坂の上のピアノ教室

おうちの方にレッスン室の様子、日頃思っている事をお知らせするためのblogです。

いろんなフォルテ、いろんなピアノ

2020-01-26 | レッスン室から

だいぶ前の事になってしまいましたが、

冬休みを使って、3人ずつの小さなグループレッスンをしました。

 

その時、轟千尋さんの「わたし、ピアノすきかも」を

 

題材として使いました。

 

 

物語の中心になる ミミの一節を ノートに書いておき

物語を読み聞かせながら

轟先生が 細やかに書かれた

 「ピアノのイメージ」

 「フォルテのイメージ」

の頁では、

 

「じゃあ、あなたは この本に書かれた どのイメージで

ミミのメロディを弾いてみる?」と 尋ねました。

 

 

(著作の問題もあるので、不鮮明にしてありますが)

轟先生が書いた たくさんの「たとえ」から

 

好きなピアノの感じ

好きなフォルテの感じ

 

を、選んで その「感じ」で弾いてもらいました。

 

「たとえ」方によっては ノートに書かれた音よりも

 

「1オクターブ高く弾いてみたら?もっと その感じに近いかな?」とか

逆に 「うんと低い音で弾いてみたら?」 「両手で ユニゾンで弾いてみたら?」」とか

 

提案しながら それぞれの 「ミミのメロディ」を弾いてみました。

 

グループレッスンの いくつかの題材の一つに扱うには 物語そのものが ちょっと長かったので

今回は 「ピアノ」と「フォルテ」のところまで

『続きは レッスンの時ね~』で終わりましたが

自分たちの弾く シンプルな曲の中にも このたくさんのイメージを

感じられるといいな