲「ぶんぶんぶん」を弾けた時の喜びを思い出すように
弾いていますか?
知っている、しかも、簡単で、しかも、片手!
チャラチャラ~~~っと弾いてしまうことの方が多いですよね。
とくに子供たちは、丁寧に弾くことが苦手です。
(まあ、それは子供の特権でもあるかもしれないけれど)
でも、そういう事をすると、私は
「そんな風にちゃっちゃら~~と、弾くの先生は好きじゃないなーー」と
たしなめます。
「なんちゃってエリーゼのために」や「なんちゃってアラベスク」は、
誰にでも弾けます。
もしかしたら、ピアノを習ってなくても、友だちがちゃらちゃら弾くのを
毎日聴いてたら、弾けちゃう部分もあるかもしれない。
でも、それは「単なる音の行列」
作曲家がその曲を作った時の気持ちや、
題名から想像出来る風景や、
あなたがこの曲を聴いた時の気持ち
それから、この曲を弾きながら感じる気持ち、を
丁寧に、速い曲は速いなりに
ゆっくりの曲は、ゆっくりなりに、
「ひょうげん、しよう~~よ」といつも言っています。
そこまで、難しく考えなくても、
そこまで、カタい曲じゃなくても、
「なんちゃって」弾きは許しませんのです。
さて、今、連弾で、マルモリや、嵐や、AKBを弾いている子達がいます。
超有名だし、楽しい曲だし、よーく知ってる曲だから、
「なんちゃって、ちゃらちゃら弾き」がついつい出てしまいます。
それを聞いたワタクシ・・・
マネして、「なんちゃって歌い」をしてみます。
全然気合いの入っていない、口の動いていない、
感情のこもってない
口の中におむすびでもほおばっているように
ワタクシ「ねえ、テレビで、あしだまなちゃんや、嵐や、AKBがこんな風に
歌ったらどうよ?!」
セイト「ダメ!!」
そうよ、アイドルが、ステージや、テレビスタジオで、そんなちゃっちゃら歌いを
したら、明日から仕事がもらえません。
ステージでは、物が投げつけられるかもよ。
みんなは、お金をいただくためにピアノを弾いているわけじゃないけれどね。
なあんにも考えないで、弾いてるピアノほどつまらない事はない。
それを聴くのも、つまらない。
どんな簡単なフレーズも、よく知っている、何回も何回も聴いたメロディも
「なんちゃって」で弾かないようにしたいです。
以前の「坂の上のピアノ教室」blogは、 →こちら