坂の上のピアノ教室

おうちの方にレッスン室の様子、日頃思っている事をお知らせするためのblogです。

変な学び

2015-07-05 | 日々
先日、一番小さいマゴの健診に行きました。

自分の息子たちの時以来の 乳児健診。


最初は 保健婦さんの問診です。

何人もの 保健婦さんが 問診しているのですが、
マゴの呼ばれたのは 一番ベテランに見える方。
(ちょっと いやな予感が・・・私、自分はベテラン先生のくせに。。。)

しかも、この日は特別なのか いつもなのか
保育学校?看護学校?の学生さんが実習生として何人かお手伝いを
していました。

問診コーナーでは、このベテラン保健婦さんの所にだけ、一人の実習生が
隣に座って聞いていました。


マゴは 順調に育っていますので、ちょっとした心配ごとにも
「そのままで 大丈夫よ」「それで良いのよ」と
言っていただきました。

が、(私が思うに)実習生にそれとなく聞かせる(教える)ために
一般論をマゴにあてはめてちょっと誇張して

「こういう時はこうした方が良いんですよ」と
言うことをいくつか言われました。

なんだか、お嫁さんの遊ばせ方に落ち度があるような、
接し方に落ち度があるような、、、そんなモノの言い方でした。

全くそんな事はないのは、私が良く知っているので

「そんな事はないですよ」というような助け舟を出してしまいました。

保健婦さんは  「あら、失礼しました」だって。


あとで、お嫁さんには

「実習生が聞いてたから、なんでも誇張して話してたと思う」と言っておきました。
幼児教育出身のお嫁さん、「あ、そうかー」と納得してましたー(ホッ。。)




ベテランの陥る「教えたがり」
私にも、思い当たる事があります。

ふだん レッスンに同室していないお母様が 時々見学に付き添います。

そんな時、全く100パーセント いつもと同じように子供たちに接するか、、というと
私には 「お母さんや第三者が いても いなくても 絶対同じ!」と言い切る自信は
ありません。

常に同室の場合は 別として

たまにしか レッスンをご覧にならないお母様だからこそ

「こんな感じに うまくいかない時は こういうアドバイスをしたら、
ふっと力が抜けるんですよ」

「こんな言葉かけで ガラっと音楽が 色づくんですよ」

なんてことを いつもよりも アピールしちゃう事があるんです。
(そんなヤツ、わたしだけかしらん??)

それが プラスに作用すればよいけれどね。

人のフリみて、わがフリを気をつけようと、思ったわけでした。