GREAT LOVE KINGDOM

山を楽しむために生きる。

さらばMANIAC☆&ちょっとだけ介護の話

2012年09月30日 21時23分01秒 | 我が家の話

こんばんは。

台風17号が関東地方に接近していますね。

先ほど無事に自転車で帰宅したのですが、羽倉橋を延々を渡る際、吹き込む雨が耳に入り続けたのでさ。

何だか頭がキーンとしています。

 

レンタルビデオ&DVDの店『MANIAC(マニアック)』(埼玉県限定のチェーン店か?)

ボクが川越に住んでいた頃、UNO君と初めて行ってからの長いお付き合いでした。

1998年頃に新座に引っ越し、たまたま近くにMANIACが出来たのでずっと愛用して来たんだけどね。

今年に入った頃から『そろそろヤバいんじゃ・・・』と思っていたら。

やっぱり閉店となってしまいました。

今日、9月30日を持って閉店となりました。

11月中旬からはGEOになるようで。

使い勝手の良い店だとラッキーだけどね。

 

昨日から息子と妻はバスケの遠征で新潟に行っています。(先ほど無事に帰宅しました。)

昨日は休みを取って娘とお留守番。

有意義に使えれば良かったんだけど、何か疲れがどっとでてしまってさ。

一緒にダラダラとテレビを見て昼寝をして過ごしました。

夕食は昔、なじみだった焼肉屋に行こうと思ったんだけど。

その店はおろか、近隣の焼肉屋もどこも一杯で断念・汗。

結局、近くのガストに行きました。

 

普段、家族でガストに行くことはまずないんだけどね。

たまにはファミレスも良いのかなと思ってさ。

娘はマグロ丼、ボクはキノコの雑炊を食べました。

そして寝る前にAKB48のDVDを一緒に観て、娘が寝た頃に黒子のバスケを読んで寝ました。

 

今日は午後からとある精神病院へ実態調査へ行きました。

毎度のことながら詳しいことは書けないけれど。

色々な人生模様、家族模様があるね。

 

今日のことは書けないけれど。

今日はちょっとだけ仕事の話し。今月中旬に実態調査に行った時の話しを書きます。

 

そのお爺さんは8月中旬に内科的な治療(手術)のために入院。

比較的、簡単な手術を受け、1週間から10日で退院する予定でした。

しかし、入院翌日に手術を終えその夜に病院内で転倒…。

不運にも大腿骨を骨折してしまいました。

病院と家族の話し合いの結果は手術をせずに保存的治療を行うと言うもの。

それがお爺さんの人生を大きく変えることになってしまったのです。

 

お爺さんは骨折した部位が痛くて夜中にうめき声を上げる…身体をよじる…。

人間として当たり前の反応だと思います。

しかし病院側は『不穏行為』と判断を下し、お爺さんを身体拘束しました。

身体拘束をされてさらに不安を感じたお爺さんは必死に抵抗。

点滴が抜けてしまい、パジャマには血がべっとりと。

その病院の看護師は余ほど無神経なんでしょうか。

9月中旬にボクが実態調査に行った際、お爺さんのパジャマにはたくさんの血が付着したままでした。

お爺さんは表情もなく、よだれを垂らしてぐったりしていました。

家族曰く、入院前は認知症などなく普通に生活していたとのこと。

涙ながらに『なんでこんなことになってしまったんだろう…』とボクに訴えかける様に話をして来ました。

家族はお爺さんを心配する気持ちと、病院への不信感でとても複雑な表情をしていました。

医療相談室の方に医療情報を提示してもらう。

病院側が言う『不穏行為』があるのにも係らず、精神薬や睡眠導入剤は記されていない。

不思議に思ったので『本当に服用している薬はこれだけですか?』と質問すると。

はっとした表情で『ちょ、ちょっと待って下さいね。確認して来ます。』と言い、ナースルームへ入って行く。

暫くして相談員が持って来た記録に記されていたのは…就寝前に服用している2種類の精神薬と3種類の睡眠導入剤だった。

通常、就寝前にこれだけの薬を服用することは考え辛い。

認知症の症状もなく入院した人がたった3週間でこんな廃人みたいになってしまうのか…。

グループホームで受け入れが出来るレベルではないけれど、何とか退院させて、御本人も御家族も安心して生活出来る環境を作れないものか…。そんなことで頭がグチャグチャになりながら病院を後にしました。

 

現状ではホームでの受け入れは難しいため、ホーム側の看護師(常駐の看護師ではない。)を同行させて再度、実態調査を行うことに。

最初の実態調査から1週間後、御家族に再度、実態調査をさせて頂きたい折を連絡しました。

 

そして御家族から衝撃的な報告を受けました。

『今朝、亡くなりました…』

病院からの説明では『朝、5時の巡視に行ったら息がありませんでした。原因は不明。原因が知りたければ解剖をしましょうか?』と言う極めて冷たい反応だったらしい。

家族は『もう一度、お父さんには楽しい生活をさせてあげたかった。本当に悔しい。』と涙ながらにおっしゃっていました。

ボクの意見はどうこう書けませんが、入院する病院の対応によってその人の人生は大きく変わる可能性がある。

それは介護施設も同じ。

ボクら介護職員の対応によって、その人の人生は大きく変わる可能性があるのです。

 

高齢者(認知症)介護。キツくて安くて誰もやりたがらない仕事かも知れません。

けれど、ボクは思います。

今まで輝かしい、素晴らしい人生を送ってこられた大先輩方の尊い晩年のお手伝いをさせて頂ける仕事。

せっかく縁があってこの仕事をしているのだから、この仕事の素晴らしさを伝えたい。

 

とは思うけれど、守秘義務もあるからなかなか書くことは難しいんだけどね。

 

明日は最も忙しい月初1日。

台風が無事に去って朝には晴天になっていることを願います。

 

ケセラセラ☆

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2 コメント

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職業貴賤 (UNO)
2012-10-04 21:41:49
自分の仕事を「素晴らしい」と言い切れること。
羨ましく思いました。
明日は少し初心に返ろうと思います。

マニアック、懐かしいですね。
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UNO君☆ (セクラクララ)
2012-10-05 20:24:56
確かに介護という仕事は尊く素晴らしい仕事だと思います。

しかし、男性の寿退社があるほどの貧給が現状です。

すこしずつは処遇改善されつつはあるけれど、まだまだ魅力ある仕事とは言えないんだろうね。

だからこそ、介護の仕事の素晴らしさを伝えて行かなきゃなと思います。
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