坂の上のピアノ教室

おうちの方にレッスン室の様子、日頃思っている事をお知らせするためのblogです。

レッスンについて、思っていること

2012-01-12 | 伝えたいこと

♪ピアノは、スイミングやそろばん教室と違って、家での練習がとても大事です。

できるだけ毎日練習をできるように、ご協力をお願いいたします。
(めやすとしては、幼稚園~小2くらい=15分くらい。小3・小4=20分以上。
小5・小6=30分以上。中高生=1時間。ピアノの先生になりたい人は、小学生でも一日2時間以上
弾きましょう)

そばにくっついて教えたりする必要はありませんが、毎日弾くことの出来る環境作りはして
あげてください。
できるだけ、お家の方が、お子さまの弾くピアノに耳を傾けてあげてくださいね。



♪とおりすがりに、1曲でもちょこっと弾けるよう、昼間はピアノの蓋を開けっ放しにしておくといいです。
ピアノの上が洗濯物置き場になっていたり、プリントの山になっていて、邪魔で弾けない!なんてことは、ありませんよね?
また、高さの調節できるピアノ用イス、メトロノーム、電子ピアノのヘッドフォンは必須でお願いします。
ピアノや電子ピアノに対しての座る位置、高さって、とても大事なのです。



♪基本的に,将来1人で楽譜を読み、自分で弾きたい曲を、自分で楽譜を買って、楽しく弾けるようになることを目的にしています。

♪習い始めて1~2年のレッスンは、大きくなってからのピアノとの接し方を大きく左右します。
音符を無理に覚えこんだり、「手を見ないと弾けない子」や、「覚え弾きで弾く子」になってしまうと
将来ピアノは楽しむどころか、一人で弾くことのできないもの、になってしまいます。

おぼえ弾きをして育ったお子さんは、高学年や、中学生になって、曲が長くなったり、複雑になったら弾けなくなってしまいます。
ですから、習い初めは特に丁寧に丁寧に指導しますので、進度は遅いです。
でも、どうぞ心配なさらず、お任せくださると、嬉しいです。



♪ただ弾くのだけでなく,音楽を作る喜び,音色にこだわったレッスンをするように心がけています。
 音楽は、音の玉だけで創るのではなくて、休符、記号、そして演奏する人の個性や感性があって、はじめて音楽になるのだと思います。

ただ、楽譜の通りに弾いたのは「おと」の行列でしかありません。
「音の行列」を「生きている音楽」にするため、生徒さんと一緒にお話をたくさんしたり、歌ったりもします。
出したい音、ほしい音色(おんしょく)をだすために、いろいろなタッチで
ひけるよう勉強します。


また、そのためには、「聴くこと」がとても大事です。
ピアノの音や、音楽を聴く、ことだけでなく、
「おはなしを最後まで静かに聞くこと」ができない人は、
「ピアノの音」も、聞き分けたり、弾き分けたりすることが
苦手な傾向があります。
(これは、大人の方にも、言えることですが・・・・・)


おうちで、ご家族が「お子さまのお話を、最後まで(お話のしっぽまで)」聞いてあげてくださいね。





♪一人ひとりの個性にあった教材を使うようにしています。出来るだけご兄弟では、違う教材を使うようにしています。
いろいろな楽譜は、いつでも貸し出しをしています。出来るだけ、たくさんの楽しい楽譜を発掘してみなさんに紹介するのが、私の楽しみです。



♪希望があれば,コンクールや各種イベントの参加もします。【ピティナのピアノステップ(講評つきのコンサート)や神奈川音楽コンクールなど。】
また、学校の合唱や合奏の伴奏なども、積極的に受けてみると、良いと思います。練習に不安な場合は、レッスンいたします。



♪発表会は,1年半に1回です。原則として全員参加していただきます。
その他、クリスマス会やグループレッスンを企画しています。



♪その他、わからない事、ご相談などいつでもお気軽にお話ください。
基本的に、レッスン中、ご家族のの付き添いは無しにしていただいて
いますが、時々お子さまのレッスンを見学していただくことは
大歓迎です。
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