坂の上のピアノ教室

おうちの方にレッスン室の様子、日頃思っている事をお知らせするためのblogです。

目で追って 先を見る

2016-12-03 | レッスン室から

数人の小中学生と トーンチャイムの練習をしています。

希望者だけで 近所のケア施設で クリスマスコンサートに
チャイムを演奏させていただくための練習です。





音符に書いたチャイムの楽譜  や  歌詞にマークをしたチャイムの楽譜(楽譜とは言えないかな?)

で練習してるのですが、私が思うより ずっとスムーズに演奏できて 感動します。


いわゆる 

初見がきく 

音楽のながれを 苦なく感じて

楽譜や練習プリントを目で追っていかれるようなテクニックが知らず知らず身についているからです。


ピアノのレッスンで 何年も何年もかけて積み重ねてきたことが

現れているからです。


楽譜の流れを 目で追う 

そして一歩先を見ていく  という作業は

実生活でも 多く使う場面がありますよ


車の運転が 良い例です

自分の運転している車の その地面だけ見ていたらタイヘン!

いつも何メートルも先の道路や 周辺を注意してみながら
運転する事が 必要なわけ ですね


お料理しているときだって

お鍋に水を入れて 火をつけて

ダシを入れて

野菜 を切って入れて

火の通り具合を見ながら 

お豆腐入れたり

煮えすぎないうちに お味噌入れたり

火を消したり

美味しいお料理を作りには 手順と流れが 大切


楽譜を読んで 音楽の流れに乗って

自分の楽器を 奏でる

全部 流れて つながっています

先をみる 先を読むことが 大切