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韓国だより11月号

2021-11-28 10:38:00 | 全国会員

 ソウル在住の宝田さんからの韓国だより11月号を紹介します。尚、この記事は現在も隊友会熊野支部長を務められている「熊野支部だより」に掲載されたものです。

 ◆ 韓国からアンニョンハセヨ(支部長韓国だより)

●11月1日から日常生活の規制が緩和されています。
 韓国政府は、ワクチン接種の進捗状況を踏まえ、日常生活の規制緩和を3段階に分けて推進する計画を発表しました。第1段階では、生活関連施設、つまり食堂・カフェ・カラオケ等を対象に営業時間制限を撤廃しました。これは、651日ぶりのことだそうです。写真は、11月1日夜の賑わった居酒屋風景を伝えた2日付け朝鮮日報です。ところで、この時期の韓国の新規感染者数は高止まりの状態が続き、ほとんどの日が2000人を超え、重症者数も過去最多を記録していました。そのような状況でも、規制緩和策を発表する韓国政府の決断には、何かと判断が遅い日本政府と比較して、特に帰国の目途が立てられない私にとって羨ましく感じます。

●韓国ではインスタントラーメンが大変好まれています。
 その消費量は、年間一人当たり70食を超え世界第一位です。スーパーの棚には様々な種類の即席麺が所狭しに並べられ、今では国民的食品となっています。ところが、これが日本発祥の食品であることは、あまり知られていません。
 韓国で最初に即席ラーメンを販売したのは、三養食品という会社で、実は、これには日本の明星食品が大きく関わっています。明星食品は1963年に三養食品と合弁で韓国に工場を開設し、この時、三養食品に対して無償の技術提供を行い、その後、設備いっさいを一千万円という破格ともいえる安い価格で譲渡したそうです。これは、当時、最貧国だった韓国の食糧事情をどうにかしたいという三養食品社長の心意気に奥井明星食品社長が男気をもって応えたということだと思います。この話についても、韓国の中で知る人はほとんどいないようです。

 今の「三養ラーメン」は、その影響を受けているのか辛さも控えめで、日本人である私の口にもよくマッチします。なお、韓国の即席ラーメンの内容量は、日本が100グラムなのに対して120グラムと大き目で、年寄りの昼食としても手頃な量です。
 韓国で最も人気のある銘柄は、日本でもお馴染みの「辛ラーメン」で25%のシェアを占めています。製造・販売会社の「農心」の創業者は、ロッテ創業者の重光武雄氏の実弟である辛春浩氏で、兄の反対を押し切ってロッテから独立して会社を立ち上げました。商品名の「辛」は、味が辛いというだけでなく、創業者の名前にも由来しています。写真は日本のサッャ壕齡ヤとその大きさを比べたものです。

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韓国だより10月号

2021-11-21 11:36:00 | 全国会員
 ソウル在住宝田さんからの韓国だより10月号を紹介します。

 ◆ 韓国からアンニョンハセヨ(支部長韓国だより)

●韓国のお盆(秋夕:チュソク)は旧暦8月15日です。
 今年は9月21日(火)がその日でした。この期間は、昔の日本のように、親戚一同が集まり、墓参りや法事などを行います。しかし、今年は土・日曜を含めて5連休で、しかも政府から災害支援金が支給されたにもかかわらず、コロナの影響から里帰りをする人は多くなかったようです。
(下の写真は、自宅近くの国立中央博物館から撮った中秋の名月です。)

●国立墓地を訪れ、朴正熙大統領の墓を参拝しました。
 以前から、朴正熙元大統領の墓所がある国立墓地を訪ねてみたいと思いつつ、実現できていなかったのですが、旧盆(チュソク)の期間に訪ねてみることにしました。ところが、正門まで到着して、この期間が遺族の参拝を優先するために予約制となっていることを知り、入場を諦めざるを得ませんでした。改めて訪れたのは、2週間後の10月4日(月)でした。
 韓国には国立墓地がソウルと大田にあり、ソウルの墓地は国立ソウル顕忠院と名付けられています。ここには日本統治時代の独立運動家や国家功労者、朝鮮戦争、ベトナム戦争の戦死者、朴大統領など歴代大統領が祀られ、その数は約17万人です。敷地面積は、約143万㎡で東京ドームが軽く30個は入る広さです。それぞれの墓は、整然と配列され、造花が均一に供えられ、驚くほど見事に管理されています。

 その中で朴大統領の墓所(写真下)は敷地の最も奥にあり、正門から墓所入口まで最短コースを歩いて約20分かかります。入口から墓までは、約80メートルの石段を登ります。大統領は、先に銃弾(文世光事件)で唐黷ス陸英修夫人の墓の横に埋葬され、波乱万丈だった人生をお互いが称え、そして、いたわっているように見えました。

 ところで、この墓地には、昨年7月に99歳で亡くなった白善樺(ペク・ソニョプ)元将軍が祀られていません。白将軍は弱冠32歳で韓国軍最初の大将に昇進し、朝鮮戦争では韓国滅亡の危機を救った最大の功労者の一人です。また、戦後は、交通部長官、フランスやカナダの全権大使、そして会社経営者として、国の発展のために数多くの業績を残されました。これにより李明博政権当時、死後この墓地に埋葬される決定がなされたのですが、日本統治時代に日本に協力したという現政権の判断から、もう一つの国立墓地である大田顕忠院に埋葬されました。救国の大恩人に対する文政権のこの処置、日本人の感性からは、到底理解できるものではありません。
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73通信同期会Zoomミーティング

2021-11-21 11:20:00 | 全国会員
 昨夜、恒例の通信同期会Zoomミーティングを開催しました。コロナ感染も治まって、皆さん忙しくなったのか、参加者は7名でした。
 トピックは、浅地さんが現在車3台、バイク2台所有に加えてまた185ccのバイクを1台購入し、ツーリングしているとのこと。そろそろ断捨離したらとお勧めしました。(笑)
 また、宝田さんには現在韓国がコロナ感染が約三千人/日と拡大している原因等について、確認しましたところ、アストラゼネカ製ワクチンが他のワクチンに比べて1/5の効果しかないとの専らの噂を聞いているが、信ぴょう性については疑問とのお話で、結局原因分からずとのことでした。また宝田さんが隊友会熊野支部に出されている「韓国だより」10、11月号を頂きましたので、じ後の投稿で紹介させていただきます。

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リアル通信同期会

2021-11-07 10:11:00 | EA会員
 コロナ感染もかなり抑制されいる中、昨日久しぶりのリアル通信同期会が八王子在住の高橋さんの奥様がやっておられる「正月」という割烹でありました。参加者は8名で、会場が密にならないちょうど良い具合の会でした。約2年ぶりの再会で、まずはこのコロナに負けずに生き延びられたことを祝して乾杯し、家に籠っていたこれまでの四方山話に花が咲きました。



 会には目の不自由な長岡君も元気に参加して、会の最後には彼がみんなの頭を触って、各人の寄る年波を確認してくれました。

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令和3年秋の叙勲

2021-11-03 14:04:00 | 連絡事項

 2年に及ぶコロナ禍も漸く治まりつつあり、総選挙が終わり政局もしばらくは安泰の様子です。皆様お変わりございませんでしょうか。

 さて、令和3年秋の叙勲で以下の同期生の皆様が瑞宝小綬章を受章されました。謹んでお祝い申し上げます。(敬称略)

 池上均、太田康和、大竹史郎、倉井明、佐藤吉信、松岡和夫
 

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